↓こちらです。
※2017年4月、大幅更新しました。
ハワイで外貨両替するとき、よくレートが良いと言われるのが「ワイキキ免税店DFSの両替所」。でも、本当にそんなに良いんでしょうか?今回は、DFS両替所と海外キャッシング(クレジットカードやデビットカードなどで現地ATMからドルを直接引き出すこと)を、手数料を含めて詳細に比較してみました。
このページの目次
- 1 ワイキキDFS両替所は本当におすすめなのか?
- 2 レートのよい両替所の見分け方
- 3 成田空港UFJ銀の両替レートは2.9円、travelexは約5円の上乗せ
- 4 アロハ両替店(ワイキキ)の両替レートは、1.77円の上乗せ
- 5 日本よりハワイ現地で両替(換金)すべき
- 6 じゃあ、DFS両替所と海外キャッシングを比較してみよう!
- 7 クレカでの海外キャッシングなら、「返済までの日数」次第でDFS両替所に勝てる
- 8 ハワイ現地のATM手数料はいくらか?
- 9 追記:クレジットカードでATM引き出しすると、現地ATM手数料は無料!!
- 10 クレジットカードの両替レートは、国際ブランド(VISA/マスター/JCB等)によって違う
- 11 2016年2017年のデータで比較(DFS両替所vsセディナカード)
- 12 まとめ
ワイキキDFS両替所は本当におすすめなのか?
「ワイキキの免税店DFSの両替所がレートが良い」という情報は、↓こんな感じ。
ハワイで最もレートが良く、手数料なしで両替してくれるのが、ワイキキにある民間両替所です。免税店でおなじみ、Tギャラリア ハワイ by DFSの両替所をはじめ…
ハワイの両替所の中でも、特に良いレートなのが、「Tギャラリア by DFS」の1階の両替所と、「民間両替所」です。
うむ。たしかに、ワイキキの免税店DFSの両替所は、評価が高く、レートが良いのは間違いなさそうですね。
では、次に海外キャッシングと比較するとどうなのか。検証してみましょう!
注:上の参考記事中で、キャッシュパスポートが勧められていますが無視してください。こちらで私がまとめたカード手数料比較表を見るとわかるように、キャッシュパスポートの両替手数料は高く(最下位レベル)、全然オススメではありません。
レートのよい両替所の見分け方
ところで、レートの良い両替所の見分け方って、知ってますか?
その日、その日で「今日は、ここがレートが良い!」というものではなく、その両替所の良し悪しを判断する方法です。ちょっと乱暴かもしれないですが、シンプルに言い切ります。
ポイントは↓これだけ。
店頭のレート表の、BUYとSELLの値の、差が大きい両替屋はボッタクリ。差が小さければお得な店。
例えば、↑上の写真も、DFS両替所の両替レートなのですが、2017年4月14日のレートですね。JAPANESE YENの値を見ると、BUY 111.67 SELL 108.67と書いてあります。
これを引き算します。
111.67円ー108.67円=3円
DFS両替所の、他の日のレートも見てみましょう。
日付 | BUY | ⇔ 差 |
SELL | 参照元 |
---|---|---|---|---|
2012/ 6/25 |
¥82.3 | 差 ¥2.5 |
¥79.8 | 参照元 |
2012/ 8/28 |
¥80.5 | 差 ¥2.5 |
¥78.0 | 参照元 |
2013/ 6/4 |
¥101.05 | 差 ¥2.5 |
¥98.55 | 参照元 |
2013/ 8/13 |
¥98.34 | 差 ¥2.5 |
¥95.84 | 参照元 |
2013/ 9/30 |
¥100.15 | 差 ¥2.5 |
¥97.65 | 参照元 |
2013/ 10/26 |
¥99.34 | 差 ¥2.5 |
¥96.84 | 参照元 |
2014/ 1/10 |
¥106.56 | 差 ¥2.5 |
¥104.06 | 参照元 |
2014/ 6/9 |
¥104.41 | 差 ¥2.5 |
¥101.91 | 参照元 |
2014/ 10/15 |
¥109.02 | 差 ¥2.5 |
¥106.52 | 参照元 |
2014/ 10/19 |
