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dカードGOLDの海外旅行保険の注意点

dカード GOLD
dカード GOLDは、ドコモユーザーで、18歳未満の子供と一緒に旅行しない人なら、かなりお得。ただしキャッシュレス診療不可に注意。

 

dカード GOLDの海外旅行保険は、お得だが、使う人を選ぶという感じです。カード本会員の治療費用限度額は300万円と高い。でも、家族特約(≒家族の保険)の治療費用限度額は50万円と低いので、家族と海外旅行する人は、家族カード発行が必須になります。

ただし、18歳未満の家族がいる家庭の場合は、他の家族特約付きカードが必要になってしまうカードです(家族カードは18歳以上しか作れないので)。

年会費は税別1万円ですが、dカード GOLDは「ドコモユーザーなら携帯料金がポイント10%還元」という特典があるので、そのポイント還元のぶん、実質年会費は安くなります(落とし穴もありますが←下で解説)。

ドコモユーザーの人で、特定の条件を満たせば、かなり得になるカードなので、そのへんのメリットとデメリットのバランスを、よく考えて使いたいカードです。

海外旅行好きに、どう役立つか、この記事で、くわしく解説したいと思います。

dカード GOLDは、こういう人向け

●ドコモユーザー(特に家族も皆ドコモ利用という人)
●海外旅行へは18歳以下の子供と一緒に行かない人
●ドコモの機種購入代金を、現時点で分割払いしていない人
●分割払いで機種購入していても「月々サポート」の割引額が少ない人
●一緒に支払いしている家族に、家族カード発行させられる人

こういう人には向かない

こういう人には、dカード GOLDは向いていません。他のカードをおすすめします。

●ドコモの回線を使っていない人
●18歳以下の子供と一緒に海外へ行く人
●家族の海外旅行保険をできるだけ多く欲しい人
 ⇒他の家族特約付きカードをおすすめします。
●年会費無料のカードを探している人
 ⇒年会費無料カードはこちらへ
●海外キャッシングでお得なカードが欲しい人
 ⇒海外キャッシングでお得なカードはこちらへ

海外旅行保険の補償額

dカード GOLDの海外旅行保険の引受保険会社は、東京海上日動。

補償額で見ると、本人に対する補償は良いです。ただ、家族に対する補償額(=家族特約の補償額)は少ない。特に、一番よく使う「治療費用補償額」が低いので注意が必要です。

本人補償限度額
傷害死亡/後遺障害 5000万(1億)
傷害治療費用 300万
疾病治療費用 300万
携行品損害  50万
賠償責任   5000万
救援者費用  500万
※( )内は、その海外旅行に関する交通費をカード払いした場合の額

家族特約対象者の補償限度額
傷害死亡/後遺障害 1000万
傷害治療費用 50万
疾病治療費用 50万
携行品損害  15万
賠償責任   1000万
救援者費用  50万

年会費無料カードの中で、一番、海外旅行保険が充実しているカードで、治療費用が200万円のレベルです。そのことを考えると、dカード GOLDの治療費用は300万と高く、さすが年会費1万円レベル、と言えます。

参考記事:ゴールドカード海外旅行保険比較表

dカード GOLDの家族特約は、同居の親はダメ。配偶者と19歳未満の家族のみ対象。

dカード GOLDの家族特約(=家族に対する海外旅行保険)は、補償限度額が低い、という注意点の他に「配偶者以外の19歳以上の家族も対象外」という部分も注意が必要です。

※家族特約は、カードごとに対象の範囲が違います。(参考:家族特約カード比較表)

dカード GOLDの家族特約の範囲

dカード GOLDは家族特約は、同居の親は保険対象外

dカード GOLDの家族特約は、家族特約の範囲が少し狹く、↑このように配偶者以外の19歳以上の同居家族は、家族特約対象外です。

dカード GOLD公式サイトでの家族特約の記述は、↓こうなっています。

dカード GOLD本人会員様と生計を同一にされる、配偶者様(※)・19歳未満で同居のご親族様・19歳未満で別居の未婚のお子様
※婚姻の相手方をいい、婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者および戸籍上の性別が同一であるが婚姻関係と異ならない程度の実質を備える状態にある者を含みます。

配偶者は、家族カードでカバーされますが、先に書いたとおり、補償額が低いので、↓こちらで解説する「家族カード」を発行すべきです。

家族で海外旅行へ行くときは家族カードが必須

家族特約の補償額が低いので、海外へ家族旅行へ行くときは、↓この図のように、19歳以上の家族には家族カードを発行して、家族カードに付帯する保険でカバーすることが必要です。

