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●05年8月24日(水)
教える者として
今回の新オフィスの下は、商業ビル。
テナントが入っています。
お、なんか面白そうな店、発見!
健康チタングッズの店でした。
日系の店らしく、
説明も日本語が多い。
そして、店員さんが、素晴らしい。
「持ち上げてみてください。
これを付けると、ほら、軽いでしょ?」
「肩が凝るんですか?
それなら、このテープをここに貼って、
痛いですか?じゃ、ここですね」
「ちょっと長すぎますか?
ほら、こうして、こうして、
この長さならオシャレでしょ?」
これは、もう、専門家ですね。。
すばらしい説明です。
でも、値段が…高いんだよなぁ
え?
師匠、買うんすか?
いつも買いますよね…(あきれ顔)
「たしかに、肩、ラクなんだよ♪」と嬉しそう。
昨日もスタバのカップを
新人の子が一生懸命説明してくれたから、と、
買ってたし。
聞いてみました。
「だってさ、のむてつさん、
わかるんだよ。彼らの気持ちが。
サービスマインドなんてものを教えてて、
申し訳なくなることがあってさ。
【一生懸命サービスすれば、良いことがある】
って、彼らには思ってもらいたいから。
現実には、必ず良いことがある、とは限らない。
くじけそうになるんだよね。
僕も現場にいたから、それが、わかる。
だから、買いたくなっちゃうんだよ」
そうですよね…
研修のときに、
「最初の20日が大切です!」
「仕事が好きになるようにさせましょう!」
「ここで働くことが楽しい、と思わせましょう!」
と教えている。
でも、じゃあ、自分は?
研修を離れたときに、
どれくらいそれを大切に考えているか?
仕事以外の部分で、
自分の本性がにじみ出る…
そして、師匠。
「あれ、見て。
あの子、お湯を入れてくれてるでしょ。
ああやってさ、田舎から出てきた女の子が、
青筋立てて、重いヤカンからお湯を注いでくれてる。
あれを見て、
『いいなぁ。がんばれよ〜』
と思えない奴は、
この仕事をやっちゃダメなんだよ」
ズシリッと、心に。
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