楽天カード海外旅行保険 夫婦で2倍ワザの使い方と注意点
楽天カードに付帯する海外旅行保険は、夫婦で家族カードを発行し、夫婦で4枚持つことで、保険金限度額を2倍にすることができます(死亡補償以外)。
その「夫婦で2倍ワザ」のときの使い方と注意点を、ここにまとめておきます。
楽天カードの特徴の復習
楽天カードの海外旅行保険は少し独特なので、特徴を復習しておきましょう。
①利用付帯(=出国前の旅費交通費支払いで保険が有効になる)
②本会員だけではなく家族カード会員にも保険が付く
③同じ楽天カード会員の同行者なら、同行者の分も一括で1人が旅費交通費払いしても、その同行者の保険も有効になる
↑これらの特徴をふまえ、ややこしくなるのは、「利用付帯の有効にさせる方法」です。
夫婦で4枚持っていたとき利用付帯をどう有効にさせるべき?
では、↑こんな感じで、夫婦ともに本会員となり、夫婦がお互いの家族カードを発行して、夫婦で4枚の楽天カードを持っている場合を考えてみます。
付帯保険を有効にするためには、どうすればいいのでしょうか?4枚ともに1回ずつ交通費支払が必要なら、とても面倒ですよね。
調査したところ、実は、↓こんな感じになるようです。夫婦での旅行の場合と、一人での旅行の場合と、わけて解説します。
夫婦で一緒に海外旅行する場合
夫婦で一緒に旅行する場合は、「同行者」となるため、上の③の特徴が働き、同行者が持っている楽天カードの保険が有効になります。
↑上の図で言うと、夫の本会員カードで2人分を支払ったので、妻の持つ本会員カードと家族カード、合計3枚のカードの付帯保険が有効になります。
一方、夫が持つ家族カードは保険が有効にならないので注意が必要です。
夫の持つ家族カードの保険を有効にするためには、その家族カードで夫の分の旅費交通費を支払うか、妻の本会員カードで夫の分の旅費交通費を支払う必要があります。
具体的に言えば、夫の本会員カードで夫婦2人の航空券やツアー代金を支払い、あとは、夫の家族カードで家から空港までの交通費を支払う、という感じにすれば、4枚分の付帯保険をすべて有効にできます。
夫婦の片方が、一人で海外旅行する場合
次に、お互いに本会員カードと家族カードを持つ夫婦の一人が、一人だけで海外旅行する場合を考えてみましょう。
一人旅行のときは、一人で2枚を持っているだけなので、さきほどの「同行者」の特権が使えません。
つまり、本会員カードと家族カードの両方の保険を有効にしたい場合は、それぞれのカードで自分の分の旅費交通費支払いが必要になります。
具体的に言えば、本会員カードで航空券やツアー代金を支払い、あとは、家族カードで家から空港までの交通費を支払う、という感じにすれば、2枚の付帯保険をともに有効にできます。
まとめ
かんたんに言えば、楽天カードは夫婦での家族カード発行で、付帯保険を2倍にできますが、すべての保険を有効にするためには最低2回支払いが必要、ということです。
「旅費交通費支払い」の手段は、結構いろいろあります。航空券、パッケージツアー、空港までの電車、バス、航空券の座席指定料などもあります。
詳しくは↓こちらに書いているので、参考にしてみてください。