家族カードで家族の保険をカバー

dカード GOLDの場合、家族カードは一枚目は年会費無料。2枚目からは、年1,000円の年会費がかかります。

dカード GOLDの家族特約は、治療費用補償額が少なく、これだけでは保険として不安が残るので、配偶者も、同居の親族も、海外旅行へ行くなら家族カード発行が必要です。↓こんな感じですね。

dカード GOLD家族特約の特徴

ただし、↑この図にも書いたように、18歳未満の子供は、家族カードが作れません。家族特約はあるのですが、治療費用補償額50万円だけなので、こんなに少ない補償だけで海外へ行くのは危険。

18歳未満の子供と海外へ行く場合は、必ず他の家族特約カードの準備が必要です。(⇒参考:家族特約カード比較表)

保険条件は自動付帯

付帯する海外旅行保険は、自動付帯なので、海外へ行けば自動的に保険が有効になります。これは、カード会員である自分だけではなく、家族カード会員、家族特約対象者も同じ条件です。

ですので、自分が同行しない、配偶者だけで行く海外旅行などでも、保険は有効になります。

dカード GOLDはキャッシュレス診療不可

キャッシュレス医療サービスの仕組み

海外で病院にかかるとき、dカード GOLDの付帯保険では、キャッシュレス診療はできません。

キャッシュレス診療とは、「キャッシュレス・メディカルサービス」とか、「医療費キャッシュレスサービス」だとかの呼び名があるのですが、すべて同じです。要は、「現地の病院にかかったときに、保険会社が直接、病院に支払いをしてくれて、自分で支払いをしないで済む」というサービスです。

キャッシュレス診療不可のdカードの場合、どうしたらいいか、というと、少々面倒ですが、↓こういう流れになります。

dカードで海外の病院にかかるときの流れ
①自分で病院に行く
②現地の病院では一度自分で支払いをする(立て替え払いをする)
③カード会社(保険会社)に病院の領収書などと一緒に保険金申請をする

最近のカード付帯保険は、ほぼ9割くらいの保険付帯カードが、キャッシュレス診療可能になっているので、このdカードの手続きの流れは、ちょっと面倒ではありますね。

ただし、キャッシュレス可能なカードでも、保険会社との提携病院がない場所(たとえば田舎など)では、キャッシュレス診療は不可能なので、同じ手続きが必要になります。

実質年会費が安くなるメリットと、その注意点

dカード GOLD10%ポイント還元

「毎月のドコモケータイ・ドコモ光の利用料金が10%ポイント還元」というのが、dカード GOLDの一番のメリットですよね。

このメリット、実は意外な落とし穴も多く、使い方に注意が必要です。少し詳しく見ていきます。

年会費無料の壁は意外に厚い

「ドコモ利用料金が10%ポイント還元」というメリットは、お得なことには間違いないのですが、1万円の年会費を無料にするのは実際は結構難しいです。

なぜなら、10%ポイント還元の対象外が、多いから。

10%ポイント還元の対象外
消費税分
機種購入の分割代金
家族カードを発行していない家族の利用料
10%ポイント還元の対象
ドコモ利用料の中の、基本使用料/通話料/通信料/パケット定額料だけ
家族カードを発行した家族の利用料

↑家族の携帯料金分も10%還元を受けようと思ったら家族カード発行が必要、というのは、ちょっと面倒ですね。

さらに、ポイント還元が減る要素として、
↓この2点があります。

さらにポイント対象が減る主な原因
「月々サポート」(=機種購入の分割払い分、利用料が安くなるもの)などの割引サービスを受けると、割引分だけ、ポイント還元対象額が減る
貯まったdポイントで利用料金を支払うと、その分はポイント付加対象外

以上の部分を合計していくと、結果として、還元されるポイントが1万ポイントを超すことは、結構少なくなります。

「月々サポート」(=機種購入の分割払い分、利用料が安くなるもの)を多くもらっている場合、月に5000円以上を支払っていても、もらえるポイントはゼロ、というケースもありえます。そんな場合は、dカード GOLDのお得度は、ほとんどありません。

なので、dカード GOLDを作るときは、10%還元で、自分が得られるポイントを大体予測してみて、得なら作るようにしてください。

結局、dカード GOLDでどういう人が得なのか?

で、結局、どういう人が、dカード GOLD発行で得するのでしょうか?