¥108.62 | 差 ¥2.5 |
¥106.12 | 参照元 |
2015/ 6/28 |
¥125.96 | 差 ¥2.5 |
¥123.46 | 参照元 |
2015/ 7/16 |
¥125.81 | 差 ¥2.5 |
¥123.31 | 参照元 |
2015/ 7/28 |
¥125.26 | 差 ¥2.5 |
¥122.76 | 参照元 |
2016/ 2/28 |
¥116.3 | 差 ¥3.0 |
¥113.3 | 参照元 |
2016/ 4/30 |
¥109.47 | 差 ¥3.0 |
¥106.47 | 参照元 |
2016/ 6/6 |
¥109.27 | 差 ¥3.0 |
¥106.27 | 参照元 |
2016/ 12/5 |
¥116.39 | 差 ¥3.0 |
¥113.39 | 参照元 |
2017/ 3/8 |
¥116.54 | 差 ¥3.0 |
¥113.54 | 参照元 |
2017/ 4/14 |
¥111.67 | 差 ¥3.0 |
¥108.67 | 参照元 |
2017/ 4/20 |
¥111.37 | 差 ¥3.0 |
¥108.37 | 参照元 |
↑表にして見ると、キレイに、
●2015年まで「1ドルにつき2.5円」
●2016年以降「1ドルにつき3円」
の利益を取っていることがわかりますね。
つまり、ワイキキDFS両替所は、自分たちで決めているわけです。これだけの利益をとるぞ、と。そして、2016年からは値上げ。「日本円では1ドルにつき3円の利益を取ります!」と言っているわけです。
※3円というのは、売るのと買うのと両方の利益なので、ドルを売るときだけを考えると半分の1.5円を上乗せしている、と言えます。
下での他の外貨両替方法の比較のために、覚えておいてくださいね、DFS両替所は「両替1ドルにつき1.5円の上乗せをしている」と。
成田空港UFJ銀の両替レートは2.9円、travelexは約5円の上乗せ
比較として、成田空港のUFJの現金両替レートも見てみましょう。
成田空港 三菱東京UFJ銀行の
2017年4月10日〜4月21日までのドル円レート
その差、5.8円。5.8円の半分が2.9円。(←2015年から変化なし)
三菱東京UFJは「1ドルにつき2.9円の利益を上乗せする」という方針でやっていることがわかります。ハイ、つまり、ワイキキDFSより、成田空港のUFJのほうがレートが悪いですね。
次に、空港のトラベレックス。
中部国際空港(セントレア)で2016年8月,10月,11月と3回調査。
その差、9.5円〜11円。半分で、4.75円〜5.5円。
空港のトラベレックスは、1ドルにつき約5円の上乗せ。レートは悪いです。2015年は6.3円だったので、以前より少しは良くはなってますけど、他と比較すると悪いです。ここで両替するのは本当に緊急のときだけにしましょう。
アロハ両替店(ワイキキ)の両替レートは、1.77円の上乗せ
ハワイの両替所も見てみましょうか。
アロハ両替店(ワイキキ)
↑その差、3.54円。3.54円の半分で、上乗せ1.77円。
↑別の日のレート。その差、3.22円。3.22円の半分で、上乗せ1.61円。
「どこよりも良いレートを提供中」を謳われてますが、う〜む、残念ながらDFS両替所よりは上乗せしていて、悪いレートだということがわかります。
日本よりハワイ現地で両替(換金)すべき
このように、差額を出していくと、↓こんな感じで比較ができて便利です。別の日の為替レートを見ていても、比較できるので便利ですよね。
1ドルにつき上乗せ | ||
---|---|---|
DFS両替所 | 1.5円 | 両替額の1.4% |
アロハ両替 | 1.7円 | 両替額の1.5% |
成田UFJ | 2.9円 | 両替額の2.6% |
トラベレックス | 5円 | 両替額の4.5% |
↑1ドル=110円で計算
まず一つわかったことは、ハワイ旅行のための外貨両替は日本より、ハワイで行ったほうが良い、ということ。そして、やはり評判通り、DFS両替所はレートが良い、ということがわかりました。
じゃあ、DFS両替所と海外キャッシングを比較してみよう!
