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イオンゴールドカード海外旅行保険の注意点←海外生活者の観点から

イオンゴールドカード
「年会費無料のゴールドカードで海外旅行保険付き!?」の期待とは逆に、実は保険は一般カードレベル
 

イオンゴールドカードは、「年会費無料のゴールドカードで海外旅行保険付き!?」と期待してしまうカードなのですが、実は、付帯する海外保険は、普通の年会費無料カードレベル。しかも海外保険が最長30日間だったり、病気治療費用だけ少し少なかったりなど、普通とは少し違うので注意が必要です。下で詳しく解説します。

※イオンゴールドカードは、条件を満たした人だけが作れる特殊なカードです。まずはイオンカード会員になり、年間100万円のカード利用の条件を満たした人だけがインビテーション(招待状)をもらえます。

まず結論

イオンゴールドカードの海外旅行での評価について、結論(ポイント)をまとめておきます。

イオンゴールドカードの良いところ

●年会費無料
●海外旅行保険は一般カードレベル
●空港ラウンジは羽田空港だけ使える

イオンゴールドカードの悪いところ

●条件を満たした人だけ持てる
●海外旅行保険が最長30日間と短い(普通は90日間)
●病気治療費用の限度額が100万円と少ない ←カード上乗せでカバー
●単身者向け。家族特約ナシ。家族カードは作れる
●飛行機遅延/欠航・ロストバゲージ保険は無い

イオンゴールドカードは、こんな人向け

●単身者もしくは結婚しても子供がいない人
●年会費無料が好きな人
●1ヶ月以上の海外旅行をしない人
●羽田空港がメインの人

イオンゴールド付帯の海外旅行保険の補償限度額

保険は自動付帯で、期間は最長30日。
傷害死亡/後遺障害 3000万
傷害治療 200万(1回のケガにつき)
疾病治療 100万(1回の病気につき)
賠償責任 3000万(1回の事故につき)
携行品損害 30万 (1年でリセット)
救援者費用 100万(1年でリセット)
飛行機遅延/欠航 なし
ロストバゲージ なし
(引受保険会社は、あいおいニッセイ同和損保)

カード付帯の海外旅行保険を選ぶとき、一番重要なのは、一番使う確率の高い、病気ケガの治療費用の補償額です。それが、イオンゴールドカードでは、ケガは200万円ですが、病気が100万円と少し少なめ。年会費無料カードでも両方200万円の補償があるカードがあるので、保険内容としては一般カードレベルと言えます。

ただし、カード付帯保険は、カードを複数枚持っていると限度額を上乗せできるので、他のカードと合わせて使うことをおすすめします。

イオンゴールドカードセレクトも海外旅行保険は同じ

イオンゴールドカードには、イオン銀行発行のイオンゴールドカードセレクトもありますが、こちらも海外旅行保険の内容は同じです。

イオンゴールドカードの保険は自動付帯

カード付帯保険の条件には二種類あります。

①自動付帯:海外へ行くと自動的に保険が有効になる
②利用付帯:海外旅行の交通費などをカード払いすると保険が有効になる

自動付帯と利用付帯の比較

イオンゴールドカードは自動付帯なので、海外に行けば自動的に保険が有効になります。

イオンゴールドカードに、プラスどれだけで海外旅行保険は十分か?

ハッキリ言えば、イオンゴールドカード1枚の保険だけでは足りません

足りるか足りないか、で問題となる項目は、

●疾病・傷害治療費用の額
●救援者費用の額

の2つです。その中でも疾病・傷害治療費用は、風邪や腹痛でも使う可能性があり、一番使う確率が高いので最重要。

その治療費用で、必要額を考えてみると、大雑把な額ですが↓こんな感じになります。

必要最低限の医療費とカード枚数
アジア 300〜500万⇒カード2,3枚
(台湾300万、香港400万、シンガポール500万)
ヨーロッパ 400〜600万⇒カード2,3枚
オーストラリア 400万⇒カード2枚
アメリカ(ハワイ含む) 1000万以上⇒カード5枚
(グアム・サイパンは400万くらい)

という感じです。なので、イオンゴールドカード1枚の付帯保険だけでは「アジアでも保険金が不足する心配アリ」というレベルなのです。ですので、他のカード付帯保険も使って上乗せする必要があるんですね。上乗せについては、↓次に、説明します。

