カード海外医療保険について←海外生活者の観点から
海外での医療保険は、一般的には、
日本の保険会社が提供する海外旅行保険でカバーするのが普通です。
むしろ、日本の保険会社が提供する海外旅行保険にしておいたほうが、
いざというときのサポート電話や相談で日本語が使えるので、便利です。
海外の保険会社の場合は、英語や現地語での対応になるので、
いざというときは、覚悟しておかないといけません。
で、その日本の海外旅行保険ですが、わざわざ買わなくても、
クレジットカードに「おまけ」のサービスとして付帯しているものでも
十分カバーできるんです。
普通に海外旅行保険に加入すると、
1週間で5000円くらいかかってしまいますから。
1年だと10万円以上かかります。
ところが、クレジットカード付帯の海外旅行保険なら、
年会費無料のカードでも、
一回の治療につき200万円まで補償されるものもあるんです。
さらに、そのようなカードを複数枚持つことで、
治療費の補償額に関しては、上乗せしていくことが可能です。
(死亡・後遺障害の補償額は上乗せされません)
さらに、さらに、
普通、クレジットカードの海外旅行保険は90日が限界なのですが、
90日以上の海外旅行でも可能できできる裏ワザカードもあります。
さらに、さらに、さらに、
一般の海外旅行保険と同じく、「キャッシュレス診療サービス」が可能なカードもあります。
(つまり、「一旦、現地で医療費を建て替える必要がない、というサービス」)
ぜひとも、これらのカードをよく研究して、
海外滞在中の医療保険を節約してくださいね。
あと、カード付帯の海外旅行保険に関して、
医療保険の面でのデメリットも書いておきます。
●持病・既往症などは保険対象外となる。
●歯医者はダメ。
以上、2点は、カード付帯ではない、普通の海外旅行保険でも
カバーされない部分です。ご注意くださいね。
私も、上海生活を始めたばかりのときは、
あまり調べずに高額な海外旅行保険に加入して行き、
あとで調べたら年額で4万円以上節約できたことがわかり、
非常に後悔しました。
医療保険にして、海外旅行保険にしても、
海外生活の中では、結構大きな割合を占める支出です。
みなさんは、節約できる部分は、ちゃんと節約をして、
もっと有益な経験をするのに、その節約したお金を使ってくださいね。