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58.
04年4月18日(日)
上海人優位論
「私を中国人と呼ばないでください。
上海人なんですから」
こういう発言をよく耳にします。
ちょっとドキッとしますよね、日本人なら。
戸籍制度で縛られている中国。
その中で飛びぬけて発展している上海。
優越感を抱くのも当然だとは思うけれど、
それをそのまま隠さずに出してしまっていいものか。
上海語という、標準語とは全然違う言葉の存在も
手伝って、違う土地から働きに来た中国人は、
なかなか溶け込めず、苦労するようです。
先日、ある会社の社長さんから話を聞きました。
その社長さん、工場を持っています。
工場のラインに入るのは、違う土地から来た中国人。
出稼ぎで上海に働きに来た人たちです。
工場管理のコツを聞いてみました。
社長さん曰く、
「彼らの上に立つのは、上海人じゃないと難しいね」
それを聞いた瞬間、いろいろな理由が思い浮かびました。
やっぱり学歴?
上海人の大学進学率は、他の土地と比べて格段に高く、
しかも、大学に入る点数も優遇されるんです。
イジメがあるから?
上海人の多い会社では、他の土地出身者が入って来ても、
上海語を話すグループに入れない。あるいは、入れてもらえない。
‥‥‥どれも違いました(汗)。
また、社長さん曰く、
「上海人はね、やはりちょっと違うんだよ。
育ってきた環境というか、プライドというか、
他の人の上に立つことに慣れてる。
田舎から出てきた子は、ダメだね。
人を叱れない、動かせない子が多い」
う〜〜〜ん、
考えてしまいました。
上海という土地のプライドが、
上海人を作るということでしょうか?
経済的な差が、だんだん別の部分の差も生んできている。
今は、仕方がないにしろ、
この発展の仕方って、キケンなような気がするんですが‥‥
みなさんは、どう思いますか?
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