足りない分は、他のカード付帯保険との合算でカバー

クレジットカード付帯海外旅行保険に他の保険を上乗せ

イオンゴールドカード1枚だけの付帯保険で足りないので、他の保険付きクレジットカードを持ち、保険を上乗せさせます。

海外旅行保険付きのクレジットカードを2枚以上持っていた場合は、それぞれの項目の補償限度額が合算されるのです!(ただし傷害死亡/後遺障害の項目は合算されない)

具体例で見てみましょう。イオンゴールドカードと、エポスカードを選ぶとします。

↓表で見ると、補償額はこんな感じに合算されます。

イオンゴールドカード エポスカード 合算結果
保険期間 30日 90日    
条件 自動付帯 自動付帯    
傷害死亡
/後遺障害
3000万 500万 3000万
傷害治療
費用
200万 200万 400万
疾病治療
費用
100万 270万 370万
賠償責任 3000万 2000万 5000万
携行品損害 30万 20万 50万
救援者費用 100万 100万 200万

※「傷害死亡/後遺障害」の項目だけは合算されず、高い金額のほうが上限になる。

↑この合算後の額なら、アジア旅行なら、一応、安心できますね。もう少し保険金があったほうが安心という人は、保険付帯カードをさらにもう一枚作っておくと、さらに上乗せになります。合算&必要な保険額に関しては、↑こういう感じで考えてください。

ちなみに、合算させる目的でカードを選ぶなら、保険が自動付帯のカードのほうが余計な手続き不要なのでラクです。

また、イオンゴールドカードは、国際ブランドをVISA・マスター・JCBの3種類から選べるので、上乗せ用のカードは、イオンゴールドカードの国際ブランドとは別のものを選ぶのがオススメです。海外ではVISAしか使えない店や、マスターしか使えない店、などがあるからです。

年会費無料や年会費の安いカードを探しているなら、こちらの比較表から探してみてください。⇒クレジットカード海外旅行保険比較表(80種以上)

イオンゴールドカードの評判の良い特典

イオンゴールドカードのその他の評判が良い特典を見てみましょう。

イオンゴールドカードはキャッシュレス診療OK

キャッシュレス医療サービスの仕組み

大都市限定になりますが、イオンゴールドカードの付帯保険では、キャッシュレス診療が可能です。

キャッシュレス診療とは、「キャッシュレス・メディカルサービス」とか、「医療費キャッシュレスサービス」だとかの呼び名があるのですが、すべて同じです。要は、「現地の病院にかかったときに、保険会社が直接、病院に支払いをしてくれて、自分で支払いをしないで済む」というサービスです。

昔は、このサービスが無く、現地の病院では一度自分で支払いをし(立て替え払いをし)、その後、カード会社(保険会社)に領収書などと一緒に申請をする、という面倒な手続きが必要でした。その面倒な手続きが、JCBエクステージでは不要になる、ということです。

※最近のカード付帯保険は、ほぼ9割くらいの保険付帯カードが、キャッシュレス診療可能になっています。

ただし、キャッシュレス可能なカードでも、保険会社との提携病院がない場所(たとえば田舎など)では、キャッシュレス診療は不可能で、まず自費で立替をして、それから保険金申請手続が必要です。

キャッシュレス診療の使い方のコツ

私も上海滞在時代や海外旅行で何度か使ったので、キャッシュレス診療の使い方のコツを少し書いておきます。それは2つ。

キャッシュレス診療利用の2つのコツ
●体調が悪くなるかも、という段階で提携病院を聞いておく
●いきなり病院に行ってはダメ。カード会社に電話して病院を手配してもらうこと

いくら大都市でも、すべての病院が保険会社の提携病院であることはありません。もし飛び込みで病院に行ってしまうと、提携病院ではない場合、キャッシュレス診療サービスは使えないことになります。

なので、まずは提携病院がどこの病院なのか、を調べておく。提携病院が近くにないこともあるからです。そして、実際に病院に行きたくなったら、カード会社に電話して病院を予約してもらう。そうすれば確実にキャッシュレス診療をしてもらうことができます。

