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貴州省 台江のミャオ族祭

さあ、今日は、いよいよ、今回の旅行の最終日であるとともに、
旅行の最大のポイントである、『ミャオ族のお祭り』ですよ!

昨日、黄平へ行って、結局、少数民族の方々の生活を見ることが
できませんでしたからね。今日は、リベンジですっ!

目指せ、台江!


台江は、凱裏の東側、40キロくらいのところにあります。

現在、朝7時。
7時にホテル(実は招待所。笑)前で、待ち合わせた車は・・・
おお!ちゃんと来てます♪ えらいっ!

車のところへ降りて行く前に、招待所の支払いを、と思ったのですが、
早朝のためか、受付に人はおらず(笑)。

ま、デポジットとして、
2泊分払ってあったから、いいか(笑)。

ということで、招待所からはそのまま出発!


車のところに到着。

ん?・・・・あれ?アンタ誰?

運転手のおっちゃん以外に、おばちゃんがいます。

「あ、私?この運転手の友達。
 私、今日休みだからさ。一緒に行くわ」

行くわって、あのさ・・・そうなの・・・(笑)。


ま、中国だとよくあることですよね。
ということで出発!

高速に乗って、ビュンッと行きますよ。


約40分で台江に到着。

高速を降りると、
もう、道には、少数民族のみなさんが!



銀細工のキレイな衣装を着ている人のまわりには、もう、人だかり(笑)。


さあ、私たちも、車から降りて、写真撮りまくりますよー!!

上の地図、私が知っている中国地図サイトの中で、
一番詳しい地図だと思うのですが、なぜか、台江の川が書かれてないんですよね。
(台江の地図が表示されるだけで、他のサイトより偉いんですが。笑)

こちら、会場に貼ってあった地図です。

(もっと大きく見たい方は、画像をクリックしてみてください)

苗疆東大道(地図真ん中の道)沿いには、川がありまして、
その川の北側に、台江の町がある、という感じです。

私たちは、汽車駅(バスターミナル)から少し北に来た橋の
川沿いの地税賓館となりの駐車場に駐車。そこから歩いて行くことにしました。

おおお!いきなり、大興奮!(笑)
みなさん、どこかに向かって歩いていきます。



こちら、歩いて橋を渡っているところで。
向こう側に見えるのが、高速道路。


川辺には、なぜか、ラクダが(笑)。

たぶん、これは、乗ることができて、一回20元、みたいなやつですね。

こちらは、橋の反対側。西側を見たところです。

並木道のように見えるところが、苗疆東大道です。


橋を渡りきって、ここが『秀眉広場』。

ステージが作ってあって、今回のお祭りのメイン会場になります。

お、こんなところに、今回のお祭りのプログラムがありますね。

今日のお祭りは、『ミャオ族 姉妹節』だったんですね!
いやー、全然知らなかったです(笑)。

姉妹節の詳しいプログラムをぜひ知りたい!という
マニアックな方のために、こちらに、プログラムの拡大写真を
アップしておきますね!⇒姉妹節前半2日間日程 姉妹節後半2日間日程

プログラムを見てると、夜なんかも、いろいろあるんですね。
いやー、時間があれば、泊まって見たかった。ま、しょうがないっす。

こちらも参考まで。⇒貴州省少数民族お祭り日程表
(日付は旧暦なので、新暦での日程は毎年変わりますから、注意!)

さあ、現在8時。

正式な開演までは、まだ時間があるのですが、
みなさん、たくさん歩いてきましたよ〜。

(ちなみに、向こう側の建物は、トイレです)

どんどん、やって来ます。


おお、龍も来ました!





ときどきいる、民族衣装を着た女性は、
声をかけると、止まってポーズとってくれます(笑)。

(でも、すぐにたくさん人が集まってきて、撮れなくなるんですが。笑)

これは、何なのかなー。
たぶん、貸衣装屋で、写真撮ってくれるんでしょうね。


ステージのほうは、まだ、みなさん準備中で、ゆっくりしてます。


こちら、ステージ裏側。
この人たちは、ショーでもする人たちなのかな。


ここの広場の名前は、『秀眉広場』なのですが、
これは、このミャオ族のヒーロー『張秀眉』さんの名前を
取ったものなんですね。

下に「反清英雄」と書いてあるように、
清に対して抵抗した英雄として、尊敬されているようです。

私、はずかしながら、全く知らなかったので、ネットで調べたんです。
そうしたら、『張秀眉』について卒論を書いたという日本人の方を発見。
いやー、偉いこと研究する方もいるんもんです。

結婚したのが貴州人で、それで初めて貴州に興味を持った私からすると
ほんと、尊敬の対象です。すばらしい。
こちらがそのブログ⇒ちょくぼの部屋


こちらは、秀眉広場を少し遠めから見た全体像。

目の前の道路が、国道320号線です。

では、秀眉広場からは、少し離れて、
川沿いに苗疆東大道を歩いていきましょうか。

おっ!
こんなオレンジ色の民族衣装もあるんですね。


親子で衣装を着てるってのも、いいもんです。


これは、普段着なんでしょうか?


