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海外で賃貸アパートやマンションを借りるときは海外旅行保険の携行品と賠償責任に注意

海外で借りた部屋での盗難や火事は保険対象外

これはカード付帯保険だけではなく、有料の海外旅行保険でも同じ注意点なのですが、ホテルでの滞在ではなく、現地で部屋を借りるときは注意してください。

というのも、現地で賃貸契約を結び、部屋を借りた場合は、「借りた部屋=居住施設=保険対象外」となるからです。借りた部屋で、問題となるのは、携行品損害(=持ち物)と賠償責任の補償です。

下で詳しく解説します。

借りた部屋では、携行品損害(=持ち物)と賠償責任の保険金は出ない

借りた部屋だと、保険金は↓こうなります。

●携行品
借りた部屋の中で、持ち物が盗難されたり、破損させられたりしても、海外旅行保険から保険金は出ない

●賠償責任
借りた部屋で火災や水漏れなどを起こし、損害賠償を請求されても、海外旅行保険から保険金は出ない

宿泊施設と居住施設とで違う

ホテルなら「宿泊施設」なので、携行品も賠償責任も保険対象です。それが、借りた部屋だと「居住施設」と見なされ、保険対象外になります。

「宿泊施設」か「居住施設」か、という違いが大きな違いなのです。

ただ、この「宿泊」か「居住」か、という2つの線引きは、単純ではありません。私が調査したところでは、保険会社ごとにも回答が違いましたし、また、全く同じ施設でも状況で変わる、との回答でした。

一応、一般的な分類と、どういう状況だと「居住」だと見なされがちなのか、を調べて、まとめてみました。↓こんな感じです。

宿泊施設と居住施設の一般的な分類

宿泊施設
ホテル、ホームステイ、寮(トイレ/バス/台所が共同)

居住施設
アパート、借家、長期滞在のコンドミニアム、賃貸契約があるシェアハウス、寮(個室にトイレ/バス/台所あり)

一般的には、↑こういう分類になります。たしかに、有料の海外旅行保険で有名な、損保ジャパン日本興亜の「海外旅行保険off!」の公式ページには、ハッキリと、↓こう書いてあります。

損保ジャパン日本興亜「海外旅行保険オフ」公式ページより
Q. 留学のため学校の寮に宿泊しますが、賠償責任の補償はされますか?
A. ホテル・ホームステイ・寮は「宿泊施設」とみなされますので、その施設の客室・部屋に与えた損害は補償の対象となります。 また、「宿泊施設」内の携行品は携行品損害の補償の対象となります。
http://faq.sjnk.dga.jp/off/faq_detail.html?id=50065

↑この説明だと、施設によってハッキリとわかれていて、判別しやすく思えますよね。でも、これは、「海外旅行保険off!」が、最長92日間という短期の保険で、ほとんどの利用者がすぐに帰国するから、こうハッキリ書けたのだと思われます。

というのも、実際に、保険会社や保険代理店に尋ねてみると、↓こういう回答をされるからです。

宿泊か居住かは「実態」で判断します

宿泊なのか居住なのかの判断は、保険会社は、利用実態によって判断するんだそうです。人によっては「ホテルに住む」という人もいますよね。上の分類で宿泊施設になっている施設でも、居住っぽく利用している場合は、居住として判定されることもあるようです。

では、どんな実態があると、「居住」と見なされるのでしょうか。しつこく聞いて、なんとか聞き出してみたのが、↓コレです。

居住施設と見なされがちな要素

居住施設と見なされがちな要素
●賃貸契約がある場合
●1つの施設での滞在日数が1ヶ月以上の場合
●宿泊費ではなく家賃の場合。宿泊費の計算が1日ごとではなく、1ヶ月をベースに日割り計算しているなど
●部屋にバス・トイレ・台所が完備されている場合
●現地で就労している場合

ただ、1ヶ月以上の滞在でもバカンス的な滞在なら「宿泊」と見なされることもあるようなので、やはり実態による、としか言えません。留学も期間が長くなると「居住」と判断されることもあるそうです。

結局、1ヶ月以上の海外へ行く計画がある人は、滞在プランをハッキリさせたら、一度、お持ちのカードの保険デスクに確認したほうが良さそうです。

AirBnBの部屋は、海外旅行保険の対象になるのか?

AirBnBに関しても調べてみましたが、これも同じように、その部屋の形態と、利用実態によって変わるとのこと。AirBnBなので、賃貸契約はありませんよね。でも、借りた部屋を「宿泊施設」っぽく使っているか、「居住施設」っぽく使っているか、で、携行品損害&賠償責任が効くかどうかが分かれる、とのこと。

有料保険なら居住施設でもOKのものがある

ちなみに、有料の海外旅行保険で「留学プラン」や「アパート・借家プラン」、「駐在員プラン」などなら、居住施設内でも、持ち物も賠償責任も保険で補償してもらえるものがあります。補償項目の名前が変わります。(それぞれ、携行品損害の拡張版、個人賠償責任の拡張版と考えてください)

●携行品損害 ⇒ 生活用動産
●賠償責任 ⇒ 賠償責任(長期用)

ただ、3ヶ月以上など、長期保険になってしまいます。

まとめ

カード付帯保険を含む、普通の海外旅行保険では、現地で部屋を借りた場合は、

●部屋内での持ち物の盗難や破損は補償されない、と心構えをするしかありません。

●部屋に対する火災や水漏れなどの損害賠償も補償されません。火災に対しては、現地の火災保険に入る、というのも選択肢として考えておきましょう。

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[コツ]保険付帯カードは、まず「子供の保険が必要かどうか」で決めるべき
保険付帯カードを選ぶコツは、まずは「18歳未満の子供の保険が必要かどうか?」を決めること。

●子供の保険が必要 ⇒家族特約付きカード(種類少ない。年会費高い)
●子供の保険は不要 ⇒一般カード(種類多い。年会費安い)


となります。配偶者や同居家族がいても、18歳以上なら、家族カードを作ることで、同じ保険を持つことができるので、家族特約付きカードは不要です。

子供の保険が不要な人は、↓こちらの比較表をどうぞ。


海外旅行保険付帯クレジットカード比較表(子供がいない人向け)
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(↑画像をクリックすると飛びます)

子供の保険も欲しい人は、↓こちらの家族特約付きカード比較表を。


家族特約付き海外旅行保険50枚比較表
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海外旅行する学生のおすすめクレジットカード選び
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のむてつ

サイト「ちょろいもんだぜ中国生活」運営。上海生活歴7年(現在日本)。中国一年目のとき、保険代理店に勧められるままに無駄に豪華な海外旅行保険に加入、あとで約4万円節約できたことを知り、泣く。そのときの後悔から海外旅行保険節約と、クレジットカード活用にハマる。日本人よ、もっと海外に挑戦しよう!

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