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ミライノカードゴールドの海外旅行保険と海外旅行での使い方のコツ

ミライノカードゴールド
ミライノカードゴールド付帯の海外旅行保険はゴールドカードの中でも1、2を争う内容の良さ

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※2023年11月まででミライノゴールドは新規募集終了。残念。
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ミライノカードは、終了するSBIカードに代わって、住信SBI銀行が2017年11月に新しく出したクレジットカード。

昔のSBIゴールドは海外旅行保険の内容が良いカードでしたが、それを引き継いだミライノカードゴールド(以下、ミライノゴールドと表記)の海外旅行保険も素晴らしい内容です。

海外旅行保険の補償額で見ると、ゴールドカードの中でもトップを争うレベルのおトクさ。保険は非常に充実しており、おすすめのカードです。

ただし、SBIゴールドとは違い、保険の条件は「自動付帯」です。2021年2月から「利用付帯」に変更となりました。

海外に3ヶ月以上滞在する長期滞在者は利用付帯裏技が使えるので、3ヶ月以上の海外滞在をする人には、とても良いカードです。

家族もカバーする保険付きカード比較表でおすすめ1位の「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(以下、セゾンゴールドアメックスと表記)」(年会費1万円)と海外旅行保険だけで比較すると、↓こんな感じ。

セゾンゴールドアメックスとの比較
家族特約(子供/家族の保険)の補償額ではセゾンゴールドアメックスの勝ち、
カード会員自身の保険の補償額ではミライノゴールドの勝ち、
年会費の安さではミライノゴールドの勝ち

という感じで、子供の保険の手厚さを取るか、コストの安さを取るか、の選択になります。(下で詳しく比較します)。 子供の保険内容よりも、年会費の安さを重視する場合は、ミライノゴールドがおすすめです。

保険以外も含めた、SBIゴールドからミライノゴールドへの主な変更点は、↓こんな感じです。

SBIカードからミライノカードへの変更点
●ゴールドが自動付帯になった
●ネットからの繰上返済ができなくなった
●家族カード発行ができなくなった
●ドル決済ができなくなった
●締め日、引き落とし日の自由設定ができなくなった
●マスターカードが選べなくなった

このページでは、そんなミライノゴールドの海外旅行での使い道を分析していきたいと思います。

※ミライノカードは4種類、5枚あります。

ミライノカード(JCB/マスター):年会費900円(税抜)、利用付帯、家族特約あり、病気は保険対象外
ミライノゴールド(JCB):年会費3000円(税抜)、利用付帯、家族特約あり
ミライノカードトラベラーズゴールド(マスター):年会費1万円(税抜)、自動付帯、家族特約あり、空港ラウンジ利用可
ミライノカードプラチナ(JCB):年会費2.5万円(税抜)、自動付帯、家族特約あり

ミライノカード、ミライノカードゴールド、ミライノカードトラベラーズゴールド、ミライノカードプラチナ
※JCBはJCBカードから、マスターはライフカードから出ています。

レギュラーカードとプラチナカードは他のページで解説しています。

ゴールドと、トラベラーズゴールドの比較はこちらでしています。

ミライノゴールドは、こういう人向け

●子供の保険はそこそこの額でいいので、年会費を安くしたい人
●長期海外滞在者(3ヶ月以上)。半年以上なら必須
●自分自身以外でも、子供や家族が子供や家族が長期留学など長期滞在をする予定がある人
●18歳未満の子供がいる人
●海外赴任など家族で長期滞在の予定がある人

こういう人には向かない

こういう人には、ミライノゴールドは向いていません。他のカードをおすすめします。

●家族の保険は、できるだけ多く欲しい人
 ⇒家族の治療費用限度額がゴールドカード最高の300万円である、セゾンゴールドアメックスをおすすめします。
●年会費無料のカードを探している人
 ⇒年会費無料カードはこちらへ
●外貨両替でお得なカードが欲しい人
 ⇒ミライノカードではネットからの繰上返済ができなくなったので、こちらのサイトで紹介しているセディカナードがおすすめです。