※以前は「健康なうちに提携病院を保険会社に聞いておくと安心ですよ」と読者さんにはアドバイスしていたのですが、2016年7月と8月の調査で、いくつかの保険会社で提携病院を教えてもらうのを断られました(涙)。理由はここでは割愛しますが、「本当に体調の悪いときしか提携病院を教えてもらえない」ということがあることは覚えておいてください。

留学にも使える(外国語の付保証明書を発行可能)

外国のビザ取得や、留学するときに、カード付帯保険の付保証明書(カードに保険が付いていることの証明書)の提出が必要な場合があります。

イオンゴールドカードでは、英語の付保証明書が発行できるので、留学にもバッチリ使えます。(発行手続きは1~2週間程度)

ショッピング保険は年間300万円まで

イオンゴールドカードには、ショッピングセーフティ保険も付いています。保険金の限度額は年間300万円まで。イオンゴールドカードで買った商品(1品5,000円~300万円)が偶然の事故により損害を被った場合に、購入日から180日間、年間300万円まで補償されます。

たとえば、海外で、高級カーペットを購入したが、飛行機で運んでくるときに傷がついてしまった、などの場合、保険金がもらえます。

空港ラウンジは羽田空港のみ使える

空港ラウンジは、羽田空港でのみ、使えます。残念ながら、成田空港、関西国際空港、セントレア(中部国際空港)、千歳空港などのラウンジでは使えません。

ちなみに、イオンゴールドカードにはプライオリティパスも付いていません。

イオンゴールドカードのイマイチなところ

イオンゴールドの短所というか、足りない部分も書いておきます。

家族の保険はカバーできない(家族特約ナシ・家族カードは発行可)

イオンゴールドカードの付帯保険は、あくまでカード会員のみが対象。家族の保険もカバーする「家族特約」は付いていません。ですので18歳未満の子供がいる場合は、有料保険に加入するか、家族特約つきカードを別に作る必要があります。(家族特約について詳しくはこちら)

ただし、イオンゴールドでは、家族カードの発行はできるので、18歳以上の家族は、家族カードを持てば、カード会員と同じ保険をもらえます。

飛行機遅延/欠航・ロストバゲージ保険は無い

イオンゴールドの付帯保険には、飛行機遅延/欠航・ロストバゲージ保険はありません。これらの保険も有料カードにしか付いていないものです。これらの保険は、保険金をもらうための条件も厳しいので、私は無くてもいいんじゃないかと思っています。

「でも欲しい!」という人は、↓こちらのページを御覧ください。
飛行機欠航/遅延・ロストバゲージ保険付きカード比較表(20枚以上)

イオンゴールドカードでの海外キャッシングはイマイチ

現地ATMで現地通貨を引き出す「海外キャッシング」は、現地の両替所よりもお得に外貨両替できるオススメの方法。ただし、イオンゴールドで、それをやるのはイマイチです。両替レートの良さではマスターを選んでおけばいいのですが、繰上げ返済に電話代+振込手数料がかかってしまいます。

海外キャッシングでお得なカードは、年会費無料のものがあるので、別に作るべきです。↓こちらでしっかり解説しています。
国際キャッシュカード徹底比較

まとめ

ポイントをまとめると、イオンゴールドカードは、↓こんなカードです。

イオンゴールドカードは、こんな人向けのカード
●単身者もしくは結婚しても子供がいない人
●年会費無料が好きな人
●1ヶ月以上の海外旅行をしない人
●羽田空港がメインの人
利用の注意点
付帯保険は1枚だけでは不十分。必ず他カードで上乗せを。
海外キャッシングは別のカードのほうがいい
飛行機遅延/欠航・ロストバゲージ保険は無い

という感じです。

イオンゴールドカードを持つには、まずはイオンカードを作る必要があります。イオンカードの申込は↓コチラから。

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のむてつ

サイト「ちょろいもんだぜ中国生活」運営。上海生活歴7年(現在日本)。中国一年目のとき、保険代理店に勧められるままに無駄に豪華な海外旅行保険に加入、あとで約4万円節約できたことを知り、泣く。そのときの後悔から海外旅行保険節約と、クレジットカード活用にハマる。日本人よ、もっと海外に挑戦しよう!

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