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セゾンブルーアメックスカード海外旅行保険の注意点←海外生活者の観点から

セゾンブルーアメックスカード
セゾンブルーアメックスカードは海外旅行保険が単身用としては最高に良いカード。しかも25歳以下は無料
 

セゾンブルーアメックスカードは、年会費5000円未満の「一般カード」の中では、最高に良い海外旅行保険を持つカードです。しかも25歳以下なら年会費無料。

特典も多いので、年会費3000円かかったとしても、海外旅行へ行く人なら十分に元が取れるカードです。

このページでは、そんなセゾンブルーアメックスカードの海外旅行での注意点と活用方法を解説します。

まず結論

セゾンブルーアメックスカードの海外旅行での評価について、結論(ポイント)をまとめておきます。

セゾンブルーアメックスカードの良いところ

海外旅行保険が良い(疾病治療費上限300万,傷害治療費上限300万、比較表では2位)
保険が自動付帯(海外へ行けば自動で保険が有効に)
キャッシュレス診療OK
発行が最短即日と早い
帰国時手荷物無料宅配サービス付
25歳までは年会費無料
ショッピング保険付き(買った商品の盗難/破損に90日間保証)

セゾンブルーアメックスカードのダメなところ

年会費3000円(税別)がかかる(25歳までは無料)
空港ラウンジは使えない
海外キャッシングは良くない
子供の保険はカバーできない(家族カードは発行可能なので18歳以上はカバーできる)
90日以上の旅行には使えない
飛行機遅延/欠航・ロストバゲージ保険は無い
国際ブランドがアメックスしか選べない

セゾンブルーアメックスカードは、こんな人向け

●一枚のカードで補償が多い海外旅行保険が欲しい人
●25歳以下の人、または年会費3000円の価値がわかる人
●独身の人。もしくは結婚しても子供がいない人
●短期旅行者(90日以内)
●海外旅行保険を上乗せしたい人

下にそれぞれ解説していきます!

セゾンブルーアメックス付帯の海外旅行保険の補償限度額

保険は自動付帯で、期間は最長90日。
傷害死亡/後遺障害 3000万
傷害治療 300万(1回のケガにつき)
疾病治療 300万(1回の病気につき)
賠償責任 3000万(1回の事故につき)
携行品損害 30万 (1年でリセット)
救援者費用 200万(1年でリセット)
飛行機遅延/欠航 なし
ロストバゲージ なし
(引受保険会社は、損保ジャパン日本興亜)

カード付帯の海外旅行保険を選ぶとき、一番重要なのは、一番使う確率の高い、病気ケガの治療費用の補償額です。それが、セゾンブルーアメックスカードでは、ケガ・病気治療費ともに300万円。これは年会費5000円以下の一般カードでは最高額です。

ただし、海外の医療費事情を考えると、このセゾンブルーアメックスカードだけで足りるとは言えません(特に欧米では)。カード付帯保険は、カードを複数枚持っていると限度額を上乗せできるので、他のカードと合わせて使うことをおすすめします。(下で解説します)

セゾンブルーアメックスカードの海外旅行保険は自動付帯

上乗せの解説の前に、一つ説明しておきたいのが「自動付帯」について。カード付帯保険の条件には二種類あります。

①自動付帯:海外へ行くと自動的に保険が有効になる
②利用付帯:海外旅行の交通費などをカード払いすると保険が有効になる

自動付帯と利用付帯の比較

セゾンブルーアメックスカードは自動付帯なので、海外に行けば自動的に保険が有効になります。

[上乗せ]セゾンブルーアメックスカードに、プラスどれだけで海外旅行保険は十分か?

ハッキリ言えば、セゾンブルーアメックスカード1枚の保険だけでは足りません

足りるか足りないか、で問題となる項目は、

●疾病・傷害治療費用の額
●救援者費用の額

の2つです。その中でも疾病・傷害治療費用は、風邪や腹痛でも使う可能性があり、一番使う確率が高いので最重要。

その治療費用で、必要額を考えてみると、大雑把な額ですが↓こんな感じになります。

必要最低限の医療費とカード枚数
アジア 300〜500万⇒カード2,3枚
(台湾300万、香港400万、シンガポール500万)
ヨーロッパ 400〜600万⇒カード2,3枚
オーストラリア 400万⇒カード2枚
アメリカ(ハワイ含む) 1000万以上⇒カード5枚
(グアム・サイパンは400万くらい)

という感じです。なので、セゾンブルーアメックスカード1枚の付帯保険だけでは「アジアでギリギリ。欧米では不足する心配アリ」というレベルです。ですので、他のカード付帯保険も使って上乗せする必要があるんですね。具体的な上乗せについては、↓次に、説明します。

足りない分は、他のカード付帯保険との合算でカバー

クレジットカード付帯海外旅行保険に他の保険を上乗せ

セゾンブルーアメックスカード1枚だけの付帯保険で足りないので、他の保険付きクレジットカードを持ち、保険を上乗せさせます。

海外旅行保険付きのクレジットカードを2枚以上持っていた場合は、それぞれの項目の補償限度額が合算されるのです!(ただし傷害死亡/後遺障害の項目は合算されない)

