飛行機の遅れ/ロストバゲージ(預けた手荷物の紛失)の保険が付帯のクレジットカードを比較しやすく一覧表にしました
航空機遅延/欠航、ロストバゲージ/手荷物の遅れは、結構多い
保険代理店さんの話によると、実は、病気ケガ、携行品損害と同じくらい多いのが、この飛行機遅延/欠航・預け手荷物紛失(ロストバゲージ)とのこと。ですので、できれば保険を用意しておきたいところ。
カード付帯保険には4種類の保険が付いている
飛行機の遅延/欠航やロストバゲージに対しての、カード付帯保険は4種類あります。
①航空機出航遅延/欠航保険:
これから乗る飛行機の遅れ/欠航で4時間以上待たされた場合
②航空機乗継遅延保険:
前の搭乗便の遅れが原因で乗継ぎ便に間に合わず、振替便を手配し、もともと乗継便の出発時刻から振り替え便まで4時間以上待たされた場合
③受託手荷物遅延保険:
ロストバゲージで6時間以内に預け荷物が目的地の空港に届かなかった場合
④受託手荷物紛失保険:
ロストバゲージで48時間以内に預け荷物が目的地の空港に届かなかった場合
これらの保険が付帯する年会費無料カードはほとんどない!
この航空機遅延保険や欠航保険、預け手荷物紛失に対する保険が付帯するクレジットカードを探してみたところ、20枚ほどを発見。
しかし、残念ながら、年会費無料のカードには、どれも付いていませんでした。
と2023年9月までは書いていたのですが、2023年10月からジャックスカードの一般カードが変更され、これらの保険が追加されたんです。そして、再度調べてみると、年会費無料カードでも、この保険が付帯するものを3枚発見!下の表に追加しています。
台風or豪雪の季節に旅行する場合は必須
国内なら沖縄や北海道、海外なら香港、台湾、東南アジア、カナダ、ロシアなどは要注意ですね。
LCCでは遅延/欠航が起こりやすい
格安飛行機として定着したLCC(格安航空会社)ですが、LCCはコスト削減で予備の飛行機を持たないことが多いため、1機がトラブルを起こすと、玉突きのように多くの便に影響が出やすくなっています。
注意その1:保険金がおりる条件は厳しめ
飛行機が遅れれば、いつもお金がもらえるわけではありません。条件は厳し目です。↓このように明確に基準が決まっています。
保険金が下りる条件は厳しめ
●飛行機の遅延なら、4時間以上の遅れ
●預けた手荷物の遅延なら、目的地到着から6時間以上の遅れ
●預けた手荷物の紛失は、目的地到着から48時間以上、預け手荷物が空港に届かない場合
以上のような条件です。(ほぼ全てのカードで保険の条件は似ていますが、違う部分もあります。必ず自分のカードは自分で確認してくださいね) 航空機遅延の場合は、必ず、空港で遅延証明書をもらっておくこと。
注意その2:もらえるのは発生した実費のみ。必ずレシートが必要。
また、保険でカバーしてもえらるものも限られています。↓こんな感じ。
保険金がもらえるものは実費のみ。実費も↓これらに限られる。
●出航遅延/欠航保険
・待ち時間の食事代のみ
※ホテル宿泊料金はダメ
(セゾンゴールドアメックスとセゾンプラチナアメックスは例外的にホテル代も出る)
●乗継遅延保険
・ホテル宿泊料金
・待ち時間の食事代
●受託手荷物遅延/紛失保険
・衣類や生活必需品の購入費用のみ
ちなみに、保険によっては、衣類は「下着、寝間着など」、生活必需品は「洗面用具、かみそり、くし等」と具体的に限定されている保険もあります。
注意その3:家を出発前に遅延/欠航を知った場合は保険対象外
これ、私自身、経験アリ(涙)。その遅延が何時まで遅延になるか不明だったとしても、遅延を知っていれば保険対象外です(涙)。
比較表は、↓下にあります。