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04年9/16〜05年3/14 05年3/15〜12/14
●05年2月2日(水)
外国人だからこそ、気配り
勉強会での雑談中、
営業をやっている女性の方が言われたんです。
「営業をしていると、上海の日系企業でも、
いろんな違いがあることがよくわかるんですよ。
社長によって、営業の人への対応が全然違うんです。
適当にあしらわれることもあれば、
すごく丁寧に対応してくださる人もいます。
駐在員も、いろんな人がいますよ。
普通の中国人と同じように1時間かけてバス通勤をしている人も
いれば、タクシーしか乗ったことが無い人もいます。
日本食の弁当(約400〜1000円)なんてもったいない!と、
中国人と同じ弁当(約50〜150円)を食べる人もいます。
節約など、日本では当たり前のことを、
中国では、できなくなっている企業も多いですよね」
ふ〜む。
これまた、日本でも中国でも一緒なのかな、と、
思ってしまいました。
気配りがあるか、ないか。
「安いからいいじゃん」というようなお金の使い方が、
中国人との溝になっていることも、あります。
ある企業では、昔は、しっかりと基礎教育を
やっていたらしいです。中国の歴史から何から。
それを、最近は、はしょってしまっていた。
半年の語学留学だけにしていたところ、
先日のカネボウの事件ほどではないですが、
少しずつ、問題が増えてきたそうです。
やっぱり、言葉だけじゃ、不十分なんですよね。
日本人どうしの付き合いと同じ気配りが必要。
私だって、いつもいつも、自分の10倍の値段の
食事をしている人と、腹を割って話をしろと言われても、
ムリです(笑)。
中国人の中に入っていって、
「どうしたら信用してもらえるか?」を考え、実行する。
上手くやっている人たちは、やはり、
ちゃんと中に入っていっています。
ゴハンは、できるだけ一緒のものを食べる、とか、
彼らがタクシーを使わないのなら、
自分が乗るときには、目に付かないところまで行って拾う、
などなど。
そういう気配りナシに、チームワークが重要だ!と
言われても、「でもさぁ…」ということなんでしょうね。
日本では、コスト削減!コスト削減!と言われて久しいはず。
ところがどっこい海外では…???というのをよく目にする上海。
こういうのって、どう変化していくんでしょうね。
どういう姿勢で付き合っているところが上手くいくのか。
じっくり観察を続けたいと思います!!
04年9/16〜05年3/14 05年3/15〜12/14
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