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貴州省凱里から黄平県へ
2008年4月18日
さあ、今日は、凱里から北上し、「黄平県」を目指します!
(↑この地図、拡大とか縮小できますから便利ですよ。凱裏を探してみてください)
黄平県は、地球の歩き方によると、
「凱里の北約60kmにある。凱里からは長距離バスで約1.5時間。
城内には簡易ホテルがあるが、凱裏が近いため、観光客の多くは凱裏に宿泊している。
また、主な観光ポイントは山の中にあるため、個人で移動するのは無理。
凱裏で日帰りツアーに参加するか、旅行会社で車とガイドを雇うことになる
」
とのこと。
※あまり関係ない話ですが、ここで初めて「凱里」が、日本語で書くと「凱裏」である
ことに気づく。(笑) もう作っちゃったページは、面倒なので、直しません(笑)。
中国語では、「凱里」だし。
昨日、凱里から黄平までバスがあることは、確認しましたが、
少数民族の村に行くのは、車をチャーターしたほうがいいとのことなので、
まずは、昨日の旅行社に行ってみることにしました。
ひょっとしたら、当日でも、OKかもしれませんもんね。
さあ、朝8時から、はりきって出発です!
凱里の一番の繁華街のところには、
こんなのが掲示されていましたよ。
凱里にも聖火が来るんですね!
さてさて、朝の凱里の様子は、こんな感じでした。
このへんは、営盤路と詔山北路の交差点、「小十字」と呼ばれる場所。
(ちなみに「大十字」は、北京路と詔山路の交差点。
一番の繁華街だから「大」なんですかね。で、「小十字」は、二番目ってことかな?)
そうそう。前に、カゴを背負っているおばちゃんがいるじゃないですか。
これって、私の嫁さん(貴州人)の話では、四川省のほうの人がよく使っているカゴらしいです。
道具入れたりとか、小さい子供を入れたりします。
私の住んでいる貴陽でも結構、このカゴを背負った人は、見かけるんですよ。
さて、旅行社に到着。
朝、8時半、見事に、閉まってます・・・。
やっぱり、そんな早くから働くわけないですよね(笑)
「ひょっとしたら、当日でも車チャーターできるかも♪」
なんて淡い期待は、はかなく散りましたとさ。
ハイ、何事もなかったかのように、バスターミナルを目指します!(笑)
『地球の歩き方』に、個人で移動するのは無理って書いてあったんですが、
「まー、中国語もわかるし大丈夫でしょ」という軽いノリで、行ってしまいます。
(だって、せっかく来たんですもんね。あきらめるなんて、もったいない!笑)
バスターミナルに到着。
黄平までの切符を買うと、まだ出発まで50分ほどあります。
じゃ、朝飯でも食いますか、ということで、
豆乳&揚げパンを購入。
でも、近くに、もっと良いにおいを出している店を発見!
で、朝からラーメンですっ♪
においだけではなく、この細麺に、
見た瞬間に、心惹かれてしまいました。
私の住んでいるところの近くは、
「米粉」(ミーフェン)と呼ぶ、白くて、コシの無い麺ばかりなので、
この麺を見て、「おお!日本だ!」と思い迷わず、注文!
これ、ほんと、おいしかったです。
店の中を見て、ナットク。
そりゃ、おいしいはずですよ。
だって『C級単位』ですもん。
・・・って、ウソです(笑)
友人と二人で、
「C級って良いのか悪いのか、わからんな(笑)」
と笑っていたのでした。(実はあとで調べたら、衛生度のランクのようです)
あっ、でも、ラーメンが美味しかったのはホントですから(笑)。
では、無事、朝食も済ませましたし、
バスに乗り込みましょう。
バスターミナルの奥には、こんな感じで、バスが並んでおります。
(行き先が、全部、フロントガラスに書いてあるんですね)
で、自分たちの乗る黄平行きのバスを探してみると・・・・バスがいない?!
