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JR切符以外も!利用付帯カード払いOKの日本の電車/バス一覧

 2012/03/28 利用付帯の保険
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JR切符以外も!利用付帯カード払いOKの日本の電車/バス一覧

クレジットカードの「利用付帯」の保険を有効にするためには、「公共交通乗用具への支払い」が必要。そして、そこで真っ先に思いつくのが、電車切符の購入です。

このページでは、日本全国の電車で、切符購入にクレジットカード払いできる電車を地域別にリスト化してご紹介。

最近は、カード払い対応の鉄道会社が増加中です。また、モバイルSuicaなどの交通系ICカード決済や、「●●ペイ」などのQRコード決済を通しての切符購入もできるようになってきたので、この点でも手段が順調に増加中。

セゾンカードやアメックスなど、利用付帯に変更されたカードも増えてきています。上手に利用付帯カードを使ってください。

※このページは、あくまで「カードの利用付帯保険の有効化」のための情報提供なので、「定期券のクレカ購入」の情報は、意図的に掲載しておりません。ご了承ください。

JRなら全国でカード払いOK

利用付帯を電車で有効にするのなら、一番のおすすめはJRです。JRなら全国でカード払いOKですから。↓下記5つの方法で、カード払いが可能。

【JR切符購入でカード払い可能な5つの手段】
①駅のみどりの窓口
②指定席券売機や「みどりの券売機」
③えきねっと(JR東日本のサイト)
④旅行代理店
⑤モバイルSuica等の電子マネー

一つずつ見ていきましょう。

①駅のみどりの窓口:少額の切符ならコレ一択

みどりの窓口 wikipediaより

JR駅にある「みどりの窓口」でなら、最少額の150円の切符でもカード払いできます。注意点は、みどりの窓口では、実物のクレジットカードしか使えないこと。「●●ペイ」等のQRコード決済や、モバイルSuica等のクレカチャージができる交通系ICカード決済も使えないのでご注意ください。

②指定席券売機や「みどりの券売機」

みどりの券売機 wikipediaより

JRの大きめの駅にある、指定席券売機や「みどりの券売機」なら、カード払いが可能(通常のJRの券売機はカード払い不可)です。ただし、ここでも同じように、「●●ペイ」等のQRコード決済や、モバイルSuica等のクレカチャージができる交通系ICカード決済も使えない点は、ご注意を。

③えきねっと(JR東日本のサイト):複数の利用付帯カードなら

JR東日本が運営するウェブサイト「えきねっと」では、切符の予約購入ができ、クレジットカード払いが可能です。事前購入は1ヶ月前から可能。特長は、複数枚のクレカの登録もOKであること。利用付帯カードを複数持っていて、まとめて有効化したい場合に便利。

④旅行代理店(旅行会社)

JTBやJR東海ツアーズ、日本旅行など、旅行代理店(旅行会社)でJR切符をカード払いして購入すれば、それでも利用付帯は有効になります。ただし、旅行代理店によっては、JR切符だけの購入ができない場合もあります。事前に調べてから購入しましょう。

⑤モバイルSuica等の交通系ICカード、PayPayなどQRコード決済は別記事で解説

SuicaやPASMO、ICOCAなどはクレカからチャージして使えるものがあり、PayPayなどのQRコード決済を通してもクレカ払いが可能です。ただし、利用付帯の有効化に使うためには、それぞれ条件や制約などがあります。↓これらの別の記事で詳しく解説しています。

私鉄・地下鉄・バス(地域別)

数年前までは、カード払いができる私鉄は、大阪の南海電鉄くらいだったのですが、2022年4月現在では、カード購入可能なところが増えてきました。

各地の地下鉄も、一般乗車券はカード払い不可ですが、一日乗車券ならカード購入可能なところが増えてきています。バスはQRコード決済で増加中です。

※QR決済でも、Suicaなどと同じで、利用付帯が有効になるのは三井住友カード系とセディナカード系のみです。詳しくは↑上のモバイルSuica等の記事で解説しています。

地域別に紹介していきます。

北海道地区:JRと一部バスで

●札幌市営地下鉄 ダメ

北海道地区の鉄道では、JR以外の、カード払い可能な鉄道の情報はナシ。バスでは、↓このようにカード払い可能が増えています。

北海道拓殖バス
・クレカ不可
・QR決済:PayPay、au PAY、d払い

北海道ふらのPASS
ラベンダー号(旭川⇔富良野)、西達布線、麓郷線、御料線、麻町線
・クレカ全般OK
・QR決済:PayPay、LINE Pay、(d払い、auPAY、楽天ペイは準備中)