では、いよいよ、DFS両替所と、国際キャッシュカードやクレカでの海外キャッシング(現地ATMからの現金引出し)と比較してみましょう。
DFS両替所は「1ドルにつき1.5円=両替額の1.4%の上乗せ」でした(2016年から1.25円→1.5円へ値上り)。
さあ、このDFSの1.4%よりも少ない上乗せで引き出せるカードは、あるのでしょうか?国際キャッシュカードやクレカを見ていきます。
キャッシュパスポートなどプリペイドカードは手数料4〜5%でダメ
●トラベレックスキャッシュパスポート
●JTBマネーTグローバル
●セゾンNEOマネー
●ビザトラベルマネー ゴナ”Gonna”
●新生銀行 海外プリペイドカードGAICA
↑これら海外用プリペイドカードは、全て手数料4〜5%かかるので、DFS両替所には勝てません。
マネパカードも両替手数料1.45%で勝てず…
海外用プリペイドカードで唯一、DFS両替所に太刀打ちできそうなのがマネパカード。でも、見てみると、惜しくも両替手数料1.45%で、DFSの1.4%に勝てず。残念。
新生銀行キャッシュカードは手数料4%でダメ
私も昔使っていた新生銀行キャッシュカード。海外の「Plus」マーク付きATMで使えて便利なのですが、外貨引き出しの手数料は4%です。これも脱落。
銀行のVISAデビットカードも1.6%〜3%でDFSに勝てず
●イオン銀行デビットカード 1.6%
●ソニー銀行のデビットカード 1.76%
●その他銀行のデビットカード 約3%
最近、たくさん出ているデビットカードですが、一番、手数料が安いものでも手数料1.6%。残念ながら、DFS両替所に勝てません。
FX両替+外貨口座+ATM出金でもDFS両替所に勝てない
ついでに、ですが、「マネーパートナーズFXで外貨両替」プラス「SMBC信託銀行プレスティア(旧シティバンク)の外貨口座へ入金し、現地ATM引出し」を勧めている人もいますが、あれダメです。
2015年11月9日から、マネーパートナーズFXは外貨出金手数料に2500円かかるようになったからです。お得じゃないですよね。(ちなみに2万ドル以上の外貨出金なら無料ですが、移住でもしない限りそんなに両替しないですよね。笑)
クレカでの海外キャッシングなら、「返済までの日数」次第でDFS両替所に勝てる
そして本命のクレジットカード。クレジットカードの手数料は、今までのデビットカードなどとは違い「一律●%」という形ではありません。海外でのATM引き出しをした場合は、キャッシング(=要は借金)の扱いになり、1日ごとに金利が増えていきます。
クレカはカード会社に早く返済をすれば金利は非常に安く済む
「金利」と聞くと怖く聞こえますが、実際にやってみると、全然大きくない額なので、ご安心を。クレカの金利は、一般的には「年18%」です。これを365日で割ると、18%÷365日=0.049%で、一日にかかる金利は0.049%です。
例えば、1ドル110円のときに、1000ドルは11万円。1000ドルをATM引き出しした場合の金利は、1日で約54円(=11万円×0.049%)です。
繰り上げ返済で、3日で返済すれば0.147%
海外ATMで1000ドルを引き出すときにかかる一日につき54円の利息。
この利息は、そのままにしておくと、カード引き落とし日まで、毎日54円ずつ積み重なっていきます。1日目54円、2日目108円、3日目162円…というように。これを1ヶ月や2ヶ月先のカードの引落し日まで待つのはダメです。
そこで、3日で返済してしまいましょう。3日で返済すれば利息は約162円だけ。パーセントで言うと、0.049%×3日=0.147% 。これは、DFS両替所の上乗せの約10分の1ですね。かなり少ないです。
そして、その3日で返済する方法というのが、「繰り上げ返済」(くりあげへんさい)と呼ばれるものです。引き落とし日より先に、繰り上げて返済してしまう方法です。
【繰り上げ返済のイメージ】
ただし、注意点があります。普通のカードで繰り上げ返済をしてしまうと、↓このような手間とコストがかかります。
①カード会社に電話、
②その日時点での返済額を聞く、
③カード会社の銀行口座に振り込む
【繰上げ返済のコスト】
A. カード会社への電話代(国際電話代)
B. 振込手数料
しかし、↑これらの手間、コストが全く不要なカードがあるんです。本当に外貨両替のために生まれたようなカード、「ザ・外貨両替カード」です(笑)。
ザ・外貨両替カード
セディナカード(年会費無料)
●マスター/VISA/JCB選択可能。
●ATM引出し後、約2〜4日で返済可能に。
●Pay-easy(ペイジー)払いでスマホから繰上返済が可能で、繰上げ返済時の振込手数料無料。
※私自身が実際に繰り上げ返済をした方法を解説した記事は↓コチラ
参考記事:セディナカード繰上返済の手順
米ドルなら大体3日で繰り上げ返済可能=0.147%の上乗せ←DFSに勝利!
