|
|
|
1〜50 〜100 〜150 〜200 〜250
32.小学生で留年?
ある中国人の子に日本語を教えていたときのこと。
中「日本語は、発音が難しいです(泣)」
私「いやいや、中国語のピンインのほうが絶対難しいよ
中国人でも書けない人がいるもんね」
(ピンイン:中国語のローマ字だと思ってください)
中「私、ピンインは得意です。私は小学生のとき、
ピンインを2年勉強しました」
私「へぇー、ピンインって2年もかけて勉強するんだ」
中「でも、普通の人は、1年だけです」
私「は?」
中「私は、2年生を2回やりました」
えっ!小学生で留年したってことでしょうか???
あんまり深く聞いてはいけないかも。
でも、知りたい!!
私「‥‥‥成績が悪かったの?」
中「違いますよ!国語が得意だったので、1年生のときに
2年生だったのです」
私「(ホッとして)あ〜〜〜、飛び級ってことね!」
中「トビキュウ???」
私「うん、そういうのを飛び級って言うんだよ。
逆に、成績が悪いと、もう一度1年生をやる子もいるの?」
中「成績が悪かったら当然です。日本は、違うのですか?
成績が悪いままで、2年生になるのですか?」
私「‥‥‥‥な、なるね」
中「日本は優しいですね(ニコッ!)」
うっ、なんか、情けをかけられたようで、悔しい‥‥。
私「(気を取り直して)じゃあ、卒業式のときの年齢はみんな違うの?」
中「そうです。成績が悪かったらもう一年やること、親も歓迎します。
もう一年やれば、成績は良くなるので、進学のとき有利です」
ふ〜〜〜〜ん。
ところ変われば常識も違うんですね。
私が勤めていたのは高校でしたが、高校でさえ、最終的に単位不認定(=赤点)が
決定されるまでには、さまざまな配慮がありました。
(配慮というか、教師の義務になっていましたけどね)
学年末テストの後、テストが2回、その合間に、指導、課題、ときには補習‥‥。
『最後のテストは楽勝だった』と先輩に聞いた、ぐうたら君のなかには、
「だって最後の最後のテストで受かればいいじゃん」
などと、ナメたことをおっしゃってる奴もいましたし。
自分がやってきたことは、なんだったんだ‥‥と思ってしまいました。
留年してしまった生徒は、馴染めずに辞めていくケースが多いので、
ついつい優しさが出てしまっていた部分もあります。
でも、それは留年が少ししかないから起こることで、
もっと飛び級も留年も特別視せずにダイナミックに行えば問題ないですよね?
中国のほうが、さっぱりしていて、いさぎよい!!
やっぱり現在の日本の悪平等は、日本をダメにする。
中国では、少年大学というのもあるらしいです。
中学生くらいの年齢の子が行く大学。
超超超飛び級ですね。
みなさんは、日本式と中国式、どちらが良いと思います?
「俺は、日本式だぜ」だけでもいいですので、
ぜひ掲示板へ一言お願いします!
(自分が国際化しているのか、中国崇拝になっているのか不安な最近です。笑)
1〜50 〜100 〜150 〜200 〜250
|
ちょろ中掲示板に一言残す(←ありがとうございます!)
|
|
|
|
|