利用付帯の海外旅行保険カードは、ツアー代金の一部支払でもOK
質問をいただきました。
ツアーの旅行代金を現金払いし、その他の残金をカード払いした場合、 保険は有効になるのでしょうか?
利用付帯というのは、旅費や交通費をカード支払いしたときのみ、
付帯している海外旅行保険が有効になる、というものです。
たしかに、タクシー代金や電車代など、
小額でもカード支払いをしていれば保険が有効になることは知っていますが、
ツアー代金の一部だけをカード払いした場合は、よくわからないですね(苦笑)。
調べてみました。
●楽天カードの回答(引受保険会社:三井住友海上)
「利用金額の制限はございません。代金の一部を楽天カードで決済いただいた場合でも対象となります。」
●JCBカードの回答(引受保険会社:損保ジャパン日本興亜)
「カード利用の金額に縛りはないので、ツアー代金の一部などでも保険は適用されます」
●SBIカードの回答(引受保険会社:三井住友海上)
「カード利用の金額に縛りはありません。ツアー代金の一部でも保険は有効になります」
電話で一通り聞いてみたのですが、
以上のような回答でした。
ですので、基本的に、利用付帯は、
ツアー代金の一部でもカード支払いをしていれば、
海外旅行保険は有効になる、と言ってよさそうです。
(交通費は、公共交通機関じゃないとダメなので注意してくださいね)
ただ、まあ、そもそも保険が利用付帯のカードだから、
こういう心配が出るだけであって、自動付帯のカードでしたら、
自動的に保険が有効になるので、このような心配も不要です。
ですので、これからカードを作る人には、自動付帯のカードをおススメします。
(参考:クレジットカード海外保険の自動付帯と利用付帯)
あえて利用付帯カードを使うのは、90日以上の海外滞在の場合ですね。
それに関しては、こちらのページで紹介しています。
⇒利用付帯海外保険カードで90日以上を狙う裏技と注意点