具体例で見てみましょう。セゾンブルーアメックスカードに、比較表1位のエポスカード(VISA)で上乗せするとします。

↓表で見ると、補償額はこんな感じに合算されます。

セゾンブルーアメックスカード
セゾンブルーアメックス
エポスカード
エポスカード
合算結果
保険期間 90日 90日 90日
条件 自動付帯 自動付帯    
傷害死亡
/後遺障害
3000万 500万 3000万
傷害治療
費用
300万 200万 500万
疾病治療
費用
300万 270万 570万
賠償責任 3000万 2000万 5000万
携行品損害 30万 20万 50万
救援者費用 200万 100万 300万
  エポスカード詳細    

※「傷害死亡/後遺障害」の項目だけは合算されず、高い金額のほうが上限になる。

↑この合算後の額なら、安心できますね。アメリカへ行くなど、もう少し保険金があったほうが安心という人は、保険付帯カードをさらにもう一枚作っておくと、さらに上乗せになります。合算&必要な保険額に関しては、↑こういう感じで考えてください。

ちなみに、合算させる目的でカードを選ぶなら自動付帯カードがおすすめ。保険が自動付帯のカードのほうが余計な手続き不要でラクなので。

セゾンブルーアメックスの国際ブランドはアメックスなので、国際ブランドがVISAのエポスカードとは相性が良いと言えます。

海外旅行ではクレジットカードを2枚以上準備し、2枚の国際ブランドを別のものにしておくのがオススメだからです。その理由は、海外ではVISAしか使えない店や、マスターしか使えない店、などがあるから。2枚ともVISAだと、両方カード利用できない可能性も出てくるからです。

盗難に遭ったときのことを考えても、カードは2枚あったほうが安全です。

年会費無料や年会費の安い、上乗せ用カードを別に探すなら、こちらの比較表から探してみてください。⇒クレジットカード海外旅行保険比較表(80種以上)

セゾンブルーアメックスカードの評判の良い特典

セゾンブルーアメックスカードの、その他の評判が良い特典を見てみましょう。

セゾンブルーアメックスカードはキャッシュレス診療OK

キャッシュレス医療サービスの仕組み

大都市限定になりますが、 セゾンブルーアメックスカードの付帯保険では、キャッシュレス診療が可能です。

キャッシュレス診療とは、「キャッシュレス・メディカルサービス」とか、「医療費キャッシュレスサービス」だとかの呼び名があるのですが、すべて同じです。要は、「現地の病院にかかったときに、保険会社が直接、病院に支払いをしてくれて、自分で支払いをしないで済む」というサービスです。

昔は、このサービスが無く、現地の病院では一度自分で支払いをし(立て替え払いをし)、その後、カード会社(保険会社)に領収書などと一緒に申請をする、という面倒な手続きが必要でした。その面倒な手続きが、セゾンブルーアメックスカードでは不要になる、ということです。

※最近のカード付帯保険は、ほぼ9割くらいの保険付帯カードが、キャッシュレス診療可能になっています。

ただし、キャッシュレス可能なカードでも、保険会社との提携病院がない場所(たとえば田舎など)では、キャッシュレス診療は不可能で、まず自費で立替をして、それから保険金申請手続が必要です。

キャッシュレス診療の使い方のコツ

私も上海滞在時代や海外旅行で何度か使ったので、キャッシュレス診療の使い方のコツを少し書いておきます。それは2つ。

キャッシュレス診療利用の2つのコツ
●体調が悪くなるかも、という段階で提携病院を聞いておく
●いきなり病院に行ってはダメ。カード会社に電話して病院を手配してもらうこと

いくら大都市でも、すべての病院が保険会社の提携病院であることはありません。もし飛び込みで病院に行ってしまうと、提携病院ではない場合、キャッシュレス診療サービスは使えないことになります。

なので、まずは提携病院がどこの病院なのか、を調べておく。提携病院が近くにないこともあるからです。そして、実際に病院に行きたくなったら、カード会社に電話して病院を予約してもらう。そうすれば確実にキャッシュレス診療をしてもらうことができます。

※以前は「健康なうちに提携病院を保険会社に聞いておくと安心ですよ」と読者さんにはアドバイスしていたのですが、2016年7月と8月の調査で、いくつかの保険会社で提携病院を教えてもらうのを断られました(涙)。理由はここでは割愛しますが、「本当に体調の悪いときしか提携病院を教えてもらえない」ということがあることは覚えておいてください。

セゾンは発行が最短即日と早い

セゾンブルーアメックスを含む、セゾンカードは、ネット申込をして全国にある「セゾンカウンター」での受け取りを選ぶと、最短即日発行が可能です。海外旅行まで日がないときには助かりますね。

帰国時手荷物無料宅配サービス付

海外旅行から帰国のとき限定ですが、空港から自宅まで、カード会員様一人につきスーツケースなどの手荷物1個を無料で配送してくれます。対象空港は、成田国際空港、羽田空港(国際線ターミナル)、関西国際空港、中部国際空港。

