海外で賠償責任保険だけ欲しいときはJCBトッピング保険がおすすめ
「海外の医療保険は現地の保険や留学生用保険はあるのですが、賠償責任保険だけ無いから欲しい!」という質問を、たまに、いただきます。
たしかに、海外滞在中に、賠償責任保険だけ欲しい、ということもありえますよね。ここにポイントをまとめておきます。
Contents
賠償責任保険とは
賠償責任保険は、↓こういうケースをカバーしてくれるものです。
●お店で自分のカバンをぶつけて商品を割ってしまった
●ボールを使うスポーツをしていて近くにあった車を傷つけてしまった
●旅行先で、自分の不注意で友人にケガを負わせてしまった
●ホテルで水漏れや火災を起こしてしまった
たしかに無いと不安。すべて万が一の事故なんですけどね。いつでもありえる事故ですし。。。
そういう必要な保険なので、普通は、この賠償責任保険は、海外旅行保険に含まれています。
賠償責任保険だけ欲しい場合どうするか?バラ掛け?
賠償責任保険だけ欲しい場合ですが、海外旅行保険のバラ掛けで探してみたのですが、賠償責任保険だけで掛けられるものは見つけられず…(涙)
と、ガッカリしていたのですが、見つけました。
↓この保険です!
JCBトッピング保険なら賠償責任保険だけのプランがある
JCBカードを持っている人だけが加入できる「JCBトッピング保険」という保険があります。いくつかプランがあるのですが、その中の1つに「日常生活賠償プラン」というのがあります。
月々150円。最高1億円の賠償補償。
国内・海外をカバー。訴訟費用なども補償
というもの。
こういう保険は「国内のみ対象」というパターンが多いのですが、JCBトッピング保険は海外も対象。嬉しいですね。
※ただし、どのJCBカードでもこの保険に加入できるわけではありません。対象カード・おすすめカードは下で紹介。
JCBトッピング保険の長所/メリット
申し込みはWEBから可能
申し込みは、公式サイトの↓こちらのページから可能(JCBカード所持者のみ加入できます)。ネット上で申込み手続きは全て完了します。
申し込み翌日から保険有効
申込をすると翌日から保険が有効になります。
家族の賠償責任もカバー
「日常生活賠償プラン」でカバーされるのは申込した本人だけではなく、家族もカバーされます。公式サイトに↓こう書いてあります。
①本人
②本人の配偶者
③本人またはその配偶者の同居の親族
④本人またはその配偶者の別居の未婚の子
(以下略)
家族カード会員名義でも加入できる
「JCBカード会員しか申し込めない」というルールなのですが、家族カードを持つ家族カード会員も、家族カード会員の名義でJCBトッピング保険に申込可能です。
短所/デメリット
もちろん、100%良いことばかりではありません。短所/デメリットもあります。
海外転居すると契約終了
日本で住民票を抜いてしまうと加入できなくなります。途中の契約も終了になるので注意。
満70歳で契約終了
年齢が満70歳になってしまうと契約終了です。
賃貸アパートなどの損害賠償はダメ
これは有料の海外旅行保険やカード付帯保険と同じですが、賃貸契約した部屋への損害は保険対象外です。詳しくは、こちらの記事に書いています。⇒記事:賃貸アパートやマンションでは海外旅行保険の携行品と賠償責任に注意
対象のJCBカードとは?おすすめカードは?
