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61.経営は独裁だ!パワフル社長2
(パワフル社長さん初登場の日記は、こちらから)
「経営は独裁だっ!!」
こうハッキリ言い切るパワフル社長。
中国のパートナーとは、この点でも、
同意しているのだとか。
う〜ん、独裁‥‥‥
中国で、日本流のやり方を、中国人に有無を言わせず
無理やり押し付けて、果たして上手くいくものだろうか‥‥
と、私は思ってしまいましたが、
話を聞いていくと、ちょっと違うようです。
『独裁』の使い方が少し違う。
社長曰く、
「ビジネスはタイミング。
そのときに仕掛けないと、乗り遅れてしまう。
だから、経営は独裁。
ただ、全体の方向性は、常に社員にメッセージを送るよ。
でも、最初言った時には、社員には理解できないことがある。
理解できていない状態のときに、チャンスが来るかもしれない。
そのときに社員からの同意を待っていては間に合わない。
だから、経営は、独裁。
でも当然、あとで納得できるようには、するよ。
結果も含めて、ね」
「結果も含めてね」の一言が、渋いです‥。
結果を出している人しか言えない言葉。
私も早く言いたいものです。
ひとつ別のことで、疑問が浮かびました。
ステップアップのためとして転職を好む中国人。
彼らをどう会社につなぎとめておくか?
聞いてみました。
「みんな、『自分が豊かになりたい』のは同じだよね。
だから、こう思わせることができるかどうかじゃない?
会社が豊かになる=自分が豊かになる
この考えが、社員の頭の中にあれば、残るよ。
自分が豊かになるためには、まず会社を儲けさせることが
一番の近道だ、という意識があれば、留まって頑張る。
それだけのことだよ。
あ、もう一つ重要なのはね、
自分でやらせてみること。
このやり方は失敗するだろうな、と思っても、やらせてみる。
失敗すれば、経験になり、成長してくれるし、
成功すれば、自信になる。
だから、新たに挑戦して、出てきた失敗は、とがめないよ」
う〜ん、そうなんですね。
聞いていると、あまり変わりがない感じがしてきます、
日本での経営と、中国での経営。
実は、問題は、
『会社(社長)の考え方を、どう社員に伝えるか?』
ここにあるような気がしてきました。
日本人が中国で仕事をするときに問題となっているのは、
結局この部分なのでは?
日本ですら伝わりにくいものを、
外国人にどう伝えて理解させるか、という問題。
この重要な課題を、
少し日本語ができる現地の中国人に任せてしまったり、
「中国人だから‥」と、あきらめてしまったりするから、
上手く行かないのかもしれません。
そうか‥‥ここでもまた、
答えは、シンプルなところに落ち着くんですね。
面白いもんです。
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