上で紹介したセディナカードなら、早いときは翌日に利用明細に反映され、遅いときでも3日くらいで、カードの会員サイトの利用明細に反映され、繰上げ返済可能になります。メジャーな通貨は明細への反映も早いので、米ドルのときは大体、早いです。
3日だと両替コストは0.147%。DFS両替所が1.4%でしたから、約10分の1。安いですね〜。
あ、でも、ちょっと待って。海外ATM引き出しでは、まだ、↓こんな感じで、もうちょっと別の手数料がかかるのです。
DFS両替所とセディナカード比較 | ||||
---|---|---|---|---|
1000ドル引出したら ※1ドル=110円で計算 | ||||
利息 | ATM手数料 | 両替レート 上乗せ |
合計コスト | |
DFS両替所 | なし | なし | 1.5円上乗せ =1500円 |
1500円 |
セディナカード | 162円 | ?円 | ?円 | ?円 | ↑「?」を今から埋めていきます。 |
引き続き分析していきましょう。
↓次は、ハワイのATM手数料を見てみましょう。
ハワイ現地のATM手数料はいくらか?
現地ATMで外貨引き出し(=海外キャッシング)をすると、ATM手数料がかかります。
ATM手数料は2種類あり、
①現地のATM設置者が取る手数料(ATMオーナー手数料)、
②カード発行会社が取るATM手数料、
があります。
「ザ・外貨両替カード」である、セディナカードは、②のATM手数料は取りません。ですので、①だけ考えます。ハワイの現地ATM手数料に関しては、非常に詳しい「お金がなくてもハワイに行きたい」さんのブログのデータをお借りします(感謝)。書いてあった内容を簡単にまとめると、こんな感じです。
- ハワイの②の現地ATM手数料は、2ドル〜3.25ドル。
- 同じ銀行のATMでも場所によってATM手数料は異なる。
- 出金限度額300ドル〜1000ドル。
出金限度額も重要です。出金限度額が低いと、ATM引出しする回数が多くなり、合計のATM手数料が増えるからです。ハワイは、意外と一回のATM引出しの出金限度額が低いので、ATMは、できるだけ出金限度額が高いところを選ぶようにしてくださいね。
上記の「なくてもハワイ」ブログさんのオススメのATMを掲載しておきます。
ハワイのおすすめATM(手数料が安くて出金限度額が高いATM)
順位 | おすすめATM | ATM手数料 | 出金限度額 |
---|---|---|---|
3位 | ホノルル空港 個人用出口近くのATM | 2.75ドル | 500ドル |
2位 | セントラル・パシフィック・バンク ワイキキ支店 ATM | 3.25ドル | 1,000ドル |
1位 | セントラル・パシフィック・バンク 「ABCストア」にあるATM | 2ドル | 1,000ドル |
ABCストアは、ワイキキだけでも、いくつかあります。中にはATMがないABCストアもあるので注意してください。ATMがあるABCストアには右の写真のようなサインが出ているとのこと。
↓このへんのABCストアにはATMがあるそうです。
※ちなみに、ハワイのATM手数料&引き出し限度額は結構ちょくちょく変わるらしいので、気になる方は「なくてもハワイ」ブログさんの更新をチェックするなど、情報収集してくださいね。
追記:クレジットカードでATM引き出しすると、現地ATM手数料は無料!!
