1. TOP
  2. カード保険の注意点/危険性
  3. JAL&ANAカードの海外旅行保険は傷害・疾病治療費の補償が無い(涙)|←海外生活者の観点から

JAL&ANAカードの海外旅行保険は傷害・疾病治療費の補償が無い(涙)|←海外生活者の観点から

 2012/04/13 カード保険の注意点/危険性
  2,959 Views

JALカード(一般JALカード)と、
ANAカードに付帯している海外旅行傷害保険
は、
死亡保険と救援者費用のみで、
普通の旅行で最も必要とされる、
ケガ・病気・損害賠償・携行品(持ち物)の
補償がありません。

イチオシ年会費無料カードの海外旅行保険補償額

JALカード&ANAカードの
海外旅行保険補償額
●傷害死亡 1000万
●病気ケガ  なし
●賠償責任 なし
●携行品  なし
●救援者  100万
海外旅行や海外生活に非常に近い業界である
航空会社なのに、どうしてこういう部分を気に掛けてくれないのか、ちょっと不満です。
まあ、わかるんですよ。結局、付帯保険なんて「無料サービス」ですから
節約しようと思ったら、こういう無料サービス部分から削りますよね。
実際、海外旅行保険の中でも、
「病気ケガ治療費」って、保険料の約7割を占めるんです。
「携行品」が保険料の1割。ですから、それらの項目を除外してしまえば、
保険料は2割しかかかりません。
参考:バラ掛け海外旅行保険の保険料の内訳
バラ掛け海外旅行保険の保険料比率表
ですから、JAL&ANAカードって、
他のカードよりも、保険料を8割ケチッている
、ってことです。
さらに、ひどいのは、この2つの航空会社、
自社サイト内のカードの説明で、
「海外旅行保険 最高1,000万円!」などとアピールしていて、
ケガや病気治療費などが全く入っていないことを説明していなかったり、
説明が全く目立ってなかったりします。これは本当にヒドイです。
海外旅行保険がカードに付帯することが、
メジャーになってきましたので、JALとANAには、
本当に意識を変えていただきたいです。

\ SNSでシェアしよう! /

海外旅行保険節約研究所の注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

海外旅行保険節約研究所の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!
[コツ]保険付帯カードは、まず「子供の保険が必要かどうか」で決めるべき
保険付帯カードを選ぶコツは、まずは「18歳未満の子供の保険が必要かどうか?」を決めること。

●子供の保険が必要 ⇒家族特約付きカード(種類少ない。年会費高い)
●子供の保険は不要 ⇒一般カード(種類多い。年会費安い)


となります。配偶者や同居家族がいても、18歳以上なら、家族カードを作ることで、同じ保険を持つことができるので、家族特約付きカードは不要です。

子供の保険が不要な人は、↓こちらの比較表をどうぞ。


海外旅行保険付帯クレジットカード比較表(子供がいない人向け)
海外旅行保険付帯クレジットカード比較表(子供がいない人向け)

(↑画像をクリックすると飛びます)

子供の保険も欲しい人は、↓こちらの家族特約付きカード比較表を。


家族特約付き海外旅行保険50枚比較表
家族特約付き海外旅行保険50枚比較表

(↑画像をクリックすると飛びます)

学生さんは、学生ならではのお得なカードがあります。こちら↓


海外旅行する学生のおすすめクレジットカード選び
海外旅行する学生のおすすめクレジットカード選び


最新情報をお届けするメールマガジン


新しく発見したカード利用方法や注意点などを、メールマガジンでお届けします。

のむてつのメルマガ 登録フォームへ

最新情報の届く、のむてつメルマガの登録はこちら

ライター紹介 ライター一覧

のむてつ

のむてつ

元高校教師。公務員を辞め、上海に渡り起業。上海生活7年(現在日本)、国際結婚歴17年(2007年〜)、海外ビジネス歴21年(2003年〜)。もともと自分のために調べ始めたカード付帯保険ですが、ブログでまとめるようになって20年(2004年〜)。2024年末で、読者からいただいた相談数が1,400件を超えました。今も海外滞在者の役に立つよう、情報を集め続けています。

2019年6月 マレーシアナビ カード保険セミナー
2019年6月 マレーシア在住者向け勉強会
2018年8月 マレーシアナビ カード保険セミナー
2018年8月 マレーシア在住者向け勉強会
2018年8月 カード保険勉強会@ペナン島
2018年4月 マレーシアナビ カード保険セミナー
2017年10月 マレーシア在住者向け勉強会

質問があれば、お気軽にこちらからどうぞ。(初歩的な質問でも大歓迎です) ⇒ 質問する