このへんは、豪華な衣装を来た方がたくさんいて、
もう、撮影会状態(みんな、押し強いので。汗)。


うん。この人に群がる人が多いのは、わかる(笑)。

すごい冠ですよね。


でも、私はこっちのおばちゃんが食べてる、
お米のほうが気になりましたけどね(笑)。

また、これが、良い表情のおばちゃんでした。

現在、いるところが、もう少し歩くと『苗疆賓館』に
たどり着くあたりです。もうちょっと西のほうへ歩いていきましょう。


ほんと、いろんな民族衣装があって、おもしろいですよね。



こうやって見ると、化粧してるからか、
日本の中高生とあまり変わらない気が・・・いや、そんなことないかな(笑)。


みんな晴れ舞台だからか、楽しそうですよね。



道路を渡って、
ちょっと、川辺のほうへ行ってみましょう。

こんな小さい子も化粧してましたよ(笑)。


川を西のほうへ覗くと、こんな建物が見えました。

橋だと思うんですが、何でしょうね、これ。

川の反対側は、今日のお祭りとは関係ない感じで、ちょっと寂しげ。


では、さっきの川の上の建物を目指して、歩いていきましょうか。



と、思ったのですが、
8時50分、状況が変わってきました!

パレードらしきものが始まったんです。

先頭は、パトカー。


そっか、そっか、さっき、みなさん、
西のほうへ歩いて行ったのは、パレードの準備だったんですね!





えーー、こういう『山車』(だし)だけかよー、

と思ったら、違いました。
来ましたよー、たくさん♪




ちょっと、私たちも、歩きながら撮っていて、
ブレ気味で、スンマセン。


歩道のほうは、みんな、パレードが来たことで、
行ったり来たり、落ち着きません(笑)。

これは、ちょっと、早く、定位置を確保しないと、写真も撮れないですね(笑)。

こっちが、アタフタしている間にも、パレードはどんどん来ます(笑)。


写真では、わからないですが、踊りながら来るチームもあるんですよ。
こんな感じで。


ひゃー、ブレブレですな。




でも、こういう絵になる子は、のがさなかったり(笑)。



このへんから、やっと、定位置を確保し、ゆっくり撮影!
ちょうど、そのときに、太陽も出てきて、撮りやすくなって、ラッキー。

そう、みなさん、こうやってプラカード持って、登場するんですよ。
なんか・・・なんか、なんかさぁ、ですよね!(笑)

こちら、衝撃映像(笑)。

ええええーーっ!パレード中なのにぃ!
元教師のむてつ、キレそうになりました(笑)

って、まあ、少数民族の方々って言っても、現代っ子もいるわけで(苦笑)。

と、書きましたが、そうだ、おっさんも同じことしてましたわ。
イメージがありますからね。このへんの感覚は、もうちょっと、
演出を大切にしてほしいなぁ(笑)。


この方たちは、農作業の道具を持って登場。




パレードは、まだまだ続きますよー。





ここのチームは、幼い子が多いです。




花を、かついでいるおばちゃんたち。


みんな、こうして手に持っているものは、何か意味があるんでしょうね。







そうそう、だんだん、このへんから、みんな撮影合戦がエスカレート(笑)。

日本だと、まず考えられないんですが、
パレードの列に突入して撮影(苦笑)。



特に、かわいらしい小さい子が来ると、
他を押しのけるように撮影しに行くカメラマン(←たぶん、プロ)
もいて、小さい子、ビビッてました(苦笑)。


撮られるほうは、緊張してるんですよね。
私のむてつは、控えめに、思いやりを持って撮影させていただきますので(笑)。


こうやって、大体、チームの最後尾には、おばちゃんグループがいまして、
重い衣装を着た前方の女の子たちをサポートするんです。


これは、観客の人たち。こんな様子で見てます。
「早く来ねーかなー、次」みたいな様子。


少年もがんばってます。



そのときでした!

