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220412電子マネーにはチャージ式と即時決済式があり、扱いが違う

キャッシュレス決済(≒電子マネー)は、Suica/PASMO等の交通系ICカードやPayPay/auPAY/d払いなど、たくさんありますよね。

それらは2種類に分かれます。

電子マネー2種類。チャージ式と即時決済式
「チャージ式」というのは、事前にクレジットカードなどから入金し、その残高から支払う方式。カードからの入金(=チャージ)と、実際の切符購入に時間差があるのが特徴です。

「即時決済式」は、名前そのまま。実際の切符購入と同時にカードからの入金が行われる方式です。

これら2つは、利用付帯有効化の面で、大きな違いがあります。↓こうです。

【電子マネーの方式ごとの利用付帯の違い】
チャージ式:三井住友海上保険のカードのみ有効化OK
即時決済式:全カードで利用付帯有効化OK

具体的なサービス名で見ると、↓こうです。

【チャージ式】
●交通系ICカード
(モバイルSuica、モバイルPASMO、SMART ICOCA)
●QRコード決済(auPAY)

【即時決済式】
●QRコード決済(d払い、楽天ペイ、PayPay、LINE Pay)
●Apple Pay、Quick Pay、iD
●Paypal(ペイパル)

※↑LINE Payはクレカ払いが可能な「チャージ&ペイ」は即時決済式。
※↑PayPayはチャージも可能だが利用付帯カードからはチャージできないので、それは除外した。

では、次、チャージ式で利用付帯を有効化できるのは、具体的にどのカード会社のカードなのでしょうか?

↓次で見てみましょう。

チャージ式電子マネーで利用付帯有効化OKなカードは三井住友とセディナだけ

三井住友カードとセディナカード

結論から言います。「チャージ式電子マネーでの利用付帯の有効化」をOKとしているのは、↓下記の2種類のカードだけです。

【チャージ式電子マネーで利用付帯OKカード】
・三井住友カード系 (の利用付帯カード全て)
・セディナカード系 (の利用付帯カード全て)

具体例
●三井住友カード:現在はプラチナカード、ビジネスゴールド以外全て利用付帯。おすすめは年会費無料の三井住友カードNL(解説ページはこちら)。アマゾンPrime Mastercard、ベルメゾンカードVISAなどの提携カードも含む。
●セディナ:セディナカードクラシック、セディナカードファーストなど。

なぜ↑これらのカードからしか「チャージ式電子マネーでの利用付帯の有効化」がダメなのか。それは、この2種類は、カード付帯保険の引受保険会社が「三井住友海上保険」だからです。数ある保険会社の中で、三井住友海上保険だけが「チャージ式電子マネーの支払いでの利用付帯の有効化」を認めている存在なのです。

その他の保険会社、損保ジャパンや東京海上日動などは、チャージ式電子マネーでの利用付帯有効化を認めていないので、SuicaやauPAY等で支払いをしても利用付帯は有効になりません。