|
|
|
●11月23日(水)
『就社』『就職』
ある日本人の方が、ボソッと言った言葉に
考えさせられてしまいました。
「日本人って、入社前に会社のことを考えるじゃないですか。
中国人って、入社後に会社のことを考えると思うんですよ。
『入ってみたけど、さあ、これからどうしようか?』って。
日本人は、会社研究をするけど、
中国人はそれが少ないと思うんです。」
中国で研修の仕事をしていて思うのですが、
やっぱり、中国人の方(特に会社員)の仕事観って、
日本の契約社員やパート・アルバイトに
似ている気がするんですよね。
最初から、終身雇用をあてにしていないし、
他に給料の良い仕事を常に探してますし、
あまり、会社に対して帰属意識がない。
こういう状況に対して、
「中国人は、『就社』ではなく、
『就職』するんです」
というふうに説明してある本もありますが、
なんか、ちょっと違う気がするんですよね。
というのも、『職人』を目指す人が少ない
感じがするからです。
転職の際に、職種も、ガラッと変えてしまう。
また、みんな、いつの日か、
現場の『職』(=仕事)を人に完全に任せてしまって、
自分は指示だけして儲けることを夢見ている。
中国人の友人が、
「いつか、自分で服屋をやりたい!」
と言うときは、大部分の人が、
自分が店頭に立つことは考えてないことからも
そんな気がします。
ということは、『就職』も、していない。
結論としては、こういうことなのかもしれません。
━━━━━━━━━━━━━━━━
仕事に楽しみを見出していない
━━━━━━━━━━━━━━━━
『就社』の楽しみ(一人ではできないことをみんなで実現する)も、
『就職』の楽しみ(一つの仕事を極める)も、
誰も教えてくれないから、なのかもしれません。
ということなので、
やはり、
今の自分のやっている仕事は
価値があるはずだっ!!
と自分で自分を励ますのでした(笑)。
|
ちょろ中掲示板に一言残す(←ありがとうございます!)
|
|
|
|
|