リクルートカードプラス海外旅行保険の注意点←海外生活者の観点から
※2016年3月で、リクルートカードプラスの新規募集は終了しました。残念。
リクルートカードプラスと言えば、高還元率で人気のカードですが、海外旅行保険の面で見ると、まあまあレベルのカードです。
※注意
リクルートカードは、2種類あり、
リクルートカード(年会費無料・還元率1.2%・保険は利用付帯)と、
リクルートカードプラス(年会費2100円。還元率2.0%・保険は自動付帯)、
で、このページは、下のリクルートカードプラスの海外旅行保険の解説ページです。
リクルートカードの海外保険解説は↓こちらをごらんください。
リクルートカードプラスの長所・短所
リクルートカードプラスの長所としては、
●高還元率(ポイントが貯まりやすい)
●保険が自動付帯(海外へ行くと勝手に保険が有効になる)
●保険の最高補償額が3000万円と高い(←実はそんなにメリットではない)
●キャッシュレス診療OK
短所としては、↓この一言につきます。
●年会費を2100円とるのに
ケガ病気治療費の限度額が100万円とイマイチ少ない
ですので、リクルートカードプラスは単独では海外旅行保険の面で不足感があるので、必ず他の保険付きカードと併用するようにしてください。
当サイトがお勧めしている年会費無料カードと比較してみると、こんな感じになります。
リクルートカードプラスと
当サイトおすすめ年会費無料カードとの比較
リクルート カード プラス |
おすすめ 無料カード |
|
---|---|---|
傷害死亡 | 3000万 | 2000万 |
病気ケガ | 100万 | 200万 |
賠償責任 | 2000万 | 2000万 |
携行品損害 | 20万 | 20万 |
救援者費用 | 100万 | 200万 |
※おすすめカードに関しては、こちらのランキングの上位カードを参考にしてください。。
こうして比較して見ると、わかりやすいと思いますが、救援者費用の額は、ともかく、やはり、使う確率の一番高い「ケガ病気治療費」の上限額が100万円というのは心配です。
アメリカなんかだと、盲腸の治療だけで、普通に100万円以上かかります。
参考記事:アメリカの医療費
ですので、カード付帯の海外旅行保険をあてにするなら、他のカードと一緒に使うことをお勧めします。リクルートカードプラスの保険は、自動付帯で、海外へ行くと自動的に保険が有効になるので、他の保険付きカードとの併用もしやすいのでおススメです。
(利用付帯カードだと、こうもいきません)
一緒に使うカードの選び方のコツとしては、リクルートカードプラスが、JCBマークのカードなので、もう一枚はJCB以外のVISAやマスターやアメックスを選びます。(カードのマークが違うほうが、使える幅が広がるため)
そして、さらに、リクルートカードは引受保険会社が日本興亜損保なので、もう一枚は、できれば日本興亜のカードを選ぶと、保険請求手続きのときに簡単に済みます。
ただ、日本興亜が引受保険会社のカードは、今のところ、年会費が安くて保険が充実しているカードが少ないので、この部分は、補償額の高さを取るか、手続きの簡単さを取るかどちらを選択するか、ご自分で判断してみてください。
カードのマークの種類や、引受保険会社などの情報も、↓比較表に載せていますので、選ぶときの参考にしてみてください。