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68.心機一転、部屋探し
04年5月6日(木)
新たな出発のために、
行ってきましたよ〜、部屋探し。
郊外とは違って、大変です〜!!
選択肢が多い&家賃が高いですからね。
なかなか即決というわけにはいきません。
実は昨日も不動産屋を調査に行ったのですが、
決められず。今日は、なんとしても決めたいところ。
でも、やっぱり、苦戦するんですよねぇ。
まず、最初の不動産屋。
店の外に張り出されている紙を見ていたら、
従業員の女の子が声をかけて来ます。
「これ、私の名刺です。
借りるんですよね?
どうぞ、どうぞ中へ」
店内に入ると、店員4人、全員で、
「いらっしゃいませ!!」
おおー、不動産屋も頑張っているんですね。
なかなか感じがいい。
しかも、ハイテク。
広さ、家賃などをパソコンに入力、
すると、条件に合った物件が検索でき、
部屋ごとに動画まで付いてるという親切さ!
ただ、一点だけ、
おいおい、なんで言った家賃より
勝手に高めに設定してんねん?
しかも笑顔で。
まあねぇ‥‥商売だもんねぇ‥‥
2つの部屋を見せてもらったのですが、
1つは家賃高すぎ。
もう一つはなかなか良かったんです。
広さも2人で住むのにちょうどいい。
大家さんも優しそうな夫婦でした。
ここ、なかなか良いなぁ、と思ったときでした。
ブレーカーを下げた瞬間、バチバチッと、床の隅から火花!!
大家、あわててブレーカーを上げ、振り向きざまに一言、
「没問題!!(問題ナシ)」
そんなあなたが、問題アリ(笑)。
結局、この地区は、全体的にちょっと高いような感じでした。
仕方なく、場所を移して、探してみることに。
さあ、ここは、さっきよりは、
少しローカル色が強いところです。
さっそく不動産屋発見!
おっちゃん&おばちゃん2人がしゃべってます。
「すんませ〜ん、2部屋で、
1800元より安い部屋って、あります?」
(約25000円)
「ない」
はい、終了。
さすが、中国。速いです(笑)。
次の不動産屋。
ここは、おばちゃん二人。
「すんませ〜ん、これこれこういう部屋あります?」
「あるよ、あるよ!ちょっと待ってなさいよ」
おおっ、ラッキー!!
意外に好感触です。
さすがのむてつ、おばちゃんに強い(笑)。
これは、どんどん言っておかないと。
「自分で仕事始めたばかりだから、
お金ないんですよ。安くて、広いとこあります?」
おばちゃん、ノートをペラペラめくりながら、
「そうなのかい?それは大変だねぇ。
おっ、あるよ、あるよ。2部屋で、月1300元(約18000円)。
どう?いいんじゃない?
とりあえず、ここに電話番号と名前書いてね。
おっ、あんた、日本人かい?やっぱりねぇ。
ちょっと違うと思ってたんだよ。ハハハハハッ
2人で住むって、奥さんかい?フフッ
え?違う?ガールフレンド?フフフフフッ
なんだい弟かい‥‥
(長いので省略)
上海来て、何年? えっ、一年?アッハッハッ
中国語わかるんだねぇ。ハハハッ
こっちのおばちゃんが、
日本語習ってんだよ。フフフフ
でもね、全然話せないんだよ。アハハハハッ‥‥」
あかん、このおばちゃん、
しゃべらせといたら止まらん。
「あ、あ、あ、あの〜、それで、
今日、その部屋、見れるんですか?」
「‥‥ハッハッハッ、えっ?何?
今日、部屋を見たい?
そりゃ、もう見れないよ、あんた。今4時半だもん。
明日おいでね」
うおぉーーー、なんだそれ!
今日で決めるつもりで来てるのにっ!!
もう帰る気マンマンおばちゃんなのでした‥‥。
約30分のロス!!
苦戦です‥‥。
さあ、のむてつは、今日中に決めることができるのか?
それとも敗れ去って、郊外からまた往復することになるのか?
(長いので、明日に続きます)
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