ちょろいもんだぜ中国生活

●05年2月21日(月)
接客の上手さ

「運営コンサルタントとして、
　接客が上手な方の仕事ぶりを見学したいんです…」

と、不安げに言う私に、師匠が言いました。

「ま、見ることは、良いことなんだけど、
　接客の上手さって、すべてが現場から来るものではないんだよ。
　実は、店で接客暦が長い人にも、弱点があるんだ。それは、
　
　店に入ってきた人だけに、勝負してしまうこと。

　ほんとうは、お客さんが店に入ってくるまでに、
　た～くさん苦労があるでしょ？
　その苦労を知っているかどうかって、すごく大きい。

　だから、実際にしばらく見てみると、接客だけでずっと
　やってきた人よりも、営業の経験がある人のようが、
　上手な接客をしたりするんだよ。だって、お客さんが
　店に来てくれるだけで、感謝しちゃうんだから。

　ディズニーランドでも、ウォルト・ディズニーが、
　一番、接客が上手かったって、言われてるし。

　だから、今、のむてつさんは、そんなに焦らなくても
　いいんじゃない？　ＨＰで本を売ったりしている
　ことも、十分に、接客の経験の一つなんだよ。」

あ、そっか…。

ちょっと反省…

「日本人のサービスって、お辞儀の仕方とか、
　作り笑いの仕方とか、テクニックに走りがちなんですよね」

なんて、偉そうに話していた私も、振り返れば、
思いっきり、テクニックばかり追い求めてた…(汗)

ぬぬぬ、気持ち、入れ替えねばっ！