キャッシュレス診療が可能な海外旅行保険クレジットカードリスト
「有料の海外旅行保険には当然ついている『医療費キャッシュレスサービス』は、クレジットカードでは使えません。つまり、現地では病院に行ったときに、支払いを一度、自分で立て替える必要があります。」
と、昔は書いていましたが、そうでもなくなりました!
今では、キャッシュレスサービスが使える海外旅行保険クレジットカードが、ほとんどです!
Contents
キャッシュレスサービス可のクレジットカード
●三井住友VISAカード(自動付帯カードのみ)
●セディナカード(自動付帯カードのみ)
●JCBカード
●セゾンカード
●エポスカード
●KCカード
●UCカード
●JALカード(ゴールド・ダイナース・CLUB-Aカードのみ)
●ジャックスカード(海外保険が三井住友海上火災保険のもの限定)
●ベルメゾンメンバーズカード
●楽天カード
●楽天プレミアムカード
●MUFGカード
●DCカード
●ライフカード
●TS3カード
※最新の調査結果は、比較表に掲載しています。
⇒海外保険付クレジットカード比較表(キャッシュレスOK絞込み)
キャッシュレスサービス不可のカード
逆に、キャッシュレスサービス不可のカードのほうが珍しくなっています。下記のカードは不可なので要注意。
●三井住友VISAカード(利用付帯のもの全て)
●セディナカード(利用付帯のもの全て)
●オリコカード
●アプラスカード(ハワイラブカード ゴールド、新生アプラスゴールドカード含む)
●ビューカード(イオンsuica、ビックカメラsuica、ルミネカード含む)
●ANAカード
●dカードゴールド
●アメックスのゴールドより下のカード(グリーン、ANAアメックス、スカイトラベラー、デルタスカイマイル)
●ベルメゾンメンバーズカード
●三井住友トラストVISAカード
●アレコレカード(福岡銀行カード)
●ヤフージャパンカードSuica
三井住友の保険に注意。2019年7月からキャッシュレス不可のカードが増加(涙)
2019年7月から、
・引受保険会社が三井住友海上で、
・利用付帯のカード
は、すべてキャッシュレス診療が不可になりました(上の一覧に追加済み)。
セディナクラシックなど、人気カードも含まれているので、ご注意ください。
※楽天カードは、一度、不可になりましたが1ヶ月ほどで撤回され、また「可」に戻りました。
注意:キャッシュレス診療OKのカードでも、キャッシュレスが使えない場合もある
キャッシュレスサービスは、いつも、どこでも使えるわけではありません。あくまで、「保険会社との提携病院があれば使える」というものです。
日本人旅行者の多い都市なら、まず大丈夫ですが、少し田舎に行くときには、キャッシュレスサービスが使えない可能性があることも覚悟して、現金や支払い用のクレジットカードを準備しておきましょう。
キャッシュレスサービスの使い方
医療費キャッシュレスサービスの使い方のポイントは、海外の旅行先で病院に行く前に、クレジットカードの海外サポートデスクに電話し、キャッシュレス対応の提携病院を紹介してもらい、そして病院に行くことです。
電話せずに、いきなり病院に飛び込んだ場合は、その病院が提携病院じゃないこともあります。提携病院じゃない場合は、キャッシュレスサービスに対応してくれず、現金やカードで支払うことになります。海外の病院では、お金が払えないと、診察さえもしてくれないことが、平気であるので、注意しましょう。
大都市と言っても、すべてが提携病院ということは、ありえません。日系病院や、外国人向け病院なら提携している可能性は高いですが、地元のローカル病院だと提携していない病院のほうが多いので、病院を選ぶときには注意をしてください。
カード保険のキャッシュレスは少し時間がかかる(土日は要注意)
実際に利用するときの話ですが、カード付帯保険のキャッシュレスサービスは、実際に使えるようになるまでに時間がかかります。
なぜなら、下記のような流れで、手続きが進むからです。
① 体調が悪くなり、海外サポートデスクに電話する
①’ 海外サポートデスク(保険会社)が、カード会社に会員であることを確認する
② 海外サポートデスクが、現地エージェントを使い提携病院を探し、予約する
③ 病院の予約完了の電話が来て、受診する
④ 保険会社が病院に支払いをする
①’の本人確認が有料海外旅行保険には無い部分です。この本人確認は、短ければ大体1時間くらい。通常時は長くても数時間です。ただし、注意すべきは、カード会社が休みのときです。深夜や休日だと、確認が取れず時間がかかり、病院での受診が翌日になったりすることもある、ということを頭に入れておきましょう。
実際に、タイで、休日に急に腹痛になり、キャッシュレス診療できなかった、という体験談もいただいています。↓こちら。
そんなときは、とりあえず、医療費は自分で払う、という覚悟をして、病院に行くことも一つの方法です。(あとで保険金申請をする手間は、かかりますが)
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カード保険のキャッシュレスサービスを利用するときの、さらに詳細な注意点を追加しました。↓こちらから御覧ください。