のちのちの調査で判明したのですが、クレジットカードでATM引き出しした場合、↑上記の「ATM設置者手数料」は、かかりません。
かかるのは、デビットカードやプリペイドカードの場合ですね。クレジットカードで取られない理由は、「キャッシング=借金」だから。日本の決まりで、「キャッシングでは金利と日本で決めたATM手数料以外は取ってはいけない」となっているからです。(2018年5月の調査でも、ATM設置者手数料が取られていませんでした)
おすすめATM1位の、ABCストアのATMで、「ザ・外貨両替カード」のセディナカードで引き出すと、↓こうなります。
DFS両替所とセディナカード比較 | ||||
---|---|---|---|---|
1000ドル引出したら ※1ドル=110円で計算 | ||||
利息 | ATM手数料 | 両替レート 上乗せ |
合計コスト | |
DFS両替所 | なし | なし | 1.5円上乗せ =1500円 |
1500円 |
セディナカード | 162円 | なし | ? | ?円 | ↑最後は、セディナカードの両替レートですね |
クレジットカードの両替レートは、国際ブランド(VISA/マスター/JCB等)によって違う
セディナカードを含め、クレジットカードの海外利用時の両替レートは、国際ブランド(VISA/マスター/JCBなど)によって変わります。
●マスターのカードは、マスターの国際レートを(→レートはこちら)、
●JCBのカードは、JCBの国際レートを採用しています(→レートはこちら)。
※アメックス・ダイナースは、レートは公開されておらず、レートはあまり良くないと言う人が多い。
で、この記事を初めて書いた2015年は、両替レートはマスターカードがダントツに良いレートでした。しかし、最近、じっくり調査してみると、変化していることに気づきました。2016年12月から変化しています。グラフにしてみました。
↓こんな感じです。(線が低いほうが安い=おトク、という意味です)
ですので、おトクに外貨両替をするなら、JCBかマスターを選ぶべきですね。
本当は、2015年のときの記事のように「VISAの上乗せは●%」のような法則性を見出したかったのですが、残念ながら、今回は無理でした。2016年12月以降、変化が激しく、法則性を見いだせなくなってしまいました。
ですので、↓こんな感じで、実際のデータで比較してみたいと思います。
2016年2017年のデータで比較(DFS両替所vsセディナカード)
さあ、セディナカードはDFS両替所に勝てるのでしょうか?手元にデータがある、①2016年12月5日、②2017年3月8日、③2017年4月14日、④2017年4月20日の4日間を比較してみます。
2016年12月5日の場合
●DFS両替所のレート: $1=¥116.39
↑このレートだと、1000ドルを受取るためには、DFSでは11万6,390円必要。
それに対し、クレカのレートを公式サイトから取ってくると
●VISA: $1=¥114.278572
●マスター: $1=¥113.852766
↓1000ドルで計算+3日間の利息0.147%+ATM手数料ゼロ
●VISA:11万4279円+利息168円=11万4,447円
●マスター:11万3853円+利息167円=114,020円
一番良いセディナカード(JCB)なら、DFS両替所より2,443円トク。
2017年3月8日の場合
●DFS両替所のレート: $1=¥116.54
↑このレートだと、1000ドルを受取るためには、DFSでは11万6,540円必要。
それに対し、クレカのレートを公式サイトから取ってくると
●VISA: $1=¥114.158584
●マスター: $1=¥114.7064
↓1000ドルで計算+3日間の利息0.147%+ATM手数料ゼロ
●VISA:11万4159円+利息168円=11万4,327円
●マスター:11万4706円+利息169円=114,875円
一番良いセディナカード(JCB)なら、DFS両替所より2,433円トク。
2017年4月14日の場合
DFS両替所のレート: $1=¥111.67
↑このレートだと、1000ドルを受取るためには、DFSでは11万1,670円必要。
それに対し、クレカのレートを公式サイトから取ってくると
●VISA: $1=¥109.409059
●マスター: $1=¥109.13875
