タッチアンドゴーカード(Touch’n GO card)の購入&チャージをクレジットカード払いする方法
クアラルンプールで有名な電子マネーカード、それがタッチアンドゴーカード(Touch’n GO card)です。このタッチアンドゴーカード、日本のクレジットカードで購入やチャージができます。
しかも少額でも購入やチャージができるので、利用付帯裏技を有効にしたいときに便利です。
※この方法の場合、タッチアンドゴーカードへのチャージだけでは利用付帯は有効になりません。必ず、「チャージとカード利用の両方」が必要です。
このページでは、そんなタッチアンドゴーカードのカード払いについて解説します。
Contents
メリットとデメリット
●最低支払20RMと安い
●KLでは使い道が多いカードなので便利
デメリット
●駅まで行かないといけないので面倒
●利用付帯を有効にするのに、「電子マネーは不可」とするカード会社もあるので注意が必要
電子マネーを利用付帯で使うときの注意点
電子マネーを利用付帯で使うときには2つの注意点があります。●注意点1:チャージ式電子マネーの場合、保険金請求には2つの明細が必要
利用付帯裏技に、「チャージ式電子マネー」を利用した場合は、↓この2つの明細が必要です。
①電子マネーへチャージしたことがわかるクレジットカードの利用明細
②交通費支払いをしたことがわかる電子マネーの利用明細
なので、利用付帯を有効にする目的で使う場合は、「使う予定の電子マネーで明細発行ができるか」をちゃんと確認してから、使うようにしてください。
●注意点2:カード会社によって利用付帯に使えないことがある
2020年1月15日にルールが改悪され、「チャージ式の電子マネーを使っての交通費支払いでは利用付帯を有効にしない」とするカード会社が増えました。
その後、改悪が続いています。2022年1月現在、↑上の注意点1の方法で利用付帯を有効にできるのは三井住友海上が引受保険会社となっているカードのみです(つまり三井住友カードやセディナカードならOK)。
●2020年1月 損保ジャパンが改悪の回答。
●2021年12月 東京海上日動が改悪の回答。
↑この2社では「チャージ式電子マネーでの利用付帯の有効化は不可」という回答になりました。
つまり、リクルートカードやエムアイゴールド、トラストクラブカードではダメ、ということです。
↓下記にポイントをまとめておきます。
[surfing_ranking id=6078]↑このカード会社の回答も、今後変化する可能性もあるので、実際に使おうと思う人は、カード会社(保険会社)に一度、確認することをおすすめします。
そもそも、電子マネーには「チャージ式」のものと「即時カード決済式」の2つがあります。2つそれぞれの扱いに関して、主な利用付帯裏技カードを調査したところ、↓このような感じでした。
※チャージ式と即時決済式でも違うので注意
チャージ式 | 即時決済式 | |
---|---|---|
トラストクラブカード | ○ | ○ |
リクルートカードVISA/マスター | × | ○ |
リクルートカードJCB | × | ○ |
エムアイゴールド | × | ○ |
JCBカード | × | ○ |
アメックス | × | ○ |
三井住友カード | ○ | ○ |
セディナカード | ○ | ○ |
クレカ購入&チャージはセルフサービス・キオスクで
タッチアンドゴーカード(Touch’n GO card)は、いろいろな場所で買えますが、カードの自動販売機「セルフサービス・キオスク Self-Service Kiosk (SSK)」で購入すると、日本のクレジットカードでも購入が可能で、おすすめです。
設置場所一覧
セルフサービス・キオスクの設置場所一覧は、公式サイトの↓ここで見ることができます。
http://www.touchngo.com.my/CMS/Personal/Products/Self-Service-Kiosk-SSK/Locations/
場所によって、
●カード購入不可(Card PurchaseがNo)
●チャージ手数料がかかる(Reload FeeがYes)
●クレジットカード払いができない(Credit/Debit CardがNo)
という違いがあるので、ちゃんとチェックしてから行くようにしてください。
KLセントラル駅直結のニューセントラル内にあるタッチアンドゴーハブ
2017年10月に、実際に行って購入してきました。
私が行ったタッチアンドゴーのお店(Touch’n GO Hub タッチアンドゴーハブ)は、KLセントラル駅直結のショッピングモール「nu sentral」(ニューセントラル)のL2フロアにあります。行き方は、↓こんな感じ。
KLセントラル駅と、ニューセントラル駅は、↑このように繋がっています。タッチアンドゴーハブへ行くには、地図の一番下の吹き抜け前のエスカレーターで2つ上の階へ行きます。
注意したいのが、マレーシアのビルの階の数え方。書いてあるのが何階なのか、よくわかりません(笑)。↓こんな階層になっているので、とりあえず、「タッチアンドゴーハブは2つ上のL2階にあるよ」とだけ覚えておいてください。
L5 (8階)
L4 (7階)
L3 (6階)
L2 (5階) ←ココにある
L1 (4階)
CC (3階) ←KLセントラル駅に繋がる
GF (2階) ←モノレール駅に繋がる
LG (1階)
実際のお店と自販機
L2階まで上がると、吹き抜けに面したところの、ちょうど真ん中へん、サムスンの店の隣に、タッチアンドゴーハブがあります。
お店は↓こんな感じ。
入口近くに2台並んでいる機械の、左のほうで、タッチアンドゴーカード(Touch’n GO card)を、クレジットカード購入できます。右の青い機械のほうは、「RELOAD」と書いてあるので、おそらく、チャージ専用機と思われます。
カード購入の動画
今回は、私のリクルートカード(VISA)で購入する様子を動画に撮ってきましたので、操作方法は↓こちらの動画をご覧ください。
タッチアンドゴーカードの価格
カード購入時にかかった費用ですが、私の場合は、合計60RMでした。
●カード代 10RM(返却なし)
●チャージ額 10、20、30、50、100、200RMから選択
↑このようにチャージ額は選べるので、一番安く済ませるなら20RMですね。
利用明細の表示はこんな感じ
↓こちらが、リクルートカードVISAの利用明細。
「LONGBOW TECH/PUCHONG」としか書いてないので、保険会社の人も、これだけでは電子マネーへのチャージの支払いであることがわかりづらいと思います。ですので、やはり、セルフサービスキオスクから出てくる↓この紙をチャージの証拠として保管しておいたほうが良さそうです。
タッチアンドゴーカード購入はVISA/マスター/アメックスのみ!JCBは不可
私はリクルートカードVISAで無事購入できました。で、その他の国際ブランド、マスターカードやアメックス、JCBは使えるか?という問題ですが、現地在住の読者さんがTouch’n Goの会社に問合せをしてくれました!
結果、「使えるカードは、アメックスかマスターかVISAのみで、JCB等、他のカードはダメ」ということが判明しました。
また、カウンターでのリロード(=チャージ)は、マレーシア国内発行のクレカしか使えないそうです。
利用明細の発行方法は、次の記事で解説します
↓こちらの続きの記事で、タッチアンドゴーカードの利用明細の出し方を解説します。