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04年9/16〜05年3/14 05年3/15〜12/14
●05年1月23日(日)
中国人は、社会人教育不足?
先日、金曜日にお会いした方は、
日本製品を中国で販売する仕事の方。
やはり、中国人社員の教育や、
コミュニケーションには、特別に
努力されているようでした。
お話をしていて思ったのが、
やはり、『言い聞かせること』が
大切なんだな、ということ。
年末にお会いしたプロジェクトマネージャーの方も
同じようなことをおっしゃっていたのですが、
『社会人教育が十分でない』ということが、
課題になっているのかな、という感じがしました。
もう少し、具体的に言うと、
『学生から、社会人への切り替えが、
上手くいっていないのでは?』という感じです。
例えば、仕事をちょっとやっただけで、
向き不向きをすぐに決めてしまう。
また、仕事以前にも、学生の時点で、
「自分の専攻した分野=自分は即戦力」であると
自信過剰になってしまっているフシがある、と。
また、逆に、「好きだからこの仕事をやってます!」
という気持ちは素晴らしいけれど、お客さんに見せられる
レベルには、なかなかならない、などなど。
もともと中国では、実力主義で、即戦力を採用し、
社内であまり教育をしない会社が多いんです。
(サービスが良いと思われているところでも、
意外にそうだったりするので、驚きます)
でも、それは、「社会人として仕事に責任を持つ」
ということを深く考えないまま、仕事をしている
のかもしれません。
私は、それが、短絡的に仕事を(転職も)決めてしまう原因に
なっているのでは?、なんて疑うようになってきました。
だって、理由をちゃんと話して説明すると、
意外によく従う、とも、よく聞くからです。
この方も、毎日社員にこんな話をしているそうです。
「入社して、ちょっと仕事しただけで、
この人が上手いとか、自分は向いてないとか、
そんなの評価にならないの!それは、友達どうしの
レベルで言っているだけでしょ?マスターするのに時間が、
かかっても、すごく上手くなる人もいる。
3、4年やって、他の仕事も一通りやってみて、
それで、初めて向き不向きがわかるのっ!!」
そう言って新しいことに挑戦させると、
意外に上手くいったりするそうです(笑)。
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