JALカードnaviの海外旅行保険の注意点←海外生活者の視点から
JALカードnaviに付帯の海外旅行保険は、
結論から言うと、このnaviカードだけで海外旅行へ行くのは、
やめたほうがいいレベルです。
補償内容は
↓このような感じ。
傷害治療費用 50万
疾病治療費用 50万
携行品損害 15万
賠償責任 2000万
救援者費用 100万
一番不安なのは、
病気ケガの治療費が50万円が限度、という部分。
医療費が安いアジアでも、病気ケガの治療費は、
200万円は欲しいところです。
医療費が高い欧米なら、300万〜400万は必要。
(盲腸の手術だけで200万円くらいするので)
この病気ケガの治療費は、海外旅行保険の中でも、
一番使う確率が高く、有料の保険の場合では、
全体の保険料の約半分を占める重要な項目です。
JALカードnaviは、ちょっと辛口ですが、
海外旅行保険に関しては、
重要な補償項目を減らしている、ケチったカード、
と言わざるをえません。
年会費無料カードでも、
病気ケガの治療費が200万円以上あるものもあるので、
そういうカードを作るようにするか、
併用して、補償額を上乗せすることを考えるべきでしょう。
参考:海外旅行保険付帯カード比較表
学生さんには別の方法もあります
JALカードnaviは、学生専用カードですので、
このページを読まれている方は学生さんだと思います。
学生で、手厚い海外旅行保険が欲しいのでしたら、
自分でカードを作る以外にも方法があります。
1.親が所持するカードの保険の家族特約を狙う
2.親が所持するカードの家族カードを作ってもらう
2つの方法について、
少し解説しておきます。
1.家族特約
1の家族特約に関しては、
親が家族特約付きカードを所持しているだけで、
家族も保険の対象になるので、利用はとても簡単です。
(一部、利用付帯のものもあります。参考:利用付帯)
ただし、
家族特約は、どんなクレジトカードにも
付帯しているわけではありません。
家族特約付きカードは、そんなに多くなく、
現在30種類くらいしかありません。
家族特約つきのクレジットカードは、
このサイト内に、比較表にまとめています。
ぜひ参考にしてみてください↓
参考:家族特約付きカード比較表
また、家族特約の欠点としては、
家族はキャッシュレス診療ができない、
というのがありますが、これは、
カード付帯保険の仕組み上、しかたないでしょう。
2.家族カード
2の家族カードについては、
メインカードを持つ親にお願いして、
発行してもらうことになります。
親の信用で発行され、支払も親がすることになるので、
発行時の審査はほとんどない、感じです。
この家族カードに関しては、
親の持つメインカードと機能は同じになるので、
メインカードがキャッシュレス診療可能カードなら、
家族もキャッシュレス診療可能です。
キャッシュレス診療可能かどうか、
というのも比較表には記載していますので、
参考にしてみてください。
⇒一般カード比較表
⇒ゴールドカード比較表