海外旅行保険の補償額

ミライノゴールドの海外旅行保険は、補償額で見ると、非常に良いです。5段階評価で言えば、最高評価の「5」です。ただし、家族に対する補償額は少し減ります(平均から考えれば十分高いですが)。

※保険は利用付帯で、保険期間は最長3ヶ月間。引受保険会社は三井住友海上。配偶者や子供の保険もカバーする家族特約付き。

本人補償額
傷害死亡/後遺障害 5000万
傷害治療費用 500万
疾病治療費用 500万
携行品損害  50万
賠償責任   5000万
救援者費用  300万

家族特約対象者の補償額
傷害死亡/後遺障害 1000万
傷害治療費用 250万
疾病治療費用 250万
携行品損害  25万
賠償責任   2500万
救援者費用  150万

基準としては、「年会費無料カードの中で一番海外旅行保険が充実しているカードが治療費用が200万円(保険は本人のみ)のレベル」です。そのことを考えると、ミライノゴールドの治療費用は500万と高く、家族の治療費用も250万円なので、付帯保険の充実度が、よくわかりますね。

参考記事:ゴールドカード海外旅行保険比較表

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※2023年11月まででミライノゴールドは新規募集終了。残念。
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ミライノゴールドの家族特約は、配偶者も同居の親も対象なので、家族カードを発行しなくてもOK

ミライノゴールドの家族特約は、家族特約の範囲が広く、↓このような感じで同居の家族全員をカバーできます。(配偶者や親は家族特約の対象外のカードもあるので、これはメリットです)

配偶者・同居の親もカバーする家族特約

ミライノゴールドの家族特約の詳細は、↓こうなっています。

ミライノゴールド公式サイトより
対象となる家族の範囲
①カード本会員の配偶者
②カード本会員またはカード本会員の配偶者と生計を共にする同居の親族
③カード本会員またはカード本会員の配偶者と生計を共にする別居の未婚の子

家族特約でカバーされるので、配偶者や同居の親族のぶんの家族カードを、保険を得るために発行する必要がありません。ミライノカードはすべて、家族カードを発行できないので、家族特約の対象の範囲が広いのは、助かりますね。

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※2023年11月まででミライノゴールドは新規募集終了。残念。
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保険条件は利用付帯。保険期間は3ヶ月

カード付帯保険の条件には二種類あります。

①自動付帯:海外へ行くと自動的に保険が有効になる
②利用付帯:海外旅行の交通費などをカード払いすると保険が有効になる

自動付帯と利用付帯の比較

ミライノゴールドに付帯の海外旅行保険は、有効にさせるための条件がある「利用付帯」。つまり、その海外旅行にかかわる飛行機や公共交通機関の支払いをカード払いしたときのみ、保険が有効になります。(これに対し、何もせず海外へ行くだけで有効になる保険は「自動付帯」と呼びます。参考記事)

保険付帯カードの条件付きと条件なし

利用付帯は一見、面倒に見えるのですが裏のメリットがあります。「海外に行ってからの交通費カード払いは、支払い時点から保険が有効になる」という特徴があるからです。

この特徴を利用することで、普通は「出国から3ヶ月間」しか使えないカード付帯保険を、↓このように延長させることができます。これが、私が「利用付帯裏技」と呼んでいるものです。

ミライノゴールドでも、↑この裏技がバッチリ使えます。しかも、この裏技は、カード会員である自分だけではなく、家族特約対象者も同じ条件で使えます。例えば、自分(=カード会員)が同行しない、子供だけの海外留学や、配偶者だけの海外旅行などでも裏技が可能なんです。

しかも、さきほど書いたように、充実の保険金限度額ですからね。その充実した保険が、家族に対しても使えるので大幅な保険料の節約が可能です。(節約の具体例はこちらに書いています)