言い切ってしまえば、dカード GOLD発行で得する人とは、「ドコモ利用料金10%ポイント還元」で得する人です。

「ドコモ利用料金10%ポイント還元」で得する人とは、まとめると、↓こういう人。

ドコモ利用料金10%ポイント還元で得する人
●機種購入代金を、現時点で分割払いしていない人
●分割払いで機種購入していても「月々サポート」の割引額が少ない人
●一緒に支払いしている家族に、家族カード発行させられる人

最後の点に関しては、18歳未満の家族がいる場合、その時点でアウトです。18歳未満は家族カードが作れず、その子のドコモ利用料は、10%還元の対象にはできないからです。

この点においても、dカード GOLDは、18歳未満の家族がいる人向けではない、と言えますね。

前年の年間利用額累計が100万円(税込)以上で、約1万円相当の特典がもらえる

上記の「10%ポイント還元」とは別に、dカード GOLD会員限定で、もう一つお得なサービスがあります。それは、前年の年間利用額累計が100万円(税込)以上になると約1万円相当の特典がもらえる、というもの。

特典の内容は、例えば↓下記のようなものです。

●ケータイ割引クーポン
●d fashonクーポン
●dトラベルクーポン
●dショッピングクーポン
●dデリバリークーポン
(特典内容は今後、変わる可能性あり)

ただし、年間利用額に含まれないものとして、電子マネーのチャージ代金、金利、再発行手数料・リボ払い手数料等の各種手数料、年会費、募金など、があることは注意しておいてくださいね。

dカード GOLDの他の保険内容⇒航空機遅延/ロストバゲージ保険付き

ショッピング保険(買物保険)は普通

カードで買った商品が故障した場合に補償してくれるショッピング保険(買物保険)は、期間90日で年間300万円分です。この買物保険は普通レベルと言えます。もっと良いカードは、補償期間が180日間のカードなどもあります。(セディナカード、イオンカードなど)

航空機遅延/ロストバゲージ保険つき

航空機遅延/ロストバゲージ保険が、dカード GOLDには付帯しています。遅延の多いLCCや、トランジットがある旅行のときは安心です。

その補償額は、出航遅延/欠航時は1万円、乗り継ぎ遅延時は2万円。手荷物遅延時は1万円、手荷物紛失時は2万円まで出ます。この額は、他のゴールドカードと比較すると「まずまず」のレベルです。参考記事:飛行機欠航/遅延・ロストバゲージ保険付きカード比較表(20枚以上)

ただし、これらの保険は、条件が厳しいので、利用するときには注意が必要です。「出航遅延/乗継遅延は4時間以上の遅れor欠航」、「手荷物遅延は到着から6時間以上遅れ」、「手荷物紛失は到着から48時間以内に届かない場合」など、です。

また、もらえる保険金も、限定されています。航空機遅延/欠航の場合に保険金がおりるのは、ホテル宿泊料金、待ち時間の食事代、ホテル等へ移動の交通費、航空機の代わりに使った他の交通手段の費用のみ。手荷物遅延/紛失の場合は、衣類や生活必需品の購入費用のみ、です。

 

海外キャッシングするなら別カードを利用すべき

現地ATMで現地通貨が引き出せる「海外キャッシング」は、銀行や両替所での両替よりも、レートもお得で便利です。

ただ、dカード GOLDでも、海外キャッシングは可能なのですが、手数料や利息を少なくするための繰り上げ返済に、国際電話が必要だったり、少々面倒です。

ですので、海外キャッシングする場合は、もっと便利に節約できる、別のカードを作ることをオススメします。(私自身も、海外キャッシング専用カードとして、年会費無料のセディナカードを持っています)

海外キャッシングでお得なカードに関しては、こちらのサイトで比較しています。
参考サイト;国際キャッシュカード徹底比較(インターナショナルカード)

まとめ

以上、dカード GOLDの海外での利用法でした。いろいろ書きましたので、再度、このカードに向いている人を書いておきます。

dカード GOLDに向いている人
●ドコモユーザー(特に家族も皆ドコモ利用という人)
●海外旅行へは18歳以下の子供と一緒に行かない人
●ドコモの機種購入代金を、現時点で分割払いしていない人
●分割払いで機種購入していても「月々サポート」の割引額が少ない人
●一緒に支払いしている家族に、家族カード発行させられる人

dカード GOLDは、「ドコモ利用料金10%ポイント還元を、どれだけ活かせるか?」というのが、持つ持たないの分かれ目になります。

ドコモの機種購入代金を分割払いしている場合、10%ポイント還元の額がかなり少なくなり、dカード GOLDを持つメリットが少なくなるので注意しましょう。

逆に、機種購入代金を払い済みで、家族もドコモユーザーで利用料が多い人には、作っておいて損はないカードです。

 

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のむてつ

サイト「ちょろいもんだぜ中国生活」運営。上海生活歴7年(現在日本)。中国一年目のとき、保険代理店に勧められるままに無駄に豪華な海外旅行保険に加入、あとで約4万円節約できたことを知り、泣く。そのときの後悔から海外旅行保険節約と、クレジットカード活用にハマる。日本人よ、もっと海外に挑戦しよう!

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