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04年9/16〜05年3/14 05年3/15〜12/14
●04年11月15日(月)
大連研修にて:組織の仕組み作り2
昨日の話の続きで、
組織内の仕組み作りの話です。
私、いまいち『仕組み』というものが、
どういうものなのか、イメージが湧きません。
ある人一人に頼ってしまう体制が良くないのは、
わかった。でも、そうすると、次の疑問が。
「勘や経験に頼らない仕組み作りって、
誰でも出来るようにするってことですよね?
じゃあ、個性は不要になるということですか?」
待ってましたとばかりに、師匠が答えます。
「ハハハッ、マニュアルに反対する人とかが、
よくそういうふうに反論するんだけど、
それは違うんだよ。
仕組みの無いところで、個性だけで
処理しようとするのが、危険という意味。
ちゃんとした仕組みを作った上に、
個性や個人の工夫が来ると、感動につながるんだよね。
おもしろいことに、仕組みがあったほうが、
人の個性って、出やすいんだよ。
安心して仕事ができる土台があるから」
へぇ〜、と、ただ感心するだけの私。
師匠が続けます。
「仕組みができると、実は個人が
責められることが少なくなるんだ。
自分の仕事を忠実に実行したかどうかが評価されて、
あとは、上手くいかなかったら、仕組みが悪かった
ということになるからね。仕組みが悪いということなら
あとでみんなで案を出し合って改善すればいいし」
へぇ〜〜〜。
あ、そっか!
だから、仕組みのあるところでは、
個人的に注意することが少なくなるのか!
師匠が最初に言った言葉、
「組織をまとめるために問題なのは、
厳しくするか、優しくするか、ではなく、
仕組みがあるかどうかだ」というのは、
そういう意味だったんですね!
「仕組みこそが、品質」と言い切るディズニーランドでは、
個人的に注意するのは、遅刻と服装くらいだそうな。
仕組み作り…奥が深いです。
もっと具体的に勉強したくなっちゃいました。
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