他の「利用付帯裏技可で家族特約付きカード」との比較はこちらの記事に⇒家族も保険対象となる「家族特約」付き利用付帯裏技カード一覧

利用付帯裏技に関して、詳しくは、↓こちらの記事で解説しています。

ミライノゴールドはキャッシュレス診療OK

キャッシュレス医療サービスの仕組み

大都市限定になりますが、ミライノゴールドの付帯保険では、キャッシュレス診療が可能です。

キャッシュレス診療とは、「キャッシュレス・メディカルサービス」とか、「医療費キャッシュレスサービス」だとかの呼び名があるのですが、すべて同じです。要は、「現地の病院にかかったときに、保険会社が直接、病院に支払いをしてくれて、自分で支払いをしないで済む」というサービスです。

昔は、このサービスが無く、現地の病院では一度自分で支払いをし(立て替え払いをし)、その後、カード会社(保険会社)に領収書などと一緒に申請をする、という面倒な手続きが必要でした。その面倒な手続きが、ミライノゴールドでは不要になる、ということです。

※最近のカード付帯保険は、ほぼ9割くらいの保険付帯カードが、キャッシュレス診療可能になっています。

ただし、キャッシュレス可能なカードでも、保険会社との提携病院がない場所(たとえば田舎など)では、キャッシュレス診療は不可能で、まず自費で立替をして、それから保険金申請手続が必要です。

ミライノゴールドのキャッシュレス診療は家族特約対象者もOK

ミライノゴールドのキャッシュレス診療は、家族特約対象者もOKなのも嬉しいところ。多くのカードで「キャッシュレス診療は本会員のみで、家族特約対象者はダメ」なので、これもメリットと言えます。

キャッシュレス診療の使い方のコツ

私も上海滞在時代や海外旅行で何度か使ったので、キャッシュレス診療の使い方のコツを少し書いておきます。それは3つ。

キャッシュレス診療利用の3つのコツ
●体調が悪くなるかも、という段階で提携病院を聞いておく
●いきなり病院に行ってはダメ。カード会社に電話して病院を手配してもらうこと
●土日祝、年末年始など、カード会社が休みの日はキャッシュレス不可

いくら大都市でも、すべての病院が保険会社の提携病院であることはありません。もし飛び込みで病院に行ってしまうと、提携病院ではない場合、キャッシュレス診療サービスは使えないことになります。

なので、まずは提携病院がどこの病院なのか、を調べておく。提携病院が近くにないこともあるからです。そして、実際に病院に行きたくなったら、カード会社に電話して病院を予約してもらう。そうすれば確実にキャッシュレス診療をしてもらうことができます。

※以前は「健康なうちに提携病院を保険会社に聞いておくと安心ですよ」と読者さんにはアドバイスしていたのですが、2016年7月と8月の調査で、いくつかの保険会社で提携病院を教えてもらうのを断られました(涙)。理由はここでは割愛しますが、「本当に体調の悪いときしか提携病院を教えてもらえない」ということがあることは覚えておいてください。

キャッシュレス診療はカード会社に会員確認が必要

そして、3つ目のポイント、「土日祝、年末年始などはキャッシュレス診療不可」について。キャッシュレス診療のためには、保険会社は「その人がカードの持ち主だ」という確認が必要です(上の図の①')。普通は、その確認は1、2時間で済みます。ですが土日祝などはカード会社が休みで確認が取れません。だからキャッシュレス不可となってしまうのです。覚えておきましょう。

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※2023年11月まででミライノゴールドは新規募集終了。残念。
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ミライノカード トラベラーズゴールドとの比較

2018年4月に新登場した、ミライノカードのもう一枚のゴールドカード「ミライノカードTravelers Gold」と比較してみました。付帯保険については利用付帯か自動付帯かの違い。年会費とラウンジ利用でも違いがあります。

