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10.中国での交通事故
ある雨の夜です。
激しい雨のおかげで、ほとんど人はいませんでした。
横断歩道を半分ほど渡ると、急に、すごい勢いで右折車が!!
キキキィィィーーーー、ドン‥‥‥ドサッ。
ハッと気づくと、路上に横たわっていました。
さいわい、轢かれたのではなく、
体は車の上に乗り上げて、落ちたようです。
大した怪我はありませんでした。
相手はタクシーでした。
何が起きたかわからず、ボーッとしていました。
しばらくすると、警察が来ました‥‥。
「また2日後に来てください」
警察署まで行き、事情聴取が終了し、時計を見ると午前1時でした。
先日、あるお客さんが、交通事故にあったそうです。
その話を聞いて、怖くなりました。
2日後の、この事故の警察の判断です。
どうなったと思います?
「車が止まった場所と、あなたの体があった場所は、
横断歩道から7メートルの位置でした。
つまり、あなたは横断歩道を渡っていなかった。
よって、過失は7対3です。」
えっ、車と歩行者がぶつかって、7対3って、ありえるの?
歩行者優先では?
いえいえ、さらに、その警察官は、
『過失7』は歩行者のほうだと言うのです!
当然、そのお客さんは、反論します。
「体が車に乗り上げて、落ちたんだ」と。
でも、警察官は言ったらしいです。
「ブレーキをかけたタイヤの跡が無いから、証拠がない」
どうも、タクシー会社が2日間のうちにかなり動いたようで、
そのお客さんの言い分は、まったく聞き入れられなかったようです。
ひどい話ですよね!!(怒)
保険屋に相談すると、
「あぁー、いいです、いいです。検査代含めて3万円くらいですから、
お支払いしますからいいですよ。まだタチが悪くなくて
良かったですねー」
こちらでは、歩行者と車は、同等の扱いをされるようです。
ついつい他の人につられて、日本よりもルールを守らなくなりがちですが、
実は、日本よりもルールが歩行者を守ってくれていないんですね。
しかも、外国人ということで、不利になることが多い。
やはり自分の身は自分で守るしかないんですね。
それ以来、横断歩道をしっかり渡るようになりました。
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