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04年9/16〜05年3/14 05年3/15〜12/14
●04年10月17日(日)
導入と定着
先日、日本語教師養成講座の
説明会に参加しました!
日本人だから日本語が教えられるわけじゃない
ということを、最近痛感してまして、
日本語教育の本も数冊読んだのですが、
やっぱり実際にどのようにやっているのかを
見たくなってしまったというわけです。
これが、新鮮でした!
英語教育って、自分が学校で受けてきているから、
どうしても、自分が受けた授業をベースに考えて
しまうんですよね。
だから、既存の英語教育の『殻』から、
なかなか抜け出られない。
本当は、外国語教育って、
使えるようになってナンボなのに、
訳だけして終わりになってしまう。
あるいは、英会話学校なら、
挨拶だけで終わってしまう。
「結局ね、日本の学校の英語教育って、
漢文のやり方と同じなんですよ。
日本語でどういう意味になるか、だけをやる」
グサッ!
まさか、この先生、俺が英語教師だって、
わかってる?(涙)
じゃあ、学習に対して、本当にシビアな
考え方を持っている外国人に対して、
日本語教育は、どのような教育をしているのか?
ずばり、ビシッと響いてきたキーワードは、
『導入と定着』。
ただ、新出単語を紹介するだけ、
本を読むだけ、訳すだけなのは、
導入だけしているということ。
新しいことを紹介しているだけ、
ということ。
もっと重要なのは、定着であって、
実際に使えるようになるまで、繰り返し、
練習させる、と。
日本の英語教育は悪いわけではないけれど、
聞くこと、話すことに関しての『定着』が、
決定的に足りなかったということですね。
そんなことを考えていたら、
ふと、思いつきました。
あれ?企業の研修も同じだったじゃん、と。
その企業(社長)が素晴らしい考え方を持っていても、
それを一回話しただけでは、『導入』だけ。
定着はしない。
それを、手を変え、品を変えて繰り返し、
考え方を定着させる。
師匠の言葉で言うと、これが、
インストールするってことなんですね。
結局、人にどう吸収させるか、
という問題だから、語学も企業研修も
一緒なんですね。
あ、テニスをやってて、部活も同じだったな。
あの日本語の先生は、スポーツだけでなく、
音楽も似てるって、言ってたな。
結局、みんな一緒なのか!
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