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●05年2月1日(火)
反対意見を言うときに、実力が出る
リーダー研修で使う映画を見て、
師匠の一言。
「ほらほら、あれ見て!
部下の返事に、すぐに回答しないでしょ」
意見が対立したときに、どういう対応をするか?
普通なら、
「違うよぉ、そうじゃないだろ、バカっ!」と、
即否定してしまいがち。
説得や交渉が上手い人は、違う。
何が違うか、というと、それは、
『一回受け止めてくれる』という懐の深さ、
なんだそうです。「ちゃんと考えてくれてるんだなぁ」
という感覚を相手に与える、ということですね。
確かに、言われてみれば、映画に出てきたリーダーは、
指示を仰がれたとき、すべてにおいて即答しません。
必ず、確認してから答える。
師匠が会った、あるやり手のビジネスマンの話し方が、
すごく上手かったらしいです。どんな感じかと言うと…、
相手が、
とんでもない要求をしてきました!
すると、だいたいいつも、こう対応。
「そんな考え方がありますか…」と、
間を取って、ちょっと考えるそぶりをしたあと、
紙と鉛筆を出して、図を使って説明。
「じゃあ、もし、○○○だと考えてみませんか?
そうすると、こうなります。すると、こうなって、
こういうふうになると考えられませんかね…」
この方の、口癖は、「〜と考えてみませんか?」
なんだそうです(笑)。
やはり、自分を売り込む必要がある人は、
それなりの話の持っていき方のコツを持っているんですね。
う〜む。
これを普段の仕事場や、日常生活で応用するとすれば…
他の人が言ってきたことに対して、すぐ否定するのではなく、
「何でそう思ったの?」の一言を挟む、というような感じですかね。
人に注意されたことに対して、
「そうでうすか…どうやって直したらいいかな…」
と、反芻できる能力。
受け止める懐の深さ。
このあたりに、その人の実力が出る、と。
あかんわ…今まで、
文句言われたら、迎え撃つ気満々でしたから、私(笑)。
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