|
|
|
04年9/16〜05年3/14 05年3/15〜12/14
●04年12月7日(火)
中国人だって、3K嫌い
昨日お会いしたHさんとの
お話の続きです。
(Hさんについては、こちらです)
http://w269.o.fiw-web.net/mystory/47.htm
話変わって、Hさん、
力強く、一言。
「管理職の育成、これが本当に難しい!」
Hさんは、ある製品を作らせるために、
他社の工場に1ヶ月半、張り付いたことがあったんです。
理由は、教育。
技術は良いものを持っているその工場。
ただ、いつも製品にホコリがついている。
原因は、簡単。
工場が、ホコリだらけ(笑)。
Hさん、さっそく工場に乗り込み、話し合い。
H 「ホコリが無い製品なら買いたいんですが」
工場長「ホコリが入るのくらい、当たりめーだろ!」
H 「(プチッ)お前が掃除しねーからだろっ!」
一応、話し合い(笑)。
でも、実際、現場は、
こんなやりとりばっかりだそうな。
そんなことなら仕方ない…ということで、Hさん、実力行使。
自ら、早朝掃除を決行!
毎日、毎日、毎日、雑巾がけ。
そして、
できた製品をチェック、チェック、チェック。
それを続けて、1ヶ月半。
なんと、そのときには、
朝、自分たちで掃除するように
なったらしいんです。
「本当は、私も、中国人の管理職に任せたいんですよ。
でもね、なかなか見つからなくて。
我慢強く指導できる管理職って、いないんです。
ジーパン履いて作業着着て、雑巾がけなんて、
上海人なら『とんでもない!』って言いますから(笑)
ほんと、『お前、仕事ナメてんのか!』って、
言いたくなります。
こういう部分を任せられる、管理職を、
ぜひ、育てたいんですよ…」
ちなみに、Hさんは、日本人ですよ(笑)。
中国人に、仕事の厳しさを教える日本人。
しかも、バリバリ現場系。
いやぁ〜、渋いです。
何かの中国関係の本で、読んだことがありました。
「中国人が嫌がる仕事を率先してやって見せても、
『あ、この人、やってくれるんだ』と思われて終わり。
そんな方法は、彼らには通じません」
この人、きっと途中で
止めちゃったんでしょうね、
頑張るのを。
でも、よかった〜♪
やっぱり通じるんですよね、やって見せること!!
そりゃ、同じ人間だもん♪
良い話、聞けてよかったです!
このスタンスで我慢強くやっていかねばっ!
04年9/16〜05年3/14 05年3/15〜12/14
|
ちょろ中掲示板に一言残す(←ありがとうございます!)
|
|
|
|
|