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47.上海人の言い分
04年2月3日(火)
最近、新しい事務員採用のために動いてます。
とりあえず、私達が求めている人の条件は、
1.日本語で電話が取れること
2.パソコンで文書が作れること
3.感じが良いこと
この3点でした。
でも、実際に書類を見たり、面接したりしていると、
どんどん追加条件が出てきてしまうんですね。
特に建前ではない部分が(笑)。
私のところには、北京人と上海人のスタッフがいるので、
その点、非常におもしろいです。
うちの北京人は、学歴にこだわります。
日本語も完璧な人で、採用がほぼ確定している人がおりました。
以前からアルバイトとして働いてくれていたので、信用もあります。
ところが、我々の思い違いからか、学歴が思っていたのとは
違ったのです。
それまでは、その人をホメちぎっていた北京人、
ガラッと態度が変わり、「あの人では不安だ」と(笑)。
最終的には、その人を採用することに決定したのですが、
納得させるまでに3日間かかりました。
上海人はもっとこだわりがあります。
なんといってもホームグラウンドですからね。
日本語そこそこ、パソコン堪能の人が来ました。
上海人が一言、「でも、この人、○○省だからねぇ」
私が理由を尋ねると、「採用のときに余分にお金がかかるから」。
档案(ダアン)の取り寄せ、社会保険の支払など、
上海人に比べて、費用がかかる、と。
もう全然、受け入れないんです。
まだ何か、もっと別の理由がありそうな感じがしたので、
さらに突っ込んでみました。
すると、
「田舎の人は、信用できない」と(笑)。
言い分は、こうでした。
「事務員と言っても、お金を扱うことがあるのだから、
持って逃げられたりしたら困る。
上海人なら、住所もわかっているから、
家まで行って、取り返すこともできる。
でも、地方の人は、逃げてしまったらどうしようもない。」
身分証にも履歴書にも住所があるやん?と私が言うと、
「身分証も履歴書も、偽物やウソが多すぎて、信用できない」と。
う〜ん、たしかにウソが多いのは、そうなんですけど‥‥‥。
なんか、私としては気持ち的に『?!』。
でも、実際、上海では、不動産屋に行って、部屋を借りるときも、
この同じ理由で、上海人以外は、保証金(敷金)が倍になるんです。
納得いかないです!!
あ、そっか。
私自身も、海部郡(アマグン)というところに住んでいて、
名古屋人から『カワムコウ(川の向こう側の意)』と言われてきた
コンプレックスかも。
まぁ、当然、ここまでひどくなかったですけどね。
田舎人がもっと頑張れる環境があればなぁ‥‥。
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