↓1000ドルで計算+3日間の利息0.147%+ATM手数料ゼロ
●VISA:10万9409円+利息161円=10万9,570円
●マスター:10万9139円+利息160円=10万9,299円
一番良いセディナカード(マスター)なら、DFS両替所より2,309円トク。
2017年4月20日の場合
DFS両替所のレート: $1=¥111.37
↑このレートだと、1000ドルを受取るためには、DFSでは11万1,370円必要。
それに対し、クレカのレートを公式サイトから取ってくると
●VISA: $1=¥109.189081
●マスター: $1=¥109.35125
↓1000ドルで計算+3日間の利息0.147%+ATM手数料ゼロ
●VISA:10万9189円+利息161円=10万9,3550円
●マスター:10万9351円+利息161円=10万9,512円
一番良いセディナカード(JCB)なら、DFS両替所より2,260円トク。
まとめ
たくさん書きましたので、ポイントをまとめておきます。
- セディナカード(マスター、VISA、JCB)
※中でもJCBかマスターカードを選ぶと両替レートが一番お得(DFSとの差は1000ドル両替で約2000円)。
年会費無料のセディナ一般カードは、ここ数年、私も愛用していますし、安心してオススメできるカードです。
長文を読んでくださり、ありがとうございました!
※2018年5月、現地で試してきて、やはり予想通りの結果になりました。↓こちらにまとめています。
記事:ハワイ旅行の米ドル外貨両替はどこがお得?33方法レート比較2018年5月
※こんな記事も書いてみました。よろしければ、どうぞ。
ハワイ旅行で買い物やレストランはカード払いが得?ドル現金が得?
役立つ情報をありがとうございました!
さっそく、セディナカードを作りました。
ちなみに、滞在中の費用は、クレジットカードで支払うのと、セディナカードでキャッシングした日本円で払うのではどちらがお得でしょうか?
トラネコさん、嬉しいコメントをありがとうございます!
海外滞在中の費用を、
①カード払いにするか
②海外キャッシングして現金払いするか
↑これらのどっちが得か、というのは、一般的には②の海外キャッシングがお得になります!
↓こちらの記事で詳細に比較してみました。
海外旅行のカード払いレート&手数料は得?損?海外キャッシングと比較 | 国際キャッシュカード徹底比較
http://www.card-user.net/1157.htm
ポイントだけ書くと、
①の例 エポスカード(VISA)でカード払い
⇒10万円利用で手数料2,020円
②の例 セディナ(マスター)の海外キャッシング&繰上返済
⇒10万円利用で利息160円(3日分)
という感じです。
ただし、ここには現地ATM手数料は含まれていないので、
海外旅行で行かれる場所の現地ATM手数料をしっかり調査の上、実行してくださいね!!
nomutetsu様
返信ありがとうございました!
情報、助かりました。当初の計画よりキャッシングの比率を高めにしたいと思います。現金の盗難も怖いので、ほどほどにしたいとは思います。
こんにちわ。
大変参考になりました。ありがたいです。セディナの審査結果がなかなかおりません(まだ4日目ですが)厳しいんでしょうか涙。あと、ホノルルのABCストアのATM手数料が「なくてもハワイ」さんのサイトで合計4ドルになっています。引き続き、最新情報を楽しみにお待ちしています。よろしくお願いします。早くセディナ、来ないかなー。
もうすぐハワイ旅さん、コメントありがとうございます!
セディナの審査、私のときは、そこまで長くなかったと記憶しています。土日などを挟んでいて遅くなっているのかもしれないですね。早く来るといいですね。
あと、↓こちらの件ですが、
> ホノルルのABCストアのATM手数料が
> 「なくてもハワイ」さんのサイトで合計4ドルになっています。
ATM手数料は、
①ATMの持ち主が取る手数料(オーナー手数料)
②カード会社(もしくは銀行)が取る手数料
以上2種類あるんです。なくてもハワイさんのサイトに書いてある表の「内訳」のところの、「ATMオーナー手数料:2.0ドル」が①で、「SMBCプレスティアATM手数料:2.0ドル」が②です。
②の手数料は、会社によって取る取らないがあり、セディナカードとSBIカードは取らないカードなんです。ですので、ご安心くださいね!
