ちょろいもんだぜ、中国生活。

そして、買い付け第一日目は、工場に行きました！

一つ目の工場。
完全に日本向けの製品を作っているところです。
大手の合資企業で、社長さんは中国人。
完全に日本向けに仕事をしているようで、
娘さんを日本に留学させて7年。服飾のことも勉強させ、
今は、一緒に会社をやっているそうな。

こういう企業もあるんですねぇ。

そして次の工場。
ここは、かなりローカルな住宅地の中。
裏は小学校で、運動会のようなことをやっておりました(笑)。

この工場は、そんなに大きくないのですが、メイン製品は日本向け。
こういう工場で作っているんですねぇ、日本に出回る服って。
日本にあるものって、こういう人々が手作業で支えているんだと実感。
小学生の女の子が、学校帰りに寄ってきたりして、なんか良い雰囲気。

そんな中、わが妹は、お仕事、お仕事。
「工場で余っているもの、見せてください！」と言うと、
出てきたみたいですよ、結構良いものが♪
私はわからないのですが、女の子が泣いて喜ぶ、
今年の流行モノだそうです。

案内人の方が、工場の社長に「値段は？」と聞くと、
「あんたは、いくらで買うんだい？」と。
「あなたの商品でしょ。あなた言いさいよ」「いや、あんた言えよ」
「ダメよ。あなたから！」「え～、俺から？！」
というようなやり取り。

さすが地元人。結局決まった値段は、超激安。

ただ、一着、そでから手が出ないものも、ありましたので、
このような点だけは注意が必要です(笑)。
最初は、妹がチビ(147ｃｍ)だからと思いました(笑)。

その後、こんなのもあるぞ！と社長が出してきたのは、
キルティングのコート。

「ホレ、ここ見てみい」と見せてくれたのは、コートのタグ。
それをめくると…ああっ、もうそれ以上は言えませんっ！
ダークな世界です…有名ブランドなのに…。

という感じで、第一日目の買い付けは終了。
その後は、案内人の方の工場に荷物を置きに行きました。

夜６時ごろだったのですが、工場の明かりは煌々とついております。
尋ねてみると、工員の普段の労働時間は、なんと、7時から21時まで！
ときには当然夜通しも！

う～む、やはり、ここでもまた、中国経済を支えているのは、
田舎から出てきた女の子たちでした。
彼女たちが、こうして低賃金で休み無く働いているからこそ、
今の中国の経済発展がある、と。

お疲れ様です…

少し面白かったのは、工場の中は、音楽をガンガンにかけていること。
ノリノリで働くし、居眠り防止なんだそうです。

ということで、一日目、終了！

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