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20.上海No.1居酒屋
今日は、楽天日記のshin7374さんに居酒屋に連れて行ってもらいました。
「のむてつさん、これは、ぜーったい見ておいたほうがいい」と、
言われていたので、楽しみにしてたんです。
話では、正月には餅つきをして、参加したお客さんに、そのときの写真を
送るサービスまでやっている店。見ておいて損は無さそうです。
そもそも、『サービスする』という概念があるのかどうか不安になる店に
ばかり通ってますからね。たまにはいいかな、と思って行ってみました。
もう、まず、店の前から違いました。
入り口で待つ専門の店員がおり、
「いらっしゃいませっ!(当然日本語) どうぞ、お二階へ!」
ここは、どこやねん、日本か?と思いました。
バームクーヘンを縦切りにしたような形の近代的なビルの中に入ると、
そこは完全に居酒屋。日本風に作ってあります。しかも結構広い。
2階は、一般席になっており活気のある飲み屋、
3階は吹き抜けになっており、少し静かで、カップル用だそうです。
当然、我々は2階席へ。見渡してみると‥‥もーう、大盛況状態でした!!
日本人の話し声&従業員の日本語で、本当に日本と変わりません。
何よりも驚いたのは、従業員の数!2階だけで、3、40人!
10uくらいの一画に、5人は従業員がいます。
みな結構若いのですが、遊んでおらず、細かくテキパキと動いており、
あいさつにも笑顔がある。
「できるんやん、中国人」と、思ってしまいました。
居心地良かったです。
日本に帰ったような感じで、いい気分で、飲み始めることができました。
こちらがいい気分になっているときも、従業員は客をちゃんと見ています。
ジョッキが空になる前に、「おかわりいかがですか?」の一言。
中国で、まさか、この言葉を聞くとは思いませんでした。
こまめに灰皿を換える気遣い。おちょこにも毎回、注ぎに来ます。
おっ!やるな!と感じさせられたのは、テーブルのお皿を取るときに、
ハッピの袖を反対の手で、ちゃんと押さえて取るんです!
日本人でも、なかなか様にならない動作ですよね。
これだけのサービスは、なかなか日本でもできません。
日本人がトレーニングしたのかな、と思ったのですが、
店長、経営者ともに中国人とのこと。
「なかなかやるなぁ、中国人」という感じでした。
飲み放題、食べ放題のコースだったので、従業員の気遣いは、そのテーブルの
売り上げと関係しているというわけでもなさそうです。怖い監督者がいる
ような感じでもない。
その上、不思議なのは、従業員が積極的にお客さんと話をするんです。
「shinさん、こんにちは」「おおー久しぶりだねぇ」というような会話が
普通にできる。日本でも、普通の店では、ひとりの客にそんなに時間を
取ってられませんよね。話も適当に切り上げるじゃないですか。
それがないんです。
お客さんが話していたら、ずっと付き合う。しかも楽しそうに。
そして、驚くほど日本語が上手い。
話を聞くと、ほとんどが田舎の出身の子とのことでした。
今日聞いた子は、安徽省の子ばかり。
賃金の安い田舎の子で、気立てのいい子を探して使ってるんですね。
だからこれだけの人数を雇っても大丈夫である、と。
しかもきめ細かいサービスができる。
働き始めは、みな日本語ができない状態で始めるようです。
教えてくれたのですが、入って最初の1ヶ月に日本語のメニューの
暗記テストがあり、その後は、毎日仕事しながら、お客さんに聞いたりして、
知った日本語をノートに書き写し、覚える、ということでした。
それで半年でペラペラ。
中国語の勉強を延ばし延ばしにしている自分が情けなくなりました。
ムカつくんですよ(笑)。
「日本語上手いね」と言うと、「いえいえ、まだまだです」
「髪切ったね」と言うと、「shinさんに会えなかったから、切ったんですよ」
しまいには、弟に向かって、「髪型カッコイイですね」とまで!(笑)
日本人の『くすぐりどころ』を知っている‥‥!!!
日本語がしっかり話せる子も、一生懸命ノートを取っていました。
「何かな?」と思ったら、お客さんの特徴を書いている。書いて覚える。
だから、「○○さん、来てくださったんですね」という言葉が、出せる。
これは、海外で寂しい思いをしてる日本人には、たまらん、ですね。
「週一回は行こかな」と、なっちゃいます。
話していると、店長も登場しました。率先して、お客さんと話をしています。
またこれが、綺麗な女性なんですね。当然、日本語は上手い。
だから、いろんな席に呼ばれていました。
この人目当てに来るおっちゃんもおるやろなーって、感じでした。
でも、店のすみでは、肩をたたいて、従業員を励ますことも忘れません。
店を出るときには、担当していた従業員と、
いつの間にやら店長まで駆けつけ、店の外までお見送り攻撃。
「野村さんも、また来てね」って、名前もすでに覚えちゃったんやね‥‥。
危うく魔術にハマるところでした。
結論: 「中国人‥‥あなどれない!!」
中国人の可能性を、しっかり見ることができた良い機会でした。
Shinさん、ごちそう様でした!!
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