子供に海外旅行保険って必要?国保や社会保険じゃダメ?調べたことまとめ
「海外旅行中は、ずっと一緒にいて面倒見ているわけだし、子供に海外旅行保険は不要なんじゃないか?」
と、ふと思ってしまった私。子供の海外旅行保険なしで、旅行に行っている人がいないかな、と調べてみたところ・・・
いやいや、やっぱり絶対に子供にも海外旅行保険、必要でした!(汗)
必要な理由、いろいろと調べてみたので、ここにまとめておきます。
理由1. 子供のほうが海外旅行でケガ/病気をしやすい
なぜなら、「子供のほうが体調を崩しやすい/ケガしやすいから」。この理由が一番です。
保険会社各社を調べてみると、むしろ、9歳以下の子供だと保険料を高くしている保険会社もあるくらい。保険料が高い、ということは、つまり、よく使われていて保険金との採算が合わないから。
現実は、子供の保険は不要なんじゃないか、というよりも、むしろ、子供の保険をいかに節約するか、が、節約の成功の分かれ目になる、ということなのでした。
理由2. 海外の病院代は高く、日本の国保や社会保険では不足する場合が多い
日本の場合、子供だと、医療費を自治体が補助してくれて、医者にかかっても3割付帯ではなく0割負担ということも多いですよね。地域によって、小学生まで無料とか、中学生まで無料とか、違いはありますが。
この医療費補助、もちろん、海外で病院にかかったときも対象です。ただし、注意点があります。
海外でかかった医療費を、帰国後、自治体などに請求するのを「海外療養費」と呼ぶのですが、この海外療養費、かかった費用の全額が対象になるわけではないんです。↓こういうルールがあります。
・「海外でかかった医療費」と「同じ治療を日本で受けたときかかる医療費」を比較し、安いほうに対して支給
海外と日本の医療費を比較すると、大体の場合、海外のほうが高くなります。つまり、大体の場合、自腹が発生します。その理由は↓これら。
●日本の医療費は世界的に見て安いから
●海外で病院に行く場合、安いローカル病院に行くのは難しく、高い外国人専用病院(病棟)に行くことになるから
●海外の病院はビジネスライクで、特に外国人にはふっかけてくることが多いから
↑こういうことも考えて、海外旅行保険で自衛しておかないといけないわけです。
また、↓こちらのルールにも要注意です。
・日本で保険証が使える医療にしか海外療養費は支給されない
これは何が問題かというと、
●海外の病院での通訳費用は必ず自腹
ということです。
以上のような感じなので、いくら日本では子供は0割負担であったとしても、海外旅行では、国保や社会保険だけを当てにして海外旅行保険に加入しないでおくと、病院にかかった場合、高確率で自腹が発生します。
理由3. 海外旅行保険なら病院の費用を全額、保険金でもらえる
海外旅行保険は、病院にかかったときの費用を、全額、保険金でくれます。
日本の医療保険の「入院1日1万円」など、ではないんです。海外旅行保険では、病院で、かかった費用の100%をもらえます。病院でぼったくられたとしても、ぼったくられたぶんも保険会社が払ってくれます。
さらに言えば、通訳費用、病院までのタクシー代なども保険金でもらえます。海外で子供を病院に連れていくのに、バスや電車で行くのなんて、ちょっと想像しただけでも最悪ですよね。その意味で、保険でタクシー代が出るのは、助かります。
なので、子供の海外旅行保険、絶対にあったほうがいいです。
↓こちらの記事では、そんな子供の海外旅行保険の節約方法をまとめています。UCSカードや三井住友VISAカードなど、子供の海外旅行保険がお得なカードも紹介しています。よかったら見てみてください。