旭川電気軌道
・クレカ全般OK
・QR決済:PayPay、LINE Pay、au Pay、d払い

東北地区:JRと一部バスで

●仙台市営地下鉄 ダメ

東北地区でも、鉄道では、JR以外ではカード払い可能の情報が見つけられませんでした。バスでは、↓これらのところでカード払い可能です。

JRバス東北
・仙台駅東口バス案内所でのみ使用可能。
・青森駅前うりば、盛岡駅うりばではダメ
・予約不要の高速バス(自由乗車制)は不可。
・クレカ全般OK
・QR決済不可

福島交通バス、会津バス
・クレカは、Visaのタッチ決済のみ
・QR決済:PayPay、LINE Pay、楽天ペイ

関東地区:京成/京急/小田急/地下鉄でok

京成電鉄 スカイライナー
・チケットレスサービスでカード払い可
・券売機&窓口でもカード払い可
・クレカ全般OK

京急電鉄
・KQuick(座席指定券ネット購入サービス)
・クレカ全般OK

●東急 ダメ
●京王 ダメ

西武鉄道
・特急券チケットレスサービス「Smooz」
 積立方式なので電子マネー扱いになる可能性あり
・クレカ全般OK

小田急
・券売機でクレカ利用OK
・クレカ全般OK

東京メトロ/都営地下鉄
・券売機と定期券うりばでカード払い可能
・クレカ全般OK
・都営地下鉄ワンデーパス 500円
・東京メトロ24時間券 600円
・Tokyo Subway Ticket(関東以外の人限定) 24時間券800円
・東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券 900円
・東京フリーきっぷ 1600円

横浜市営地下鉄(スマホアプリ my routeで購入)
・みなとぶらりチケット 500円
・みなとぶらりチケットワイド 550円
・市営バス1日乗車券 600円
・市営地下鉄1日乗車券 740円
・市営地下鉄・バス共通1日乗車券 830円
・スマホアプリ「my route」で事前カード購入可能。
・支払用カード登録は1枚のみ(カード変更可能)。
・購入した切符は購入日から180日間有効。

茨城交通バス
・クレカは、Visaのタッチ決済のみ
・QR決済:PayPay、LINE Pay、楽天ペイ

お台場レインボーバス(試験中)
・Ringo Passアプリでタッチ決済
・クレカ紐付け
・Ringo Passアプリでタクシー乗車も可能

横浜市営バス 109系統特急のみ(試験中)
・Visaのタッチ決済

北信越地区:JR/富山地鉄と一部バスで

富山地鉄(スマホアプリ my routeで購入)
・市内電車・バス1日フリーきっぷ 650円
・岩瀬おさんぽフリーチケット 1200円
・スマホアプリ「my route」で事前カード購入可能。
・支払用カード登録は1枚のみ(カード変更可能)。
・購入した切符は購入日から180日間有効。

あいの風とやま鉄道(スマホアプリ my routeで購入)
・1日フリーきっぷ 1500円
・スマホアプリ「my route」で事前カード購入可能。
・支払用カード登録は1枚のみ(カード変更可能)。
・購入した切符は購入日から180日間有効。
・スマホアプリ「my route」で事前カード購入可能。
・支払用カード登録は1枚のみ(カード変更可能)。
・購入した切符は購入日から180日間有効。

長電バス
・急行バス志賀高原線/斑尾高原線のみ
・Visa、JCB、アメックスのタッチ決済(スマホも可)
・QR決済:PayPay

松本市バス(試験中)
・周遊バス「タウンスニーカー」の合わせて4路線
・QR決済:PayPay、LINE Pay、auPAY、d払い

東海地区:名鉄、近鉄、地下鉄と愛知環状鉄道でok

名鉄
・「名鉄ネット予約サービス」で会員登録後、カード払い可能
・クレカ全般OK

近鉄
・特急券うりば、ネット予約/発売サービス
 JCB、VISA、Masterのみ
・駅営業所での旅行商品の購入
 JCB、VISA、Master、Amex、ダイナース

名古屋市営地下鉄
・下記場所限定でカード払い可能
 交通局名古屋サービスセンター 地下鉄名古屋駅構内(東山線駅長室前)
 交通局栄サービスセンター 地下鉄栄駅構内(南西改札口前)
 交通局金山サービスセンター 地下鉄金山駅構内(中改札口付近)
 名古屋市観光案内所(金山観光案内所、オアシス21iセンター)
・ドニチエコきっぷ(土日祝限定) 620円
・市バス全線一日乗車券 620円
・地下鉄全線24時間券 760円
・バス・地下鉄全線一日乗車券 870円
・クレカ全般OK
・QR決済:PayPay、LINE Pay、au PAY、d払い