ミライノゴールドと、ミライノトラベラーズゴールドの比較

ミライノゴールドカードミライノカード
GOLD
ミライノトラベラーズゴールドミライノカード
Travelers Gold
国際ブランド JCB Mastercard
年会費(税込) 3300円 1.1万円
年会費無料
条件
年間100万円
以上の利用で無料
なし
家族カード 不可
(付帯保険なし)
入会資格 20歳以上。
学生不可
18歳以上、
収入のある人。
大学生/専門学校生可
入会制限 どの銀行でも
引落し可
住信SBIネット銀行
口座所有者限定
(この銀行は海外在住者は口座所持禁止)
海外旅行保険
条件
利用付帯
利用付帯裏技
自動付帯
海外旅行保険
補償額
両者、基本的に同じ
家族特約 あり。
家族もキャッシュレス可
あり。
家族はキャッシュレス不可
受託手荷物
遅延保険
なし 最高10万円
引受保険会社 三井住友 あいおい
ニッセイ同和
ショッピング保険 同じ
国内旅行保険 同じ
空港ラウンジ なし 多数利用可
住信SBI
ネット銀行特典
同じ(2ランクアップ)
付与ポイント ミライノポイント スマプロポイント
(住信SBIネット銀行
のポイント)
ポイント還元率 スマプロポイントに交換で1.0%、支払総額から
減算なら0.5%
国内利用なら0.6%、海外利用なら1.2%

↑利用付帯が面倒に感じなくて、ラウンジ利用に興味がないは、年会費3300円のミライノゴールドで良いですね。

おすすめ1位のセゾンゴールドアメックスとの比較

家族特約が付いていて、一番保険が充実しているセゾンゴールドアメックスと比較してみましょう。一番の比較ポイントは、治療費用限度額と、年会費額の違いですね。

セゾンゴールドアメックスとミライノゴールドとの比較

  saison-gold-amex-s
セゾンゴールドアメックス
ミライノカードゴールド
ミライノカードゴールド
年会費
(税抜)
1.1万円 3300円
国際ブランド アメックス JCB
保険付帯条件 利用付帯 利用付帯
利用付帯裏技 ×





  本会員 家族 本会員 家族
傷害死亡/後遺傷害 5000万円 1000万円 5000万円 1000万円
重要★
傷害・疾病治療費
傷害
300万
疾病
300万
傷害
300万
疾病
300万
傷害
500万
疾病
500万
傷害
250万
疾病
250万
賠償責任 3000万円 3000万円 5000万円 2500万円
携行品損害 30万円 30万円 50万円 25万円
救援者費用 200万円 200万円 300万円 150万円
キャッシュレス診療
家族特約の範囲 子供○、配偶者○、同居の親○ 子供○、配偶者○、同居の親○
家族カード年会費 年会費1000円* 家族カード不可*
航空機遅延/ロストバゲージ保険 あり なし
手荷物無料宅配 帰国時 なし
備考 セゾンゴールドアメックス詳細ページへ ●*家族特約で配偶者や同居の親もカバーできるので家族カードは不要

上にも書きましたが、

●家族の保険の充実度ならセゾンゴールドアメックス、
●年会費の安さならミライノゴールド、

という感じですね。

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※2023年11月まででミライノゴールドは新規募集終了。残念。
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ミライノカードは家族カードを発行できない

ミライノカードに変わったことで、がっかりしたことの一つが、この「家族カード発行不可」です。ミライノカードでは、レギュラーカード、ゴールドカード、プラチナカード、3つともに、家族カードを発行できません。

ですので、普通のカードで使える「家族カードを作って、その家族に海外旅行保険を与える」という手段が使えません。

この「家族カード発行不可」という部分は、他のカードと違うので、要注意ですね。

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※2023年11月まででミライノゴールドは新規募集終了。残念。
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他の保険内容⇒航空機遅延/ロストバゲージ保険ナシ

