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25.卒業式
04年3月1日(月)
今日は、卒業式に参加してきました。
前に担任をしていた子達が卒業だったんです。
久しぶりに行った高校。
なんか、ぜんぜん変わらないんですよね。
変わらない校舎。
変わらない登校風景。
笑って、寄ってくる生徒たち。
1年間、中国に行ってきた感じがしません。
生徒A「あっ、せんせーいっ!(手を振って)
ほんとに来たんだー!」
私 「そりゃ、来るよ〜」
生徒B「うわー、わざわざ帰ってくるなんて、モノ好きだねー!」
私 「ははは♪」
生徒C「先生、ほんとに中国で働いてんの?(笑)」
私 「お前こそ、ほんとに受験勉強してたの?(笑)」
昔と同じような、たわいのない会話。
こういうのが楽しいんですよね。
ここに戻って来ると、こういう会話ができる。
嬉しいことです。
式も無事終了。
クラスでの最後のホームルーム。
部外者ですので、私は、外で生徒を待ちます。
そして、卒業生、解散。
生徒たちが昇降口から出てきました。
「先生、写真撮ろっ!」
「先生、アルバムにメッセージ書いて!」
「先生、俺、大学受かっちゃったよ!」
「私、就職決まったよ!」
「先生っ!俺、卒業できちゃったよ〜!」
「俺はまだ、受験が残ってるけど、頑張ってるよ!」
「先生、俺、3月中にもう留学、出発だよ!」
そうなんですよね。
変わらない雰囲気、変わらない声で話していても、
もう出発してしまっているんですもんね。
明日からは、彼らはここにはいない。
たわいのない会話をしながら、
メッセージを書きながら、
写真を撮りながら、
思いました。
この子たちと、もう、ここに来ても会えないんだ‥‥
生徒たちが帰ってしまってからです。
一層グググッと感じるものがあったのは。
もう、今度は、俺が戻ってくる場所は
なくなるんやな‥‥
あとになって寂しくなりました。
自分が生徒を元気づけてるつもりが、
自分のほうがずっと元気づけられていたようです。
こんなことなら、
もっとじっくりと話を聞いておけばよかったな‥‥
でも!!です。
夜になり、生徒と電話で話しました。
昼間、ドタバタしていて、あまり話せなくて
残念だったということを、私が言ったんです。
そのときの生徒の言葉。
「何言ってんの。いいの、いいの。
先生が、また戻って来ればいいだけじゃん♪」
あ、そっか‥‥‥(涙)。
そうですよね。
何も、むりに終わらせる必要はなくて、
つながりが続くかどうかは、自分次第なんですから。
また、元気をあげるつもりが、
もらってしまいました‥‥。
なかなか、勝たせてくれないみたいです。
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