のむてつさん
そうですよね。よくよく読んで理解いたしました。ご回答ありがとうございました。
セディナはまだ審査中みたいです。このところ海外旅行を続けていて、日本にいる時間があまりないためケータイも番号保管中、、、。そんなことも関係しているのかもしれません。
まずはお礼まで。
はじめまして。
ハワイ島へ旅行に行く予定があり、カードについてみていたらこちらにたどり着きました。
海外旅行が不慣れなのでご意見をうかがえたらと思い。場違いだったらすみません。
現地でツアーに参加するんですが、$1500くらいの支払いがあり、現金かトラベラーズチェックで、と言われています。
日本からは直行でオアフには寄らないのですが、日本で換金していった方がいいでしょうか。カード払いも可能そうなんですが、4%の外税がかかると言われました。
nomutetsu さんなら、どうされますか?
ご意見いただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ママコさん、こんばんは。ご質問ありがとうございます。ハワイ島だと↓こんな感じの2択ですね。
●レンタカーやタクシーなどでハワイ島を自由に動けるなら、セディナカードで現地ATMで海外キャッシングをして繰上返済(引き出しは、ABCストア内のセントラルパシフィックバンク)
●上の手段が無理なら、日本で米ドルを両替していく。
以上の2択です。カード払いは4%も取られてしまうので却下。上の記事の中にも書いてありますが、空港の三菱東京UFJ銀行での外貨両替が2.6%の上乗せです。これが基準です。1500ドルだと約4400円の上乗せですね。
ATMですが、ATMオーナー手数料と引き出し限度額を考えると、セントラルパシフィックバンクがおすすめです。中でもABCストアの中のATMがおお得。ただ、空港から少し離れた場所しかATMがないようです。
[参考]Central Pacific Bankハワイ島のATM設置場所
https://www.cpb-jp.com/Contact-Us/ATMs.aspx
ATMオーナー手数料は、どの銀行でも1回の引き出しにつき2〜3ドルくらいで、そこまで大きく違わないので、そこまで気にすることはありません。一方、引き出し限度額は、↓このように銀行によって大きく違います。
Central Pacific Bank 1000ドル
First Hawaiian Bank 500ドル
Hickam Federal Credit Union 400ドル
Bank of Hawaii 300ドル
American Savings Bank 300ドル
セントラルパシフィックバンクなら、1500ドルなら2回の引き出しで済むのでおトクです。↓こちらのサイトで操作方法が見られます。
[参考]海外ATMの操作方法 | なくてもハワイ
http://www.nakutemo-hawaii.com/atm-sousa/
※全部20ドル札で出る、というのにも注意です。
ハワイ島コナ空港にもATM自体はあるみたいです。でも、銀行ATMではなく手数料も不明です。たぶん高そうです。
[参考]コナ空港 Banks & ATMs
http://airports.hawaii.gov/koa/services-and-amenities/banks-atms/
あと、ATMを使うなら、忘れずに繰上返済してください。1500ドルだと1日に約83円ずつ、利息が増えていきますので。1〜2日後くらいから返済できると思います。3日後に繰り上げ返済したとして、かかる利息は約250円。マスターやJCBのレート上乗せ分が約350円、ATM手数料が700円、すべて足しても合計1300円くらいのコストで済みます。
[参考]セディナカード繰上返済の手順
http://www.card-user.net/585.html
以上です!
計算上はATMキャッシングが3分の1くらいのコストで済みます。
ただ、ATMのほうは、万が一、機械トラブルなどで引き出せない場合は、お得な両替所が無いハワイ島では、レートの悪い、ホテルや銀行などで両替することになるため、多少の覚悟は必要ですね。
以上、参考にしてみてください!
