|
|
|
1〜50 〜100 〜150 〜200 〜250
12.中国人の恋人紹介
03年9月30日(火)
なにやら、中国人教師2人が楽しそうに話しています。
一人は、おばちゃん教師。教師の中でも明るく、リーダー的存在。
もう一人は、新人教師。なにやら、相談を持ちかけているようです。
私 「何か、楽しそうに話してるねぇ?」
おばちゃん「今度この子のお兄ちゃんに、恋人を紹介してあげるのよ♪」
こういう、おせっかいおばさんってどこの国にもいるんですね。
若いもんのことは若いもんに任せておけばいいのに‥‥
と思ったら、びっくり!
どうも新人教師から頼んで探してもらったようです。
中国では、目上の人に恋人を探してもらうことは、
よくあるらしいんです。
そして数日後‥‥。
今日は、いよいよ紹介の日。
先に女性が来ました。
(なぜか学校が待ち合わせ場所に‥‥まあ、面白そうなので許そう)
女性「はい、先生。紹介してくれたお礼です。食べてください♪」
もうウキウキ顔です(笑)。お土産にケーキを持ってきたのでした。
おばさん先生は、得意げにうなずきます。
そうこうしている間に、新人教師と、そのお兄ちゃん登場。
「じゃあ、まあ、ここではなんなので、喫茶店にでも‥‥」
あーぁ、面白くない。4人とも、行っちゃいました。
次の日‥‥。
おばちゃん先生のところに、電話が。あの女性からです。
おばちゃん先生、笑っています。うんうん、と聞いています。
その女性も偉いですね。ちゃんとお礼の電話をかけてくる。
私 「よっかたねぇ、紹介してあげて。彼女なんて言ってたの?」
おばちゃん「ぜんっぜん、さえない男だったって。フフッ(笑)」
私 「は?」
おばちゃん「全然格好良くなかったから、お茶飲んですぐ帰ったみたい。
もう2度と会わないって。あんな奴は嫌だってさ、アハハ(笑)。」
なんと、電話での5分間、女性はずっと文句を言っていたのでした!
この女、礼儀知らずだと思いません?
紹介してもらった相手に、普通そこまで言いません。
でも、おばちゃん先生も、負けていません。
全然、紹介した責任など気にしない。
私 「あの‥‥さ、『2人を上手くいかせよう』とか、思わないの?」
おばちゃん「ぜーんぜん。あとは2人のことだからねぇ。関係ないよ。
アハハハー」
そ、そんな‥‥アハハハーって、あんた‥‥軽すぎ。
でも、こういう感じの『紹介』って、よくあるらしいんです。
上の人が紹介してくれたとしても、遠慮は一切なし。
しっかりとダメ出しOK。嫌なら、即さよなら。
そのかわり、上の人も、結構、無責任に紹介する、と。
まあ、良いといえば良いのかもしれませんね、このシステム。
気を遣うことはありませんし。
私?一度くらいは‥‥‥いえいえ、自分で探します(笑)。
1〜50 〜100 〜150 〜200 〜250
|
ちょろ中掲示板に一言残す(←ありがとうございます!)
|
|
|
|
|