黄平行きのバスが見当たりません。
「黄平行きのバス、どこですか?」
と他のバスの運転手に聞くと、
「あ?あー、あっち、あっち」
うっとおしそうに答えます。
あてにならなさそうだな〜、と思いつつ<
その方向に行って、探しますが、やっぱりない(苦笑)。
また別の運転手に聞くと、別の方向を指して、
「あっちだよ、おまえ」。
・・・(涙)。
ほんと、こういうときの「あっち」って
当てにならないですよね(苦笑)。
しかし、
ここで、ふと気づく。
「黄平って、近いから、途中下車なんじゃない?
だから、バスのフロントガラスに地名が書いてないんじゃない?」
ハイ、正解(笑)。
無事、バスに乗り込めたのでした。
では出発です!
30分ほど走ったところの景色。
山は岩山なんですよねー。
そして、山の下には、段々畑があります。
しばらく、のどかな景色が続きます。
この写真なんか、段々畑がわかりやすいですかね?
今、写真を見ていて、気づかれた方いますかね〜?
私、走っているバスの中から撮っているんですが、
手前の砂利は、道路の端。
・・・・わかります?
そうなんです!
ガードレールがないんです!(笑)
まぁ、簡単に言えば、すぐ下は「崖(がけ)」なわけです。ひゃー(笑)。
低いところを走っているときは、大丈夫なんですけどね。
この風景、日本と似てますよね。
少し町っぽいところ。
この写真、かなり汚い後ろのガラス越しに撮ったんですが、
意外なくらいキレイに撮れてますよね(笑)。
バス内は、こんな感じです。
今、写真を見ていて気づいたのですが、このバス、『鳳岡』行きですね。
そんな遠くまで行くんですね。時間がある方は、上の地図で探してみてください(笑)。
黄平からほぼ真北、150kmくらい先です。
さあ、町を抜け、また山に入っていきますよ〜。
出発して1時間くらい。
このへんから、
山をガンガン上っていきます。
山に入っても、ガードレールは、ありませんぜ!(笑)
ガードレールがなくて、しかも、中国のあの運転ですからね。ほんと、怖いっス(笑)。
そう。このへん、川がオレンジ色だったんですよ。
岩山、岩山、岩山です。
道はこんな感じで、続いていきます。
オート三輪も、がんばってますよね(笑)。
さっきは、後ろ側だったんですが、
こちら、前の景色。
おっと、乗り出して、撮ると、あぶないッス。崖だから(笑)。
おっ、橋が見えてきましたよ。
さっき、遠くに見えていた橋。
この橋を渡って、それからは、『重安』までは、川沿いを西に走って行きます。
(ただ、なぜか、上の地図には、川沿いの道は載ってません)
え?なんで、そんな地名知ってるの?って?
いやー、『重安』。
あとあと、思い出の場所になるからです(意味深)。
さあ、橋を渡りますよ。
右の建物は、今後観光地にするんでしょう。
キレイなんですが、キレイすぎて、逆に、あまり、ありがたく感じませんでした(笑)。
それより、川がキレイですよね〜♪
少し走ると、また川沿いには、段々畑です。
このあたりの景色、すごくキレイで、
なんとかして、上の山頂と、段々畑と、川を一緒に撮りたかったんですが、
う〜〜む、この写真が限界!
写真だと、やっぱり、あの雄大さが伝わらないですよね〜。残念。
川で何かしてました。
何やってたのかなー?
このへん、もうすぐ、重安になるくらいのところです。
地図にある、『平地村』というとこかな、と思うんですけど、違うかもしれないです。
少し住宅地っぽくなっていました。
そう!
水車があったんですよ。
このへんの景色は、また帰りにも紹介しますので、お楽しみに〜。
さあ、重安鎮に到着しましたよ!
さあ、ここからは、さきほどの大きな川を離れて、北上していきます。
ここまで、所要時間1時間10分。
目指せ!黄平、です!
(貴州省凱里から黄平県へその2に続く)
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