このサービスは、普通、年会費1万円以上のカードにしか付いていないので嬉しいですね。

25歳までは年会費無料

ここ1年ほど「26歳になるまで年会費無料」というキャンペーンが継続されています。年会費無料なら絶対におトクなカードなので、おすすめです。

ショッピング保険付き(買った商品の盗難/破損に90日間保証)

セゾンブルーアメックスには、「ショッピング安心保険」というショッピングプロテクション(動産総合保険)も付いています。つまり、セゾンブルーアメックスで買った商品を、購入日から90日間、盗難・破損などの偶然な事故によって被った損害を補償してくれます保険金の限度額は年間100万円まで(自己負担1万円)。

例えば、トルコで買ったペルシャ絨毯が、日本に届いたら破れていた!などのときにカバーしてもらえます。

セゾンブルーアメックスカードのイマイチなところ

セゾンブルーアメックスカードの短所というか、足りない部分も書いておきます。

年会費3000円(税別)がかかる

非常に保険の内容が良いカードだ、と言っても「毎年年会費がかかる」というのは、一つのデメリットですね。保険付帯で年会費無料のカードも何枚かあるので、年会費を重視する人は↓こちらの記事も見てみてください。

空港ラウンジは使えない

セゾンブルーアメックスカードは、残念ながら空港ラウンジは使えません。空港ラウンジが使いたい人は、年会費1万円以上のカードに申し込んでください。ちなみに、セゾンブルーアメックスカードにはプライオリティパスも付いていません。

子供の保険はカバーできない(家族特約ナシ・家族カードも発行不可)

セゾンブルーアメックスの付帯保険は、あくまでカード会員のみが対象。家族の保険もカバーする「家族特約」は付いていません。ですので18歳未満の子供がいる場合は、有料保険に加入するか、家族特約つきカードを別に作る必要があります。(家族特約について詳しくはこちら)

ただし、セゾンブルーアメックスは、家族カードを発行できるので(年会費は税別1000円/枚)、18歳以上の家族は、家族カードを作れば、カード会員と同じ保険をもらえます。

飛行機遅延/欠航・ロストバゲージ保険は無い

航空機遅延/ロストバゲージ保険は、セゾンブルーアメックスには付帯していません。ただ、これらの保険は、なくても問題ないと私は思っています。

付帯していたとしても、条件が厳しく、「飛行機遅延は4時間以上の遅れor欠航」、「手荷物遅延は到着から6時間以上遅れ」、「手荷物紛失は到着から48時間以内に届かない場合」など、だからです。

また、もらえる保険金も、限定されています。航空機遅延/欠航の場合に保険金がおりるのは、ホテル宿泊料金、待ち時間の食事代、ホテル等へ移動の交通費、航空機の代わりに使った他の交通手段の費用のみ。手荷物遅延/紛失の場合は、衣類や生活必需品の購入費用のみ、です。

「それでも、やっぱり欲しい」と思う場合は、↓こちらの比較表を参考に他のカードを作ることを検討してみてください。
参考記事:飛行機欠航/遅延・ロストバゲージ保険付きカード比較表(20枚以上)

セゾンブルーアメックスカードでの海外キャッシングはイマイチ

現地ATMで現地通貨を引き出す「海外キャッシング」は、現地の両替所よりもお得に外貨両替できるオススメの方法。ただし、セゾンブルーアメックスカードで、それをやるのはおすすめできません。おすすめできない理由は3つ。①両替レートの良いマスターカードを選べない、②繰上げ返済に電話代+振込手数料がかかる、③海外ATM引き出し後の明細反映が遅い、という理由です。

海外キャッシングでお得なカードは、年会費無料のものがあるので、別に作るべきです。↓こちらでしっかり解説しています。
国際キャッシュカード徹底比較

まとめ

ポイントをまとめると、セゾンブルーアメックスカードは、↓こんなカードです。

セゾンブルーアメックスカードは、こんな人向けのカード
●一枚のカードで補償が多い海外旅行保険が欲しい人
●25歳以下の人、または年会費3000円の価値がわかる人
●独身の人。もしくは結婚しても子供がいない人
●短期旅行者(90日以内)
●海外旅行保険を上乗せしたい人
利用の注意点
26歳以上は年会費3000円がかかる
欧米だと一枚だけでは海外旅行保険は不足
海外キャッシングは別のカードがおすすめ
家族の保険はカバーできない(18歳以上なら家族カードでカバー可能)
90日以上の旅行には使えない
飛行機遅延/欠航・ロストバゲージ保険は無い

という感じです。

セゾンブルーアメックスカードは、子供のがいなくて、海外旅行へ年1回以上行くなら、年会費3000円の元が取れるカードだと思います。

ランキングでも2位にしていますし、当研究所おすすめのカードです。

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のむてつ

サイト「ちょろいもんだぜ中国生活」運営。上海生活歴7年(現在日本)。中国一年目のとき、保険代理店に勧められるままに無駄に豪華な海外旅行保険に加入、あとで約4万円節約できたことを知り、泣く。そのときの後悔から海外旅行保険節約と、クレジットカード活用にハマる。日本人よ、もっと海外に挑戦しよう!

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