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04年1月15日(木)
43.中国人との付き合い方
先日、また新たな出会いがありました。
その方は、メールマガジンの相互紹介で知り合った方。
中国語教室を経営されていて、メルマガを3つも
発行されているというパワフルな方です。
(私なんて、1つで、てんてこ舞いなのに。笑)
(ちなみにHPは、こちらです⇒
http://www.h3.dion.ne.jp/~chubun/
お会いしてみると、見かけは優しそうな方だったのですが、
話し出すと本当にパワフルな方でした!(笑)。
留学そして、仕事で中国に数年間いたということで、
かなり中国に詳しい方なんですが、
話の中で面白かったのが、中国人スタッフと一緒に働くときに、
かなり苦労されたという話。
その方によると、中国人は、とても愛想が良い人々。
裏返すと、なかなか本心を出してくれない。
でも、一度心を開くと、その信頼をとても大切にする。
そのような中国人スタッフたちの心を開かせるために、
かなりの時間と苦労を費やした、ということでした。
その努力の基本となったのは、
『できるだけ彼らと同じ生活をする』ということ。
何かと彼らが感じがちな、
「やっぱりあいつは日本人だから、自分達と違うんだな」
という感覚を減らす努力をしていたということでした。
例えば、タクシーを使うとき。
タクシーに乗るときは、会社の前の目立つところでは乗らない。
使うときは、門を曲がったところで、拾う。
もし、乗っているときに、同僚を見かけたら、一緒に乗せてあげる。
どうしても日本から中国に来てしまうと、
為替レートも関係して、何でも安く感じてしまって、
タクシーもどんどん使ってしまいがちです。
でも、それはやはり、普通の中国人には、よく映らない。
だからこそ、このような、細かい配慮。
他にも、いろいろ気を遣ったそうです。
食事は、できるだけ一緒に、同じメニューでとる。
当然、言葉は、できるだけ中国語で話す、などなど。
それをしばらく続けて、やっと本音を少しずつ言ってくれるように
なったということでした。
中でも、一番重要なのは、『中国語を話す』ことである、と。
これはかなり耳が痛い話ではありましたが(笑)、
全体的には、とても考えさせられるものがありました。
ふと感じたのは、「高校生との接し方と同じだ‥‥」
ということです。
何かと、大人に対して不信感を持っている高校生。
彼らに対して、「どうしようもねぇなぁ、このバカガキは」と接すると、
彼らも敏感に違いを感じて離れて行く。
反対に「俺もこういうときあったなぁ」と、できるだけ立場を同じに
して接すると、普通に話ができるようになり、本音が聞ける。
結局、人と人との関係ですから、同じなんでしょうね。
中国人と高校生では、どういう話題や、どういう行動のときに、
「違う人間だ」と思われるかの違いだけで。
たまにはちょっとズレていることもありますが、中国人にも
思いやりというものは通じるんだな、と思いました。
それを実際に経験した先輩の口から聞けたのが
心強かったです。
それにしても、私も
中国人がポロッと本音を言うのを聞き取ってみたいっ!!
今年の目標が、また一つ増えました!!
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