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62.上海農業開発区その2
04年5月5日(水)
昨日の続きで、
つっちーさんのお仕事の見学です。
観葉植物のエリアで面白い物を見つけました。
これです。
七面鳥の丸焼き?
いやいや、これも立派な観葉植物だそうです。
あ、そうそう、今は、このように植木鉢の下に
水を流しておくことで、水をやる手間を省くシステムが
できているそうです。
下に引いてある水は、カバーで見えないように
することができます。
イメージとしては、箱の中に水が溜まっていて、
その箱に植木鉢を差し込む、という感じ。
観葉植物も進んでいるんですね〜。
さて、次は、野菜のエリアへ。
「ほら、あれがオランダ式ハウスね。
日本のより天井が高いでしょ」
「へぇ〜、そうなんですね〜」
あいかわらず、このようなコメントしか
できないのむてつ兄弟(涙)。
「ここがトマトね。
これ、おもしろいでしょ。
日本には、ないよ」
ハウスの中を覗いてみると、
ナンダコレハ???
トマトの茎って、普通、上に向かって伸びますよね?
これは、なんで、ヨコ???
しかも、手のひらくらいの大きさの鉢から、
何メートル、いや、何十メートルと、
ヨコに茎が伸びています!!
隣もずっとこんな感じ。
トマトをたくさん収穫するための工夫だそうです。
上にある棒にツルをからませておいて、
成長とともに、徐々に棒の位置をずらしていく。
そうすると、土に栄養を与え続ける限り、
ずぅっと茎は伸びて、また新しいトマトをつける、と。
さて、ここで、問題です。
この茎は、何メートルくらい伸びているでしょうか?
ヒント:すごいッスよ。
それでは、答えの写真です。
ご覧ください。
これ、ずうっとトマト!!(笑)
しかも、端で折り返して、戻ってきます。
ですから、100メートル以上はあります!!
農業の大量生産って、こんな感じなんですね〜!
日本の施設でも、ここまで大規模なものは、
ないとのこと。スゴイですよね。
そこで、弟が質問。
「水って、どうしてるんですか?
水道水じゃ、よくないですよね?」
なんだよ、弟!!
今日は、妙に冴えてるやんけー!
兄としての立場が‥‥
つっちーさん、フフフッよくぞ聞いてくれたという
微笑を浮かべています。
「与える水は、雨水が一番いいんです。
だから、ここでは、ハウスの上に降った水が流れて、
すべて一箇所に集まるように作られているんですよ。
年間の降水量がこのくらいで、だからこれくらいの
タンクが必要だというのも計算されて作られてるんですよ」
兄弟そろって、
「へえ〜〜〜〜」
その後、胡蝶蘭のエリアなど、中を見れなくて残念な
ところもありましたが、とりあえず、一通り見学終了!
「これだけ大きな施設で作っていたら、
どんどん買い付けに来て、儲かるんでしょうね〜?」
ついに、のむてつ、満を持して、発言しましたっ!!
さあ、つっちーさんの反応は???
「いえ、全然です」
あ、あれ(ガクッ)、違うんスか‥‥?
「ここは、あくまで研究施設で、ここに、
いろいろな場所から技術を見学に来るんです。
いろいろな会社や、各省の農業担当者が来たり
するのがメインなんですよ。
だから、『研究施設としては、大きい』ですが、
そんなに儲かってはないんですよ」
ほえー、農業、奥が深い‥‥。
あまりの奥の深さに、アホ丸出しになってしまった、
のむてつでした。
以上、のむてつ兄弟、上海農業開発区を
社会見学するの巻でした!!
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