まわりが少しザワつきます。

「ドゥアンチュン、ドゥアンチュン!」

これは、『ミニスカート』の意味。
そうなんです。ミニスカートの民族衣装のチームが来たんです。



私も、中国で買った旅行ガイドで、
ミニスカートのミャオ族がいることを知り、
しかも、「台江のほうで、見られるらしい」と聞いて
ぜひ見てみたい!と、力が入っていたのですが(笑)、
意外に簡単に会えてしまいました。

こうやって、見ちゃうと、まあ、まあ、へー、みたいな感じです。
(ガイドブックの写真が、多少艶めかしい感じだったんですよ。笑←反省)


こうやってみると、圧巻ですよね。
長いっ!


こちらは、なんか、ディズニーのパレートみたいです(笑)。


しかも、男性の帽子は、帽子じゃなくて、
シャンプーハットみたいに、頭、出てます(笑)。



ほんと、いろんな種類の民族衣装がありますよね〜。






このへんは、また違った雰囲気です。


やはり、有名なお祭りなんですね。
テレビカメラも登場。



そう、このチームの人たちは、ごはんを持って登場。



基本的に、おばちゃんたちは、質素な衣装が多いんですが、
このチームは、おばちゃんたちも、銀細工の冠をかぶって登場。
しかも、踊ります。


このチームの名は、『建設クラブ』?



村の名前とかじゃないんですね。
何の名前なんでしょうね。


このチームは、ちょっと可愛かったんですよね。

いや、顔とかじゃなくて、
こうやって、すまして歩いてるんですが、


ふと、見ると、こんなふうになってる子もいたりして(笑)。

わかります?
銀の飾りが、安全ピンでつけてあるの。(笑)

運動会のときに、ゼッケンを縫い忘れて、
朝、先生に安全ピンでつけてもらって出場した、
みたいな感じなんですかね(笑)。

朝の準備のドタバタした様子が思い浮かんで、
ちょっと可愛い感じがしました。


おいおい、パレード中だから、真剣にやれよ!(笑)

「あれ?○○ちゃん、じゃん。元気?」みたいな感じ(笑)。
なんか、みんな、良い言い方をすると、
お祭りを自由に楽しんでいる感じです。

コチコチの格式ばった『伝統行事』って雰囲気ではないんですよね。


こうやって、ふくれてる子に対して、
ちゃんと面倒を見てあげる子がいるってのも、なんか、いいですよね(笑)。


そう!この迷彩服が、小さい子をおびえさせていた、
「パレード突入カメラマン」。(笑)


これは、また別の人ですが、
良い写真が撮れて、満足げな人。

ほんと、みなさん、それぞれ自由な楽しみ方されてます。


そうそう、この銀細工の冠、持たせてもらったんですが、
結構重いんですよね。つけて歩いてるだけでも、大変です。





このおばちゃんたちの衣装は、刺繍がキレイ。





パレードが始まって30分。
パレードはまだ、ず〜〜〜っと続きます。



あっ、この人たちも、紫色のごはんを持ってますね。




今、気づいたのですが、
頭の上の花、カワイイですよね(笑)。



これもミャオ族の衣装なんでしょうか?
雲南のほうの少数民族っぽいですよね。(そんなに知らないですが。笑)


おっちゃん、うれしそうです(笑)。



こうやって見ると、つくづく、豪華な服ですよね〜。


こんな小さい子も、がんばってパレード(笑)。


またカメラマンに囲まれて、おびえる、の図。



ん?
『民間体育競技組』?

スポーツのサークルか何かですかね。


これは、作りがちょっとショボくて、笑ってしまいました。(すみません)



こうやって、パレード中に、
おばあちゃんが、孫をみつけて、

「○○ちゃん、がんばってるねぇ。ばあちゃん嬉しいよぉ〜」

と、パレードを止める、という光景は、何度か見ました(笑)。

この雰囲気がいいですよね。
ほんと、家族が運動会を見に来たみたいです(笑)。



だんだん、私も、
同じ場所でパレードを見続けるのに飽きてきまして(笑)、
ちょっと移動することに。

というか、友人とはぐれてしまったんですよね(笑)。

しかも、私の携帯は、こっちに来てわかったのですが、
なんと、貴陽でのみ、使える携帯だったようで、ここ台江では使えず(涙)。

じゃあ、まあ、いっそのこと、携帯のSIMカードを
ここ台江で買うか、ということを決めて、
町の散策を兼ねて、携帯屋さんを探すことに決めたのでした。

貴州省台江その2(町の様子)につづく

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