|
|
|
1〜50 〜100 〜150 〜200
35.04年4月10日(土)
上海にホレた理由:初上海その1
初めて上海に来たときの話です。
午前中が授業で、
午後がフリーという1週間の語学研修。
偶然一緒になったのは、3人でした。
中国語が少し話せる女の子、
中国語も英語も話せない男性、
そして英語が話せる私。
午後は、ずっと一緒に行動していました。
私が、上海に本格的にホレてしまったのは、
この3人で行動していたときでした。
私がインターネットで探してきた、
おいしいお店に行こう!ということで、
3人で出かけたんです。
そのとき、すでに上海4日目。
慣れ始めてきていたので、タクシーではなく、
地下鉄で行こうということになりました。
店の住所もプリントアウトしてきたので、
楽勝で行けるはず。
(上海の住所は、通りの名前に番地がついている
方式なので結構わかりやすいんです)
通りを見つけるのは、簡単でした。
行きたい番地は、○○路の742番。
ここは、1052だから、ちょっと歩かないといけません。
道に沿って、番地を確認していきます。
735、736、737、738、739、交差点があって、つづき、
あれ? なんで、750なの?
無いんです、742番。
740番台がスッポリと無い。
辺りを、さまようこと、20分。
見つかりません。
立っている警備員に聞いてみました。
「道の向こう側だよ」とのこと。
向こう側に行ってみました。
でも、やっぱり、無い。
今度は、歩いているおばちゃんに聞いてみました。
「う〜ん、よくわからないわね。地図ある?」
地図を広げて、道をチェック。
「え〜と、これが、この道だから‥‥」
すると、信号待ちをしていた全然関係ない3人グループが、
近づいてきて、地図を覗きます。
「あの道は、こっちの道につながるんだよ」
「いやいや、あっちじゃない?」
おおっ、いきなり参加です(笑)。
ボーッと、歩いていたおじいちゃんも立ち止まります。
「なんじゃ、この人だかりは?
あんたら、どこの人じゃ?」
そして、キキィーッと自転車の止まる音。
自転車で走ってきた人まで、
「何?どうしたの?
日本人が道を探してるって? ハハハハッ」(笑)。
結局、その人だかりでは、全然、結論が出なかったのですが(笑)、
3人とも、顔を見合わせて、
「上海って、いいねぇ‥‥」
という感じでした。
その後も、見つけられず、しばらくさまよっていました。
もうあきらめようか、と思い始めたころです。
タッタッタッと走る音。
振り向くと、さっき道を聞いた警備員。
「おーい、あんたら探してる店、あっちだよ〜!
ほら、あそこの裏側。わかった?じゃあね〜」
教えに来てくれたんですっ!
これには、ほんと感動。
嬉しかったです。
そういういろいろなことがあって、
無事に目的の店にやっとたどり着いたのでした。
だが、しかし!!
到着した店は‥‥
(明日に続きます。笑)
1〜50 〜100 〜150 〜200
|
ちょろ中掲示板に一言残す(←ありがとうございます!)
|
|
|
|
|