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●05年7月30日(土)
反省:モチベーションを高めること
「俺は、英語を教えたくて教師になったのに、
なんで、英語を勉強したくない生徒の相手まで
しなきゃいけないんだ!!」
高校教師になったばかりのとき、
このようなことで、悩んでいたんです。
教師って、
勉強したい人に教えることが仕事じゃないのか?
勉強する気がない人に、やる気をださせること、
それも教師の仕事なのか?
ただ、悩んでいつつも、毎年「英語嫌い」「勉強嫌い」の
生徒は、たくさん入ってきます。
無視されながら授業をするのが苦痛だった私は、
なんとか生徒が興味を持ってくれるように、
いろんな「しかけ」を研究するようになりました。
すると、結構、あるんですね、
生徒に興味を持たせることを研究した本が。
いかに効率的に勉強するか、という
受験テクニックばかりを見てきた私には、
目から鱗の発見でした。
で、今です。
企業研修の仕事をするようになり、
再び、ビックリ。
企業の研修って、
仕事の仕方だけを教えればいいんでしょ?
と思っていたんです。
ところが、
「おおお、会社でも、やっぱり、
やる気を出してもらうことから
やらなきゃ、ダメなんだ!!」
上に立って導く人は、
その勉強、仕事のことをよく知っていて、
その楽しさも、意義も、よくわかっている。
だから、やっぱり、
わかっているからこそ、
知識や方法だけではなく、
楽しさも、意義も、
教えてあげないといけないんですね。
自分で意識を高められるほど、
強い意志を持った人ばかりではない、
ということなんですね。
自分のことを振り返って考えてみれば、
当然のことだとわかるんですけどね。
ははは…未熟でした。
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