|
|
|
1〜50 〜100 〜150 〜200 〜250
171
●05年9月14日(水)
通訳さんの苦労
今日は、
通訳をされていた方(日本人)から
お話を聞きました!
以前から、
上手な通訳さんの使い方に興味があった私は、
自分の考えをぶつけてみたんです。
【日本人⇒中国人に説明、なら、中国人通訳】
【中国人⇒日本人に説明、なら、日本人通訳】
これしかないでしょ!
と思ってたんです。
ところが、
「そうでもないですよ」
と、早くも粉砕(笑)。
なんでなんッスか?と噛み付いてみると、
こういう答えでした。
「例えばですね、味の問題とかですよ。
じゃあ、考えてみてください。
日本人が言ったことを中国人コックに説明するとします。
【味は濃いんだけど、コクが足りない】
って、どう訳せばいいと思います?(笑)
そういう問題があるんですよ。
外国人だと、コク=味の濃さ、と
思い込んでいる場合もあります。
だったら、えーい、塩足しとけ!
ということもありえますね(笑)。
自分の知識の範囲で、簡単にまとめてしまう、
ということがあります。
味のことは、日本に住んでいたりして
味わったことのある外国人でも、通訳は難しいですよ。
やっぱり同じ国の人じゃないと、難しいと思います。
ん?さっきの答え、ですか?
私は、場合にもよりますが、
そのときは、作り方も知っていたので、
【濃いんだけど、油が少なくて味が足りない】
と、訳しましたよ」
そうですよねぇ、
そのレベルまで理解していないと、
本当に美味しい料理の世界の通訳は、できない、と。
通訳の世界って、キビしい…
1〜50 〜100 〜150 〜200 〜250
|
ちょろ中掲示板に一言残す(←ありがとうございます!)
|
|
|
|
|