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82.スチュワーデスから見た各国人比較
今日は、元スチュワーデスの方から
話を聞きました。
面白かったのは、
「何人が一番サービスしやすいか?」という質問。
国際線で長時間乗っていると、
お客さんからいろいろな要求が出てきます。
オーストラリア人は、基本的に要求が多い。
「アレくれ」「コレくれ」と要求する。
大胆なのは、食事の仕方にも表れていて、
あっちこっちにソースを飛ばしたり…
でも、彼らは、サービスされること慣れているので、
ひとつひとつ対応するたびに、サンキュー♪の言葉。
結構楽しくサービスできるそうです。
中国人も、要求が多い。
(うん、すごくわかる気が…)
でも、それはそんなに問題ではないようです。
かえって気分がわかりやすくて良い、と。
欲しいものが無ければ無いで
説明すれば納得してくれるので、
サービス上は問題ないそうです。
なんとな〜く、イヤな予感……
うっ、やっぱり…
一番サービスしにくいのは、日本人っ!!
日本人の遠慮がちな性格が、結構やりづらいそうです。
ほんとはジュースが欲しいのに、ず〜っと我慢して、
我慢して、我慢して、我慢して…
「俺は、さっきから、ずっと欲しかったんだぞっ!」
と、いきなり怒り出す人が結構いるそうで(笑)。
また、怒りださないまでも、
何も言わずに後でクレームを投書するとか…。
実は、日本人に対するサービスって、
一番難しいのかもしれません。
「俺は客だぞ。誰のお陰でメシ食えてると思ってんだ!」
というような感じの人、たまにいますもんね。
今回の移動の新幹線の中でも、
予約せずに座席に座って、ゴネてるオヤジがいましたし…。
(台風の影響で指定席もいっぱいだったんです)
それでも、やんわりと対応する車掌のお姉さん。
大変ですね〜、と言ってあげたくなっちゃいました。
中国の車掌なら、きっと、
「はぁ?予約してないヤツが悪いっ!」と
一蹴、でしょうね(笑)。
でも、この元スチュワーデスさんは、
こんなことをサラッと言うんです。
「これからの商談で神経質になっているお客さんなどに、
八つ当たりされるのは、いいんです。
原因がはっきりしていれば、対処できますから。
対処を何もしないうちに、怒りを爆発されてしまう
ことが、一番悔しいですね(ニコッ)」
「ニコッ」って、アンタ…すごいねぇ(笑)。
やっぱり、すごいです、日本のエアライン。
鍛えられてます。レベルが違います。
いや〜、でも、このサービス意識に甘えることなく、
日本人のお客としての意識も変えていきたいものです。
きっといろんな外国人も、「日本人は客になると怖い」
と思ってそうだもんな〜。
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