ありがとうございます!
日本から多額の現金を持って行くのも不安だなと思いつつ、ハワイ島のATMで一気に現金が引き出せるかな。。と考えたり。
でも相談させていただいて、なるほどなーと思いました。
出国まではまだ少し時間があるので、カードをつくりつつ、検討してみます。
ありがとうございました。
両替レートの考え方について疑問に思ったので質問させていただきます。
売り 買い の価格差はそれぞれ、半分では無くそのままの価格が上乗せされるのでは無いでしょうか?
つまり、3円の開きがあるのであれば、売った場合に3円、買ったときに3円上乗せされ倍のスプレッドがかかると思うのですが違うのでしょうか?
スプレッドさん、ご質問ありがとうございます!
「売り・買いの価格差そのままが上乗せじゃないのか?」というご意見、それも正しいと思います。外貨も、買ってきて(=仕入れして)売って、商売するわけですもんね。
私としては、ニュースなどで聞く「為替レート」を基準にしたほうが、理解しやすいかな、と思い、使っているだけです。「為替レート(≒売り・買いの中間値)からの差は●●円でした」としたほうが、わかりやすいかなと。
まあ、差がわかればいいだけですので、統一してあれば、どちらを使って比較を行ってもよいと、私は思っています!
はじめましてこんばんわ★
住信SBI銀行のVISAデビットで海外事務手数料ポイントバックというのをやっているみたいですが、それを考慮してもセディナカードのキャッシングが一番お得でしょうか?
なつさん、コメントありがとうございます!
住信SBIネット銀行、そんなキャンペーンをやっているんですね!でも、その場合でも、おそらくセディナカードでのキャッシングのほうが安いと思います。というのは、ATMにもよって違いもあるかもしれませんが、「セディナカードでのキャッシングだと、現地ATM手数料がかからなかった」という話がチラホラ聞かれるからです。
クレジットカードでのキャッシングは、一応、日本で「利息以外の手数料を取っちゃダメ」という決まりがあるらしく、現地ATMが請求する手数料をオマケしてくれることが多いです。実際、私も、フランス、イタリア、シンガポール、ベトナム、マレーシア、タイ、韓国、香港、中国、台湾などでキャッシングしていますが、セディナカードでは、現地ATMが提示した手数料を取られたことがありません。
一方、住信SBIネット銀行VISAデビットカードは、デビットカードなので、現地ATM手数料は取られます。
現地ATM手数料が両者にかかるのなら、住信SBIネット銀行のほうがトクになります(少しだけですけどね)。でも、現地ATM手数料がセディナカードでは取られない場合は、セディナカードのほうが、かなりトクです。
でも、これって、ATMによって違うみたいなんですよね。なので、私も今度、5月に調べに行こうと思ってます!
なつさん、追加情報です!
住信SBIネット銀行のポイントバックプログラムのページを見てみたのですが、(一時的なキャンペーンではなく、プログラムでしたね!)
「米ドルによる海外ATMでのお取引きは対象外となります。」
と書いてあったので、対象は、カード払いのみですね。
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/corp_news_20171101_3
カード払いなら、ATM手数料は関係ないので、住信SBIネット銀行VISAデビットは、なかなか良いです!
ただ、このプログラムのデメリットとしては、
●米ドルに事前に両替して、米ドル預金にしておかないと対象にならない
●カード払い30回までと制限がある
という部分でしょうか。
それらを考えると、カード払いなら、ソニー銀行のデビットカード(ソニーバンクウォレット)のほうが良さそうです。もともと、カード払いでは海外事務手数料を取らないですし、日本円の預金からでも自動的に両替して支払ってくれますし、回数制限もないですし。
ソニー銀行のカード払いに関しては、↓これらの記事で解説してます!
海外ショッピング/カード払い/海外通販で手数料が格安のおすすめカードはどれか? | 国際キャッシュカード比較
ソニー銀行のデビットカードが海外で最強である3つの理由 | 国際キャッシュカード比較
たくさんありがとうございます!
とても勉強になりました★
ソニーの口座とセディナカード作っていこうと思います‼