ショッピング保険(買物保険)は海外のみで少ない

カードで買った商品が故障した場合に補償してくれるショッピング保険(買物保険)は、期間90日で年間50万円までです。この買物保険は少し低いです。

航空機遅延/ロストバゲージ保険ナシ

航空機遅延/ロストバゲージ保険は、ミライノカードゴールドには付帯していません。ライバルのセゾンゴールドアメックスには付帯していますから、その点では、負けています。

ただし、この補償は、条件が厳しく、実際に使えるケースは、そこまで多くないので、なくてもいいでしょう。「飛行機遅延は4時間以上の遅れor欠航」、「手荷物遅延は到着から6時間以上遅れ」、「手荷物紛失は到着から48時間以内に届かない場合」など、です。

また、もらえる保険金も、限定されています。出発便/帰国便の航空機遅延/欠航の場合に保険金がおりるのは待ち時間の食事代のみ。乗継便の航空機遅延/欠航の場合に保険金がおりるのは、ホテル宿泊料金、待ち時間の食事代のみ。ロストバゲージの場合は、衣類や生活必需品の購入費用のみ、です。

興味がある人は、↓こちらで詳細に比較しているので、参考にしてみてください。
参考記事:飛行機欠航/遅延・ロストバゲージ保険付きカード比較表(20枚以上)

その他のミライノゴールドの疑問点

ミライノカードゴールドの疑問点

その他の、ミライノカードゴールドに関する疑問点を調べてみました。

引落しは、住信SBIネット銀行の以外の口座でもOK

ミライノゴールドは、住信SBIネット銀行が発行するクレジットカードなので、引落しは、住信SBIネット銀行の口座しかダメなのかと思ったのですが、別の銀行でも大丈夫とのこと。

しかも、公式サイトを見ると、「住信SBIネット銀行の口座をお持ちではないお客さまでもお申込みいただけます」ということみたいです。

住信SBIネット銀行の口座は、海外在住者は申込できないので、これはありがたいですね。

海外在住でも日本の住所があればカード発行可能

海外在住の人がカード発行できるかどうか、というのは、カード会社によって対応がわかれる部分。でも、ミライノカードは、日本の住所があればOK、というスタンスのようです。

公式サイトには、こう書いてあります。

海外在住のかたで下記の申込条件すべてに該当するかたは、日本の住所でお申込みできます。
【海外在住の方のカード申込条件】
・日本に帰国する予定のあるかた
・日本国内の住所・電話番号にて申込みが可能なかた
・日本国内に連絡のとれる電話番号をお持ちのかた(ご家族の方のご連絡先で結構です)
・日本国内のお勤め先の電話番号にて在籍確認が可能なかた(海外赴任をされていても結構です)
・日本国内に本人名義の銀行口座をお持ちのかた(本会員としてのお申込みの場合)
https://help.netbk.co.jp/faq_detail.html?id=5058&category=1128&page=1

海外旅行に合わせて利用額の一時増額可能

海外旅行や結婚式、高額商品の購入に合わせて、カード利用額の一時増額サービスが使えます。ショッピング1回払い限定の増額です。「MyJCB」から申し込むことができます。

ミライノゴールドの欠点/デメリット

ミライノゴールドの欠点/短所

ドル決済ができなくなった

SBIゴールドのときは、住信SBI銀行のドル口座と結びつけることで、直接ドル口座から引落しする「ドル決済」ができたのですが、ミライノカードに変わったことで、ドル決済はできなくなりました。残念。

これで、日本の銀行のドル口座から、ドル決済できるクレジットカードは、なくなりましたね。デビットカードなら、唯一、ソニー銀行のソニーバンクウォレット(VISAのみ)だけがドル決済可能です。

ソニーバンクウォレットは、海外での買物で手数料がかからず、かなりお得なカードなので、ドル決済したい方には、おすすめです。

締め日、引き落とし日を選べなくなった

SBIカードのときは、締め日、引き落とし日は自由に選べました(引き落とし日を決めると、締め日は引落日の14日前に設定された)。それが、ミライノゴールドを含む、ミライノカードすべてで選べなくなりました。

