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３９．お尻を笑う日本人とオムツを笑う中国人
０４年１月７日(水)
先日のことです。
ある中国人教師が生徒さんの家での授業から
帰ってきました。
複雑な表情をしています。
私「どうしたの？授業で何かあった？」
中「はぁ〜、あの親。
全然だめです。
なんにもしつけてないんです。
あれじゃ、子供が可愛そう。」
私「え？何が？」
中「子供が３歳になったというのに、
まだオムツをつけてるんですよ！」
私「３歳って‥‥‥オムツつけてるの、普通じゃないの？」
中「のむてつ先生まで、何を言っているんですか！！
１歳になるまでにオムツを取らなければ。」
私「そうなの？！
日本では、まだしばらくオムツじゃないかな」
中「ダメですよ、そんなんじゃ！良い子になりません。
ちゃんとね、０歳の子だって、しつければわかるんです。
犬や猫と同じですよ」
私 (えっ？！犬や猫と同じかよ？！と思いつつ)
「それで、どんなふうにしつけるの？」
中「おしっこやうんちをするたびに、ちゃんと叱るんです。
『こんなところでしちゃダメでしょ』って。
軽く叩いたりもしますよ。軽くね。
そりゃ、最初からは上手くいきませんよ。
我慢できなくて、おしっこしちゃったりします。
でも、それをしばらく続けていくと、したくなったときに、
壁を叩いたり、泣いたりして、親を呼ぶようになります。
そうしたら、親は、トイレまで連れて行くんです」
私「へぇ〜、０歳の子が親を呼ぶの？！」
中「そうです。しつけをすれば、子はわかるようになります。
街で、１歳以上の子がオムツしていたら、みっともないんですよ。
親が悪いのね‥‥と、笑われちゃいますよ」
どうです？
こんなところにも文化の違いがあるんですね。
このような背景があるので、
中国では、オムツはあまり売れないそうです。
中国の子供を見て、「おいおいっ！」と思うことに、
『服のお尻の部分が開いている』ということがあります。
お尻の割れ目に沿った部分だけ、わざと縫い合わせて
いないんです。
ですから、歩くたびにお尻がチラチラ見え、
セクシーなんです(笑)
冬でも、お尻です(笑)。
最初見たときには、
「わぁー、なんだあれ？！
しょうがねぇなぁ、中国は(笑)」
と思ったものですが、オムツが無いからじゃないんですね！
オムツ無しの子が、用を足しやすいようになんですね。
日本人と中国人、子育て方法の違いから、
お互いに笑いあっていたとは‥‥‥。
このような違い、まだまだありそうですよね♪
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