愛知環状鉄道(スマホアプリ my routeで購入)
・土日に乗ろうのりのり1dayパス 1500円(土日限定)
・スマホアプリ「my route」で事前カード購入可能。
・支払用カード登録は1枚のみ(カード変更可能)。
・購入した切符は購入日から180日間有効。

近畿:南海/近鉄、神姫バスでok

南海
・VISAタッチなら改札でタッチ支払い可能
・ピンクの券売機ならカード払い可能(クレカ全般OK)
 
近鉄
・特急券うりば、ネット予約/発売サービス
 JCB、VISA、Masterのみ
・駅営業所での旅行商品の購入
 JCB、VISA、Master、Amex、ダイナース

●京阪 ダメ
●阪神 ダメ
●阪急 ダメ
●大阪メトロ(地下鉄) ダメ
・エンジョイエコカード(1日乗車券)もカード払い不可
●京都市営地下鉄 ダメ
●神戸市営地下鉄 ダメ

神姫バス
・クレカ全般OK
・QR決済:PayPay、d払い、au PAY、LINE Pay

中国、四国:JRかバスで

●広島電鉄 ダメ
●伊予鉄道 ダメ

宇和島自動車(バス)
・クレカはVISA、Masterのみ
・QR決済:PayPay、d払い、au PAY、LINE Pay

九州:地下鉄と西鉄、バスでok

福岡市地下鉄
・福岡市地下鉄駅構内の各定期券うりば
(姪浜駅、西新駅、貝塚駅、博多駅(博多口)、天神駅(東口)、別府駅)
・1日乗車券 640円
・ファミちかきっぷ 1000円
・ファミリーペア券 800円
・クレカ全般OK
・QR決済:LINE Pay

西鉄の窓口での購入
・高速バス乗車券/回数券でカード払い可

西鉄(スマホアプリ my routeで購入)
・福岡(天神)⇔太宰府1日フリー乗車券 820円
・スマホアプリ「my route」で事前カード購入可能。
・支払用カード登録は1枚のみ(カード変更可能)。
・購入した切符は購入日から180日間有効。

西鉄バス(スマホアプリ my routeで購入) 
・福岡市内6時間フリー乗車券 600円
・福岡市内24時間フリー乗車券 900円
・スマホアプリ「my route」で事前カード購入可能。
・支払用カード登録は1枚のみ(カード変更可能)。
・購入した切符は購入日から180日間有効。

JR九州(スマホアプリ my routeで購入)
・JR宮崎〜宮崎空港片道デジタル切符 360円
・JR&宮交バス 高鍋デジタルきっぷ 1300円
・JR&宮交バス お買い物デジタルきっぷ 1500円
・JR&宮交バス 木城デジタルきっぷ 1700円
・JR&宮交バス 日南1デーフリーパス 2000円
・ゆふいん1dayレール&バスチケット 2270円
・スマホアプリ「my route」で事前カード購入可能。
・支払用カード登録は1枚のみ(カード変更可能)。
・購入した切符は購入日から180日間有効。

沖縄地区:バスで

北谷ライナー、瀬長島ライナー、パルコシティシャトルバス、ハーレーエクスプレス、ウミカジライナー
・Visaのタッチ決済
・QR決済:PayPay

リゾートライナー、エアポートライナー、空港リムジンバス、やんばる急行バス空港線/四島線
・Visaのタッチ決済のみ
・QR決済:なし

最後に

今回の調査はかなり時間がかかりました……。丁寧に調査をしたつもりなのですが、カバーしきれていない情報もあると思います。「このバス/電車もカード払いが使えたよ」という情報があれば、質問フォームなどから教えていただけると嬉しいです!

記事は以上です。

↓関連記事です。

利用付帯カードのメリットを使い尽くす、「利用付帯裏技」に関しては、↓こちらの記事で詳しく解説しています。

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のむてつ

のむてつ

元高校教師。公務員を辞め、上海に渡り起業。上海生活7年(現在日本)、国際結婚歴17年(2007年〜)、海外ビジネス歴21年(2003年〜)。もともと自分のために調べ始めたカード付帯保険ですが、ブログでまとめるようになって20年(2004年〜)。2024年末で、読者からいただいた相談数が1,400件を超えました。今も海外滞在者の役に立つよう、情報を集め続けています。

2019年6月 マレーシアナビ カード保険セミナー
2019年6月 マレーシア在住者向け勉強会
2018年8月 マレーシアナビ カード保険セミナー
2018年8月 マレーシア在住者向け勉強会
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