対象の「JCBカード」とは
JCBトッピング保険が申し込めるのは「JCBカード」だけです。保険料の支払いは、そのJCBカードで行われます。
で、その対象カードですが、JCBが直接発行するJCBカードじゃないとダメです。提携カードではダメ。
つまり、楽天カードJCBや、リクルートカードJCBなどではダメなのです。
公式サイトには↓こう書いてあります。
トッピング保険OKの、おすすめのJCBカードは↓このへんですね。
おすすめJCBカード(年会費無料のもの)
JCB EIT
年会費無料。付帯する海外旅行保険は自動付帯(治療費用限度額100万円)
JCB W
年会費無料。39歳以下限定カードです(39歳までに申し込めば継続して持てる)。付帯する海外旅行保険は利用付帯(治療費用限度額100万円)。利用付帯裏技可能なので、長期滞在者にもおすすめ。
おすすめJCBカード(即日発行可能なもの)
JCB 一般カード
年会費1250円(税抜。初年度無料)。付帯する海外旅行保険は利用付帯(治療費用限度額100万円)。利用付帯裏技可能なので、長期滞在者にもおすすめ。
JCBゴールド
年会費1万円(税抜。初年度無料)。付帯する海外旅行保険は自動付帯(治療費用限度額300万円)。家族特約付きなので家族の保険もカバー(治療費用限度額200万円)。子連れ旅行者向き。
すでに海外にいる場合
もうすでに海外にいる人が、賠償責任保険が欲しいとき、JCBトッピング保険は使えるのか。調べましたので、ポイントと注意点をまとめておきます。
海外からの申し込みもOK
海外に行ってしまってからJCBトッピング保険を申し込んでも、ちゃんと翌日から保険は有効となります。
海外に出てからカード会員になっても保険OK
海外へ行ってから、ネットからJCBカード新規発行を申し込み、カードが自宅に届いた場合、そこからJCBトッピング保険に申し込んでも、トッピング保険は有効になります。
ただし、JCBカードさんの話では、「新規発行したカードが海外にいて受け取れるかは、責任もてません」とのこと。(海外滞在時のカード新規発行受け取り問題は、こちらの記事も参考にしてください)
自分名義のカード発行では、受け取りに問題がありそうなときは、↓この2つの方法も検討してみてください。
●方法1
同居の家族にJCBカードを発行してもらい、その家族にJCBトッピング保険の「日常生活賠償プラン」に加入してもらう。自分は家族としてカバーされる形。
●方法2
同居の家族にJCBカードを発行してもらい、そのカードの家族カードを自分名義で発行してもらう。その家族カードを使ってJCBトッピング保険の「日常生活賠償プラン」に加入する。
解約方法
解約はネットでは不可。電話のみ
解約は、ネットではできません。電話でのみ可能。でも電話すれば、2分ほどで解約完了します。(実際にやってみて2分でした)
解約するなら月末までに
契約が1ヶ月ごとなので、解約は、連絡した次の月の1日に解約となります。(その1日まで保険は有効)
私は忘れていて、ある月の2日に連絡したので、翌月1日まで保険有効になり、1ヶ月分余分に保険料がかかってしまいました(涙)。
解約後は、解約の書類が郵送で届きます(返送不要)。
まとめ
ポイントをまとめておきます。
●JCBトッピング保険の「日常生活賠償プラン」が海外でも使えてオススメ。
●月々150円。最高1億円の賠償補償。
●JCBカードがあればWEBで申し込み後、翌日から保険有効
●保険料の支払いは、そのJCBカードで行われる
●1ヶ月ごとに解約可能
●解約は電話必須(月末までに連絡を)
という感じです。私もよく、このトッピング保険のお世話になっています。
最後に、おすすめカードをもう一度↓ここに掲載しておきますね。
●JCB EIT
年会費無料。自動付帯(治療費用限度額100万円)
●JCB W
年会費無料。39歳以下限定カード。利用付帯(治療費用限度額100万円)。利用付帯裏技可能。長期滞在者向き。
●JCB 一般カード
年会費1250円(税抜。初年度無料)。利用付帯(治療費用限度額100万円)。利用付帯裏技可能。長期滞在者向き。
●” target=”_blank”>JCBゴールド
年会費1万円(税抜。初年度無料)。自動付帯(治療費用限度額300万円)。家族特約付き(治療費用限度額200万円)。子連れ旅行者向き。