ミライノカードでは、締め日が毎月15日、引き落とし日が翌月10日(土・日・祝日の場合は翌営業日)、と決められています。

マスターカードが選べなくなった

SBIゴールドは、国際ブランドはマスタカードのみでしたが、ミライノカードはJCBのみ。両替レートの良いマスターカードが選べない、また、JCBだと海外で使える店舗が減る、というのは、少し痛いです。

ミライノカードはJCB発行なのに「トッピング保険」は使えない

JCB発行のカードと言えば、JCBカード会員だけが加入できる「トッピング保険」がお得でオススメ(特に携行品プランがおすすめ)なのですが、残念ながらミライノカードでは、JCBトッピング保険は加入できません。

海外キャッシングするなら別カードを利用すべき

空港のATMで海外キャッシング

現地ATMで現地通貨が引き出せる「海外キャッシング」は、銀行や両替所での両替よりも、レートもお得で便利です。

ただ、ミライノカードゴールドでも、海外キャッシングは可能なのですが、手数料や利息を少なくするための繰上返済が、電話が必要だったり、少々面倒です。

以前のSBIカードならネットから繰り上げ返済が可能だったのですが、ミライノカードに変わったことにより、ネットからの繰り上げ返済ができなくなりました。残念です。

ですので、海外キャッシングする場合は、別のカードを作ることをオススメします。(私自身も、海外キャッシング専用カードとして、年会費無料のセディナカードを持っています)

海外キャッシングでお得なカードに関しては、こちらのサイトで比較しています。
参考サイト:国際キャッシュカード徹底比較

まとめ

以上、ミライノカードゴールドの海外での利用法でした。いろいろ書きましたので、再度、このカードに向いている人を書いておきます。

ミライノカードゴールドに向いている人

●子供の保険はそこそこの額でいいので、年会費を安くしたい人
●長期海外滞在者(3ヶ月以上)。半年以上なら必須
●自分自身以外でも、子供や家族が子供や家族が長期留学など長期滞在をする予定がある人
●18歳未満の子供がいる人
●海外赴任など家族で長期滞在の予定がある人

ゴールドカードは、年会費もかかりますし、気軽に持つこともできないのですが、このミライノカードゴールドは年会費も税込3300円と安いですし、海外旅行保険の内容も悪くない、おすすめカードです。

その年会費の価値は十分にあると思います。家族のいる海外旅行好きなら、作っておいて損はないカードです。

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※2023年11月まででミライノゴールドは新規募集終了。残念。
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[コツ]保険付帯カードは、まず「子供の保険が必要かどうか」で決めるべき
保険付帯カードを選ぶコツは、まずは「18歳未満の子供の保険が必要かどうか?」を決めること。

●子供の保険が必要 ⇒家族特約付きカード(種類少ない。年会費高い)
●子供の保険は不要 ⇒一般カード(種類多い。年会費安い)


となります。配偶者や同居家族がいても、18歳以上なら、家族カードを作ることで、同じ保険を持つことができるので、家族特約付きカードは不要です。

子供の保険が不要な人は、↓こちらの比較表をどうぞ。


海外旅行保険付帯クレジットカード比較表(子供がいない人向け)
海外旅行保険付帯クレジットカード比較表(子供がいない人向け)

(↑画像をクリックすると飛びます)

子供の保険も欲しい人は、↓こちらの家族特約付きカード比較表を。


家族特約付き海外旅行保険50枚比較表
家族特約付き海外旅行保険50枚比較表

(↑画像をクリックすると飛びます)

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のむてつ

のむてつ

元高校教師。公務員を辞め、上海に渡り起業。上海生活7年(現在日本)、国際結婚歴13年、海外ビジネス歴17年。もともと自分のために調べ始めたカード付帯保険ですが、ブログでまとめるようになって15年。2019年末で、読者からいただいた相談数が1,000件を超えました。今も海外滞在者の役に立つよう、情報を集め続けています。

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