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●04年10月29日(金)
値切り交渉から、思う
妹を連れて、上海のニセモノ市場に
行ったときのこと。
のむてつ兄弟ですから、
当然、値切り交渉に突入(笑)。
「もっと安くしてよ〜」
これ一辺倒では、おもしろくなりません。
ある方に教えてもらった方法を導入。
日本の説明。
「日本人の生活も大変なんだよ〜、物価が高いから」
そして、具体例攻撃!
「肉まんは、安くても、上海の6倍!
小籠包なんて、10倍だよ、10倍!」
このあたりで、相手もかなり
話題に食いついてきます(笑)。
日本生活の質疑応答のあと、一言。
「今日の晩御飯が食べられなくなっちゃうんだよな…」
相手も負けません。
店の裏に、美味くて安い麺屋さんがあるから、
つれてってやる、と(笑)。
それなら、そうと、こちらも反撃。
「わざわざ日本から来たからさ…妹に良いメシを
食わせてやりたいんだよねぇ。北京ダック…
くわせてやりたいなぁ…」
はるばる来て、今日は特別な日だということをアピール。
そして、今回の決め手は、コレでした。
さっきちょっとチラッと見えたんですよね。
「さっき、見たよ。彼女の晩御飯。
カニ、食ってたよね…。
もうかってるねぇ、社長!」
ここで、お互い爆笑!!
そのとき、なんです。
店長らし人から、店員に向かって
何気なく、ポロッと出た言葉。
「いいよ、いいよ。その値段で出してやんな。
たくさん話したし。」
その言葉が、ふと耳に入った瞬間、
ハッ、と。
“たくさん話したし”かぁ…。
そういう感覚なんだ…。
最近、偶然、中国暦が長い方からも
同じようなことを聞いたんです。
「私が行ってた当初の中国はね、
娯楽がないから、宴会が娯楽そのものだったの。
宴会で、その場を共有したことが重要だったの…」
中国人と話していると、その考えが
今でもしっかり残っているのがわかります。
あれ?でも、なんで、なんで?
中国人は一般的には、個人主義と言われる。
会社も、どちらかと言うと、欧米のやり方に似ている。
転職志向も強いし、会社側は、使えないとわかると、即クビ。
このやり方に、居心地の良さを感じているのか、中国人は???
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