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●05年1月26日(水)
元気ないのは、日本じゃないでしょ?
「上海って、活気があるから、来たんです!」
と、上海に来たばかりのときは、
よく言ってました。
でも、最近、いろんな場面で、
「違うかも…」と思うことが続出。
要するに、
「日本も元気なところは、元気じゃん!」
と感じることが多くなってきたんです。
中国って、やっぱり、工場にしても、お店にしても、
田舎から出てきた若者が安い労働力として働くから、
ビジネスとして成り立っている。
でも、これっていうのは、本当のビジネスモデルとして、
競争に、もまれているわけじゃない。
工夫しないと売れない、とか、
サービスが良くないと客が来ない、とかのレベルで
戦っているわけじゃないんですよね。
ただ、ただ、コスト(人件費)が安いから、
競争力がある、というだけで。
で、反面、日本の頑張っている企業の話を聞くと、
メーカーならメーカーで、本当に技術の面で
中国に追いつかれる危機感があるか?というと、
そうでもない様子。
人をたくさん使って作る製品は中国、
機械で作れてしまうもの、本当に職人的な技術が
必要なものは日本、という棲み分けが
出てきているだけ。
私が少し足を突っ込んでいるネットの世界も元気良い。
要は、売り方が変わってきただけ、という感じで、
売り方が上手いところは、ガンガン儲けている。
では、今、研修の仕事で関わっている
サービス業はどうか?
実は、ちょっと最近まで、
日本のサービス業に危機感を感じていたんです。
中国と比べて、ですよ。
上っ面の愛想の良さや、立ち回りなどの技術にこだわり
すぎている日本。中国人の持っている『人懐っこさ』に、
負けてしまうんではないか、と。
ところが、ところが。
今日、師匠から聞いた話によると、
厳しいサービス競争にさらされている日本にとっては、
『サービスは、接客だけではない』。他の部分に、
様々な工夫がある。あの手この手で、お客さんを呼び込む!
楽しませる!工夫している企業がいっぱいある!
な〜んだ結局、
『元気ない』のは、
暗い記事に、流されていた自分
だったんですね。
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