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●05年8月9日(火)
教師(上司)は掃除を手伝うべきか?
今回の日本の滞在中、
あの伝説の本、
「社会人として大切なことは、
すべてディズニーランドで教わった
」
の中に出てくる、【町丸さん】の話を聞きました。
あの本の中以外にも、たくさんエピソードがあり、
私なんかは、聞くたびに、心にグサッと来ます。
リーダーとして、
すごく厳しいのですが、
みんながついてくる。
ファンまでできてしまう。
でも、実は、
細かいところでの配慮がすごい。
だから、部下がついて来る。
高校教師のころ、
掃除の指導で悩んだことがありました。
ある先輩先生は、
「掃除も、率先して手本を見せる。
それが、生徒の心を動かす」
ある先輩先生は、
「俺は掃除は手伝わない。
掃除すると全体を監督できないから」
どっちがいいのか?
今考えると、そのときの自分は、
表面の部分しか見てなかったのかな、
と思えます。
ちょうど、最近、勉強している本に、
町丸さんの行動を非常にうまく表現している
部分を見つけましたので、書いておきますね。
〜〜引用(一部要約してあります)〜〜〜〜〜〜〜
これまで様々な人材育成プログラムが開発され、
行われてきましたが、その成果はあまり芳しい
ものではありませんでした。
その理由は、人材育成の前提条件に問題があったのです。
その前提条件とは、
「先生は人間的に成熟しているが、人間的に未熟である」
あるいは、
「上司は正しいが、部下は間違っている」
ということです。
この前提を基に、効果的な方法を、パターンに分けて分析し、
その分析に基づいて様々な方法が考えだされました。
でも、思ったような人材を育成することができませんでした。
人材育成は、テクニックで行おうとすればするほど、
難しくなってきます。
人が最も影響力を受けるのは、テクニックではなく、
自分のまわりの他人の生き方です。
人は、人によってしか、育てることはできません。
「メンタリングマネジメント
」福島正伸著 より
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
先の私の例で言うと、
掃除を手伝う、手伝わないは、どちらでもいい。
ポイントはその他の部分で、
自分の生き方、考え方の部分で、
「どう生徒の心を動かす態度を見せられるか」
ということなのか、と思いました。
要は、その他の自分の行動の部分で、
言っていることを納得させられるか、
がポイントになる、ということなのかな、と。
『言行一致』
言うは易く、行うのは難し。
でも、見習わねば(汗)。
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